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温帯に属する国内エリアの中で、 屋久島は国内で積雪が観測される最南端の島 です。全面積の約9割を山岳地帯が占め、標高1,936mを誇る九州最高峰の宮之浦岳をはじめとする1,000m級の山々が連なります。このため標高の高いエリアでは冬に積雪が観測され、同じ島内で亜熱帯から亜寒帯まで幅広い植生が見られます。
島のそばを暖流の黒潮が流れ、風に舞った水蒸気が山にぶつかることで雨を降らせ、 「ひと月に35日雨が降る」といわれるほど気候は湿潤。 この気候によって一般的に樹齢が300年ほどのスギが1000年から数千年も生き続けています。
樹齢2000年とも7200年ともいわれる屋久島の中でも最大級の大木、縄文杉。 高さは約25.3m、幹の周囲は16.4m を誇り、見る者を圧倒するまさに屋久島の”主”であり、最大のパワースポットです。
なだらかなトロッコ軌道から急な山道を片道5時間かけてまっしぐら。ほとんどの人が縄文杉を鑑賞した後にとんぼ返りしますが、近くにテントを張って夜を明かすこともできます。 朝日を浴びて輝く縄文杉はまた格別。 時間に余裕のある方にはおすすめです。
映画『もののけ姫』の舞台に取り上げられたことで有名になった白谷雲水峡。静謐でうっそうと苔むした森に入って耳を澄ませば、妖精や木霊のささやきが聞こえてくるような気分になります。また、太鼓岩から見渡す新緑と宮之浦岳の眺望は疲れも忘れさせてくれます。4月上旬はヤマザクラが咲き乱れて最高に色づきます。
最大でも4時間ほどで回ることができ、 体力に自信がなくても気軽に屋久島の原生森を堪能できる スポットとして人気があります。
ヤクスギランドは原生林の中に設けられた森林公園で、山歩きのレベルに合わせたコース設定ができるため、 初心者から経験者まで幅広く楽しめます。 ヤクスギはもちろん、スギに絡むように育つヤマグルマや幹がひんやりした触感のするヒメシャラなど屋久島ではポピュラーな植物をひととおり観察できます。
屋久島の西側の海岸沿いに約20kmにわたって続く道路「西部林道」は、 うち15kmが世界自然遺産地域 に含まれます。「緑のトンネル」と呼ばれる日本最大級の照葉樹林道で、路上ではヤクシカがのんびりと歩き、ヤクザルがくつろぐ姿も見られます。動物はいつ飛び出してくるか分からないので、運転には注意しましょう。餌やりは禁止です。
https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1kTAir87SOyBwpFsYMlrkYVQHnzO_acQ&ehbc=2E312F
大川(おおこ)の滝は屋久島南西部にあり、「日本の滝百選」にも選ばれている名瀑です。屋久島イチ、さらに九州イチの落差88mを誇り、宮之浦岳から流れ出る清らかな水がゴツゴツした岩肌を豪快に滑り落ちるさまはまさに圧巻。滝つぼの近くに行くと、 全身に水しぶきと大量のマイナスイオンを浴びる ことができ、夏場のリフレッシュにはもってこいでしょう。
近くには「日本の名水百選」に選ばれている「大川湧水」という湧き水スポットがあり、混じり気のない冷え冷えの超軟水が飲めます。水筒かペットボトルのご用意を忘れずに持参してくださいね。
https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1441/
永田いなか浜島北部にあり、約800mにわたる白砂のビーチです。国内最大級のウミガメの産卵地で、産卵や孵化のシーズン中(5/1~8/31)、夜間(19:30~翌朝5:00)は浜への立ち入りが制限されています。産卵を観察したい人は「ウミガメ産卵の観察会」(期間:5月1日~7月31日、永田ウミガメ連絡協議会TEL:0997-45-2280)に参加しましょう。
近くにある「屋久島うみがめ館」では、ウミガメの生態調査や保護活動を行っており、亀の生態や産卵、ふ化について学ぶことができます。
屋久島灯台は屋久島西端、永田岬の断崖に立ち、東シナ海を照らす白亜の灯台です。1897(明治30)年の初点灯以来、屋久島近海を渡る船の安全を見守り続けています。内部には入れませんが、外観の撮影はOKです。島内屈指のビューポイントで、口永良部島の向こうに沈む夕日は絶景です。運がよければ沖合にイルカやクジラが見られるかもしれません。
https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1451/
屋久島には健脚向きで本格的な登山装備を身につけて登る山がいくつもあります。
宮之浦岳は屋久島のほぼ中央にあり、「洋上アルプス」の異名を持つ九州最高峰の標高1,936mの山岳です。群生したシャクナゲが6月上旬の山肌を淡い紅白色で彩り、モアイ像のような不思議な立ち姿の巨岩もあるなど見どころ満載です。
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黒味岳は標高1,831mで九州では6番目に高い山。頂上には巨大な花こう岩の塊が見られます。黒味岳登山の往復所要時間は7時間ほどで、宮之浦岳が厳しいという方に向いています。
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モッチョム岳は標高940mとそれほど高い山ではありませんが、「東洋のマッターホルン」とも呼ばれ、巨大な花こう岩が上に突き出た姿で知られています。急な上りが続く、屋久島屈指のハードな山ですが、山頂からの海岸線の眺めは格別です。
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黒潮の影響を受ける屋久島の海では、特に7月~10月頃がダイビングやシュノーケルのベストシーズン。美しいサンゴ礁の中、ウミガメに出合える確率も高くなっています。
照葉樹林の深い緑の中を穏やかに流れる安房川はリバーツーリングに最適です。ダブルブレードパドルで進むカヤック、大きめのボードに乗り、パドルを使って水面を進むSUP(スタンドアップパドルStand Up Paddle)のどちらでも楽しむことができるでしょう。水着やレインコートなど濡れてもいい服装で臨みましょう。
平内(ひらうち)海中温泉は海岸から源泉が湧き出る温泉で、1日2回、干潮の前後約2時間のみが海を眺めながらの入浴タイムです。干潮時刻は隣の種子島の時刻が気象庁の潮位表で確認できます。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=TJ
泉質は単純硫黄泉でリウマチや神経痛などに効果があるとされます。浴槽は大きく3つに分かれていて、それぞれ温度が異なります(熱めです)。 混浴で、脱衣所やトイレはありません。タオルを巻いての入浴はOKですが水着や下着着用は禁止です。また、入浴している人がいるときの撮影は厳禁です。 日常的に利用する島民がいますし、観光客の交流の場にもなっています。ルールを守ってお互い気持ちよく入浴するようにしましょう。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10710
湯泊温泉は浜辺に湧き出る温泉で、眼前に大海原の絶景が広がる露天風呂です。海から少し離れているため潮位を気にせずに入浴できます。湯はぬるめ、泉質は単純硫黄泉でリウマチや神経痛に効果があります。 男女を分ける簡単な仕切りはありますが、混浴と考えましょう。下着や水着での入浴は禁止です。
波打ち際にもうひとつ浴槽があり、平内海中温泉のように海と一体化して入浴することができます。昼間に海を眺めて温泉につかるのもいいですが、夜に波音を聞きながら星空を眺めるのもまた格別。6月にはホタルも飛んでいるそうです。
こちらも地元住民が利用していますので、入浴マナーを守りましょう。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10709
尾之間(おのあいだ)温泉モッチョム岳のふもとにある公衆浴場で、壁には尾之間地区の盆踊りで歌われる歌が屋久島の風景とともに大きく描かれています。
浴槽の床の石の隙間から49℃の源泉が湧き出ているので、熱いお湯が苦手な方は注意しましょう。 浴槽の湯はかなり熱めですが、浸かるコツは何度もかけ湯をすることだそうです。
約350年ほど前に地元の猟師に鉄砲で撃たれた大ジカが傷を癒したと伝えられる温泉です。泉質は単純硫黄泉で、登山客や地元住民の疲れを癒やしています。「浴槽に入る前には掛け湯をする」「タオルを湯船に付けない」といったマナーを守り、気持ちよく入浴しましょう。外には無料の足湯もあります。
https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1418/
屋久島を代表する地魚といえばゴマサバ。一本釣りしてすぐにゴマサバの首を折り、一瞬で血抜きを行い氷水で冷やしたものを「首折れサバ」と呼びます。「サバの生き腐れ」と呼ばれるほど鮮度の落ちるのが早いサバを刺身で食べるための工夫で、 島外に出回ることはほとんどありません。 脂を堪能するには刺身がイチバンですが、すき焼きのタレにくぐらせる「サバすき」も人気です。旬は11月~3月になります。
首折れサバが食べられるお店のひとつが島の玄関口、宮之浦港から歩いてすぐ近くにある「屋久島ふるさと市場島の恵み館」です。
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国内で水揚げされる7割が屋久島産といわれるトビウオ。一年を通じてさまざまな種類のトビウオが取れます。羽根を広げたようにした丸揚げはふっくらホクホクで、骨まで食べられ、観光客に人気!刺身や寿司のほか、すり身を揚げた「つけあげ(さつまあげ)」も絶品です。多くの居酒屋や食事処で食べられますが「いその香り」はおいしい地魚が食べられる店として人気です。
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文字どおり亀の手のような形をしたカメノテは、波のかかる岩場の隙間に張りついていて、国内に広く分布しますが、食べる習慣がある地域は限られます。屋久島では塩ゆでしたりみそ汁に入れたりして食べます。可食部は殻の中身で、エビと貝の中間のような濃厚な風味です。そんなカメノテが食べられる店のひとつが「地魚料理 若大将」です。
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屋久島に来たなら、何はともあれ、縄文杉を見に行きましょう。
まず島の東部にある屋久杉自然館までレンタカーやバス、タクシーで移動し、そこから荒川登山バスに乗り、荒川登山口まで向かいます。 縄文杉までの往復10時間、休憩時間や縄文杉を鑑賞したり写真を撮ったりする時間を含めると11時間程度 を見込んでおきましょう。
荒川登山口発の最終便は17時45分なので、荒川登山口には6時30分には到着しておく必要があります。 荒川登山バスの午前の便は5時、5時20分、5時40分の3本だけ ですので、乗り遅れないように注意しましょう。
弁当を食べ、準備運動をしたらいよいよ出発!最初の2時間半ほどはトロッコの軌道沿いに歩きます。1時間ほど歩いたら、かつて集落があった場所が見えてきます。休憩をはさんで約50分歩けば三代杉、そこから1時間ほどで大株歩道入口に到着しトロッコ軌道が終了します。
大株歩道に入り30分ほど歩けば、樹齢2000年以上といわれる巨大な切り株が出現します。アメリカの植物学者の名前を取ってウィルソン株と名付けられたその切り株に入れば10畳ほどの広さがあり、見上げれば切り口がハート型をしていて、心も和みます。
そこから50分ほどで大王杉という巨木が見え、休憩デッキがあるので昼食タイムにしてもいいでしょう。そこから2本の杉が合体した夫婦杉が見えたらラストスパート。正午前にはいよいよ縄文杉と対面できます。しばらく眺めていたいのは山々ですが、バスの最終便の時間を考慮し、正午過ぎには下山しましょう。
1日目が縄文杉までまっしぐらのトレッキングだとすると、2日目はとにかく森を味わうためのトレッキングです。白谷雲水峡は入り口までレンタカーで行けますし、バスも出ています。
8時30分頃に出発し、最初15分ほどは水のエリアです。花こう岩の割れ目を清流がダイナミックに流れ落ちる「白たえの滝」や「飛龍おとし」を眺めつつ進みます。江戸時代に切られた株の上に新しい杉が生えた「二代大杉」や根っこが特徴的な「三本足杉」、サクラツツジが着生した「奉行杉」から二股になって歩道をまたぐ「くぐり杉」と見どころが続きます。その先には水場とトイレがあるので休憩しましょう。
そこから少し進むと、「苔むす森」に入ります。小雨や雨上がりだと、コケがほどよく濡れていたり霧が立ちこめたりして、緑が深くなってより幻想的になります、
苔むす森で少しゆっくり過ごしたら、そこから急勾配の山道を30分ほど歩いて花こう岩の衣大きな岩、「太鼓岩」へ。屋久島のど真ん中の山並みを眺めて深呼吸し、「ヤッホー」と叫ぶと最高の気分を味わえます。
来た道を引き返すと、まだ昼下がりですから、そこから温泉に向かうのもいいでしょう。
白谷雲水峡トレッキングを午前中に終えれば、午後にダイビングやシーカヤックなど水のアクティビティを楽しむことができます。
穏やかな清流、安房川でシーカヤックをするならオプショナルツアーを申し込むといいでしょう。水着やレインコートを着用し、最初の30分ほどでガイドから基本操作のレクチャーを受けたらいよいよ乗り込みます。
下流から出発し10分ほどさかのぼると、川の両岸に照葉樹林が生い茂るエリアに突入。30分ほど漕いだら川の中洲があるので休憩。フタタに乗り込み、赤い橋の下をくぐると、ゴツゴツした岩肌が現れます。マグマによって隆起した花こう岩の熱によって変成したもので、屋久島の自然の雄大さを感じることができます。そこから河原で少し休憩し、引き返します。
ダイビングやシュノーケリングもツアーを利用するほうが安心です。戦闘機の残骸が沈み、多様な魚種を見られる一湊地区沖、黒潮の影響で美しい珊瑚礁が広がる栗生地区沖、イソマグロやロウニンアジなどの回遊魚が泳ぐ西部林道沿いの沖などがダイブスポットとして知られています。
レンタカーで島内の温泉巡りをしながらドライブをするのも屋久島の楽しみ方の一つです。まず、巨大な一枚岩の花こう岩でつくられた渓谷に約66mの高さから水が落ちる「千尋(せんひろ)の滝」からスタート。展望台からはやや遠景になりますが、迫力は十分に堪能できます。展望台には鐘があるので鳴らして帰りましょう。
次は尾之間温泉、平内海中温泉、湯泊温泉とはしごします。時間次第で一部は省略してもいいでしょう。平内海中温泉は1日2回の干潮時刻の前後約2時間に限られますし、脱衣所もトイレもなく、水着の着用は禁止でタオルと湯浴みのみ持ち込みOKの混浴なので、眺めるだけでパスという人もいるかもしれません。
昼食をとり、ひと休みしたら大川の滝へ。マイナスイオンで元気をチャージして、ペットボトルに湧き水をくんだら西部林道へ向かいます。西部林道では道にヤクシカやヤクザルが突然現れることがあるので、安全運転を心がけてくださいね。路上でくつろぐヤクザルの写真を撮ったら、絶景スポットの屋久島灯台、いなか浜へと向かいましょう。
湯泊温泉は24時間OKですので、夜間に入りに行ってもいいですね。
鹿児島空港から屋久島空港へは、日本エアコミューターが 1日5便、約35分 で運航しています。
鹿児島県外の空港からは伊丹空港と福岡空港からそれぞれ1日1便、日本エアコミューターによる運航があります。 所要時間はいずれも1時間20分前後 です。
高速船は鹿児島本港から宮之浦港、安房港に1日6便を運航しています(2023年10月1日時点)。 所要時間は最短で2時間 です。
フェリーは鹿児島本港南埠頭より1日に2便を運航しています(2023年10月1日時点)。 所要時間は4時間 です。
屋久島では「種子島・屋久島交通」と「まつぱんだ交通バス」の2社が運行しています。便数は多くないので、バスのみの移動する場合は入念に計画を立て、日程に余裕を持たせるなど工夫が必要です。
島内移動はレンタカーが便利です。9社が運営しており、各社によって送迎や配車のシステムが異なるので注意しましょう。また、 ハイシーズンはレンタカーが不足することがあるので、お早めの予約がおすすめ です。
「Sankara Hotel &Spa 屋久島」は屋久島産食材を使ったフレンチを味わう、全室バトラー付きのオーベルジュ型高級リゾートホテルです。縄文杉トレッキングツアーもホテル専属ガイドが案内します。
屋久島グリーンホテルは登山道にも近く観光の拠点として便利な立地でリーズナブルなホテルです。シングルルームもあるので1人旅にも対応。ホテル内に地元料理を出すレストランやコインランドリー、パソコンコーナーも完備しています。
「三岳」は屋久島の原生林に濾過された名水を使い、サツマイモと白麹で仕込んだ島名産の芋焼酎です。まろやかな味わいで、 芋焼酎独特の風味を持ちながらも爽やかな後味 が特徴。ロックもいいですが、お湯割りにすると、最後にさつまいもの香りが立ち上がってくるようです。焼酎が苦手な人や女性にも飲みやすいのも人気の理由のひとつです。
通常はコガネセンガンという品種の芋を使いますが、島内限定販売している三岳はジョイホワイトという品種で作っており、フルーティーでまろやかな味わいが人気です。三岳とは、屋久島の山岳「宮之浦岳」「永田岳」「黒味岳」の三つの山のことを指しています。
屋久島近海で取れたゴマサバをさばいて加工したサバ節やサバみそ、トビウオの燻製(くんせい)、だしを使った「飛魚ラーメン」などがご当地の食材を使ったお土産として喜ばれています。このほか、屋久島のトビウオを炭火で焼きあごにし、ココナッツミルクたっぷりのグリーンカレー風のスープにたっぷり入ったフィッシュカレー(レトルト)、ボトルにトビウオがまるごと1匹入った『屋久島 だし醤油の素』は家庭にある醤油を入れると「あごだし醤油」に進化します。
屋久島では寒暖差と豊かな霧が生まれやすい山間部でおいしいお茶が栽培されています。すっきりと澄みわたった美しい緑色と、 渋みが少なく旨味と甘みが強いまろやかな味わい が特徴です。ティーバッグのほうじ茶や紅茶、月桃茶のほか、パウダーにしたJAS認定取得のグリーンティーも人気です。世界遺産の豊かな自然に育まれた屋久島茶をお土産にいかがでしょうか。
数千年の時を経た大樹が森に生き続ける世界遺産・屋久島。
苔むす森に抱かれ、縄文杉を眺め、きれいな水と戯れていると、日頃の悩みを忘れてしまうくらいリフレッシュできます。
ベルトラでは、屋久島の魅力である森と水を体じゅうで体感できる現地オプショナルツアーを取り扱っています。屋久島旅行を検討の際にはぜひチェックしてみてくださいね。
https://www.veltra.com/jp/japan/yakushima/?sid=1554
余暇プランナー
元新聞記者、旅行が大好き食べるの大好きライター。記者時代は、切った張ったの世界の記事も書きましたが、いちばん楽しかったのがその土地のグルメや紀行、文化を取材することでした。旅先で出会う人、見たことのない景色、ご当地グルメとカルチャーと非日常体験…。そのひとつひとつが人生を豊かにしてくれる、旅行って本当にすばらしい。旅行系YouTuberをやれるほど器用ではありませんので、「文章」で、旅の魅力をお届けします。
世界遺産 屋久島で縄文杉を見よう!トレッキングから温泉まで、屋久島観光を徹底解剖