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「〜やん」というアダ名のヒトが妙に多い
小林サンなら「コバやん」、三郎クンなら「さぶやん」……ってな調子である。よくよく振り返って見れば、意外と東京では馴染みのないアダ名ではないか? おそらくコレは「〜やん」の直前に来る一文字(※「コバやん」なら「バ」)にアクセントを持っていく関西弁ならではの節回しが、標準語にはあまりしっくり来ないからだと推測される。「〜やん系」のアダ名って、関西人が大好きな親近感も増すイメージがする
たしかに関東では「~やん」というあだ名はあまり見かけない気もしますね。そのほか、母と娘の関係や、カップルの傾向まで、関西出身の著者の観察眼が光ります。
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「東京のイケメン」は、まず容姿端麗ありきで、たとえそのイケメンに致命的なコミュニケーション能力の欠陥があったとしても「イケメン」という評価は変わらない(=「残念なイケメン」と微修正されるだけ)。いっぽう「大阪のイケメン」は、容姿端麗と優れた笑いのセンスがセットになって、初めて「イケメン」と評価される。
「東京のイケメンは減点法で、大阪のイケメンは加点法で総合評価が決定する」という著者。この減点・加点の地域性は、たとえばファッションやビュッフェ形式のレストランでの振る舞い……などでもみることができるようです。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>東京と大阪で違う「イケメン」感覚。 評価方法にも地域性
電車が来たら、突然ドア付近に勢いよく集まって来る。マナーが悪いと思われるのも仕方がない。だが、その後をよく見て欲しい。ドアが開いたからと、我先に乗ろうとする人はほとんどいない。まずは、降りる人優先である。
降りる人のために両サイドに分かれる。みんなが降りてから、足早に座席を確保しに行く。その早さは、せっかちな大阪人ならでは。
だが、決してマナー違反をしているわけではない。降りる人のことを考えながらも、いかにすばやく席を取るかという、行動力の表れなのである。
そんな大阪人に対して、「列に並ばず、電車が来たら我先に乗ろうとする」と、批判するのが東京人。確かに大阪人のように、“席取り”に走るようなことはしないのですが、別の意味でマナーについてのギモン点があるかもしれないという著者の指摘です。
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