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チェリオ紹介の第2回です。ビタミン入り炭酸飲料を『バイオニックドリンク』と名づけるなど、盛ったネーミングがされた商品が多いチェリオ製品ですが、今回は映画や時事ネタから名前を考えたと思われる商品を紹介します。
1993年の初めごろ、頭が良くなるという触れ込みで、DHA(ドコサヘキエサン酸)入りの食品や飲料がたくさん販売されました。有名どころですと、キリンビバレッジの『力水』はご存知の方もいらっしゃるかと思います。
他のDHA入り飲料がビタミン入り炭酸飲料ベースだったのに対し、この品はコーラにDHAを配合していました。
コブラというと、シルベスター・スタローン主演の映画『コブラ』が思い出されますが、映画の内容とこのドリンクの関連は無い模様です。噛みつかれるような味でもありませんでした。
■これ大丈夫? 某有名映画と同名ドリンク
当時ヒットした、サントリーの『鉄骨飲料』と同じような、骨に有効な成分を配合した品です。
商品名はブルース・ウィリス主演の映画『ダイ・ハード』から拝借しているようですが、この品の発売当時、ブルース・ウィリスはキリンビバレッジの『ポストウォーター』のCMに出演していました。その人気に間接的にあやかっていたのだと思います。
■湾岸戦争が勃発…時代を反映した名称
この品は1991年初めに勃発した湾岸戦争での多国籍軍のイラク爆撃『砂漠の嵐作戦』を商品名にしています。キャッチフレーズは『戦う新飲料』でして、パッケージの迷彩柄も砂漠用の迷彩になっています。
どのような中身だったかというと、はちみつ入りのサイダーでした。一度だけ飲んだことがありましたが、砂漠の如き荒涼とした味でありました。