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まもなくW杯ロシア大会が開幕……ってなわけで、今日は私もサッカーについて書いてみようかと思う。とは言っても、オフサイドすらいまだよく理解できないレベルの、 さらには周囲でも盛り上がっている優勝国予想で「エリアAとかがある国だし、なんとなく強そうだなぁ〜」といった理由で「イタリア」を挙げ、赤っ恥をかいてしまった(※イタリアは今回不出場…とのこと)クラスの私が 、西野ジャパンの戦略的ビジョンや急所を語ったところで、それは下手すりゃあ無駄な炎上のタネともなりかねない。したがって、そんな私は日本代表DFの一人である長友佑都選手(31)のヘアスタイルについて言及してみよう。
『ねとらぼ』によると、代表合宿の練習に突如、髪をオール金色に染めて現れたらしい。金髪でかめはめ波のポーズなどを取った数枚の写真をSNSに投稿した長友選手は、自身のツイッターでその心境を次のように綴っている。
「スーパーサイヤ人になってチームを救いたい。。髪だけは明るく。。みんな笑ってくれよ。笑 どんな時も前を向いて進む」
こうやって、明るい話題に乏しいチームの状況を鑑みながら、
「似合ってないし、やるならチームが勝っている時にしたいし、薄毛気になっていたけど。。苦笑」
……と、自虐を交えつつのツイートも発信している。いやいや長友サン……案外似合ってますよ。そう声を大にして私はフォローしたい。また、もし本気で「薄毛が気になっている」なら、このヘアスタイルはベストチョイスだとも断言しておきたい。ビートたけしに所ジョージに小堺一機に……ビジネス上でそれが許されるのであれば、「金髪」は薄毛隠しのもっとも効果的な手段であるからだ。
昨今あらゆるメディアで話題となっている書籍『ハゲを着こなす〜悩みを武器にして人生を変える方法〜』(松本圭治/WAVE出版)には、こんなアドバイスが記されている。
「明るさの対比によって実際の色が違うように見える現象を『明度対比』といいます。これは実際の色の変化ではなく、目の錯覚による現象です。つまり、黒髪が頭皮の肌色を本来の色以上に目立たせてしまうのに対し、白髪や金髪は頭の地肌が透けて見えても、黒髪ほど気にならないのです」
しかも! 長友選手にとって、より有利に働いているのが黒ヒゲと濃いめの顔立ち。金髪にすることで額と髪のカラーがグラデーション化──それによって頭部の視覚的なインパクトが弱まり、他人の視線が集まる“顔重心”をヒゲと目鼻立ちへとそらすことができるのである(※存在感の強いメガネをかけるのも有効と聞くが、サッカー選手はプレイ中メガネはかけられない)。私くらいの年齢になってしまえば、ブリーチで髪の寿命を縮めてしまうのでは……なんて不安もあって、なかなかこの金髪作戦には踏み切れなかったりもするのだけれど、「いよいよ」という段階まで薄毛が進行すれば……一念発起でヤッちゃう可能性もなくはない。
さて。じつを申せば、この『ハゲを着こなす』──私のかなり近い友人が担当編集した新書であり、表紙を含むイラストも、私の草野球のチームメイトが描いたもので、とどのつまりが長友選手の金髪はダシとして使わせていただいただけの、単なる宣伝コラムでありました(笑)。
【関連書籍】
『ハゲを着こなす〜悩みを武器にして人生を変える方法〜』(松本圭治/WAVE出版)