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すき焼きを囲んだときに牛肉ばかり食って、他のみんなには野菜しか残さない輩を「ギュウハラ」と糾弾してみたり、「絶対気持ちイイから今度一緒に走ろうよ!」と誰彼かまわず執拗にハーフマラソンとかに誘ってくる輩を「ランハラ(ランニング・ハラスメントの略)」と陰口をたたいてみたり……なんて遊びは、それはそれで面白かったりもするのだが、この過剰な「ハラ・ハラ状態」が今後、仕事上にまでもっと及んでくるのなら、それはそれでマジうっとおしい……と、私は懸念する。
マタハラ、スメハラ、カラハラ、オワハラ…と増え続けるハラスメント。もしかして近いうちにあなたの身にも降りかかってくるかもしれません。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>増え続けるハラスメント、過剰な「ハラ・ハラ状態」の生きづらさ
「たまには後輩たちを誘ってメシでも……と思うんですよ。だけど、行こうと誘うと彼らは行きたくないのに無理強いされていると思うかもしれない。女性に対しても同じです。誘っていいのやら悪いのやら。前は気軽に誘えば気軽に来てくれたし、こちらが下心をもっていたとしてもそこをうまくかわしてくれた。だけど、今はあからさまに下心を指摘される。仕事関係はない場合、誘うときには若干の下心はありますよ、なかったら誘わない。だけど、そこを指摘されると男としてはつらい」
職場で、女性にちょと声をかけたら、セクハラだと訴えられるのではないか…と男性たちはビクビクしながら過ごしているようです。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>誘うことすらセクハラ…どうすりゃいいのと嘆く男性たち
加害者は、周囲に察知されないよう仕組みながらセクハラ行為に及びます。被害者が「自分はいま被害を受けている」と認識できず周囲にサインを出せなかったり、加害者が被害者に圧力をかけて沈黙を強いたり。ストレートな脅しでなくとも「誰かにいえば、君は職場にいられなくなる」「この業界で仕事ができなくなる」とにおわせるだけで十分──いえ、明白な上下関係があれば何もいわなくとも脅しは成立します。
セクハラを受けている本人は、もし訴え出たら仕事を続けられないかもしれない…などと考え、なかなか行動にうつせないもの。あなたの周りで「もしかして…」という状況を目にしたら、すぐに止めに入ってあげたいですね。
もっと詳しく知りたい方はコチラ>>「もしかして」からの行動を! セクハラ被害者の“か細い悲鳴”に気づいたら