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我が国のスーツやジャケットに見られるJIS規格での現行の表記体系は、着用者の
・胸囲
・胸囲とウェストとの「差寸」
・身長
を記号化して組み合わせたものです。
「92YA5」とは、「胸囲92cm、ウェスト76cm、身長170cm相当の、気持ち痩せ気味の方向け」という意味。ではその仕組みについて詳しく見ていきましょう。
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核になる数値は着用者の「胸囲の半分」をcmを省略して示したものです。なぜ胸囲の「半分」なのか? そう思われる人も多いでしょう。理由はジャケットを作成する時の型紙は「半身」のみで作図するためで、要は作り手側の都合をそのまま活かしたものです。
ヨーロッパサイズでは「46-8-R」は、「胸囲92cm、ウェスト76cm、おおよそ172cm~177cmの方向け(JIS 92YA6相当)」ということになります。これを知っておくと、ヨーロッパに出かけた際、現地での買い物がスムーズにできますよ。
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この2国は、他の諸国では既に殆ど用いられていない「あるもの」が未だに幅を利かせているのをご存じでしょうか?そうです、両国では度量衡の単位でメートル法ではなく、ヤード・ポンド法が未だに慣用されているのです。
UK/USサイズは、知っておくと確実に役に立つ表記体系なんだとか。「36R」は、「胸囲約91.5cm、ウェスト約76cm、おおよそ171cm~181cmの方向け」ということになるようです。
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