カタールは中東にある砂漠のオアシスのような国。

首都ドーハは有名ですが、今年2022年はサッカーのW杯が行われることになっていて盛り上がりを見せています!

しかし、かつてカタールは「世界一退屈な国」といわれたこともあるそう。

日本人にとって旅行先としてメジャーな国ではありませんが、カタールは現在では回り切れないほどの観光スポットがあったり、旅行するにもピッタリの国に進化しています。

今回はそんなカタール・ドーハの魅力をお伝えします。

カタールは乗継に便利な国

カタールに 旅行したことはないけど乗継で利用したことがある という方は実は多いのではないでしょうか?

カタールの首都ドーハは カタール航空のハブ空港 がある場所。カタール航空でヨーロッパに向かうという方は乗継で利用する機会が多いはずです。

首都ドーハは砂漠に囲まれ、そして海に囲まれている自然豊かな国。 少し足を延ばせば砂漠の大自然に触れることができるので、短期間でいろんな体験をすることができます。

乗継でも数時間あれば街中に出て観光することも可能なので、ぜひ次にカタール航空を利用する際はどんな楽しみ方ができるのかチェックしてみて下さいね。

カタールの滞在や移動が不安という方は、貸し切りのチャーターサービスやレンタルwifiのサービス等を利用するのがおすすめです。

https://www.veltra.com/jp/mideast/qatar/?sid=1554

抑えておきたい!カタールの観光名所

スーク・ワキーフ

カタール観光で欠かせないスポットが スーク・ワキーフ。

「スーク」はアラビア語で市場のこと。スーク・ワキーフは ドーハで1番大きな市場 で、観光スポットとしても人気No.1と言われている場所です。

伝統的なアラブ、ドーハの市場のスタイルで、観光客だけでなく地元の人もよく利用する市場なので、雰囲気も抜群。少し雑多な感じや、迷路のように入り組んだ市場は アラブを感じるにはもってこいの場所 です。

もし乗り継ぎなどで時間がない…という場合は迷わずスーク・ワキーフに来るのがおすすめ。

カタールらしいお土産も全てここで揃うので、お買い物も楽しめます。

スーク・ワキーフの敷地内には、アラビアンスタイルのホテル「スーク・ワキーフ・ブティックホテル」もあり宿泊もおすすめです。内装も凝っているので、アラビアの雰囲気を感じたい方はぜひチェックしてみて下さいね。

イスラム美術博物館

海沿いの港にあるイスラム美術博物館は 建物自体が特徴的!海に浮かんでいるかのように見える景観もみどころ です。

建物は5階建て。4つのフロアに分かれていて、2階と3階が展示室となっています。フロアはそれぞれエジプト・中央アジア・インド・東アジアというテーマ別の展示。 日本では見られない貴重な展示物ばかり なので、みごたえもあります。

写真撮影も可能なので、思い出を残せるのも嬉しいポイントですね。一般的なミュージアムと同じく、カフェなどの休憩スペースも充実。イスラム文化やアラブっぽさを堪能できるスポットです。

ザ・パール

ザ・パールはこの見た目からしてすごいのですが、実は人工島。カタールの国家プロジェクトとしてつくられたそうです。

このエリアは ひとつの「都市」になっていて、高級住宅街やホテル、ショッピングモールなどが入っています。 中にはイタリアのベネツィアのような景観のエリアもあり、船で行きかうこともできるそう。

もちろん観光客も中で楽しめるので、カタールの最新オシャレエリアを楽しんでみましょう。

ステート・グランド・モスク

ステート・グランド・モスクは、王宮の隣にある カタール最大のモスク 。実は2009年にできた新しいモスクですが、 今ではドーハに欠かせない由緒あるモスク です。

外観を楽しむだけでなく、観光客も中に入ることができるのですが、いろいろと 細かいルールがあるので注意が必要です。

たとえば見学できる場所も男性と女性で異なり、女性は服装にも注意。女性は入り口でアバヤを借りることができるので、肌を隠すようにしましょう。またお祈りの時間などの関係で中に入れる時間も決まっていて、写真も撮れる場所・撮れない場所があります。

モスクはイスラム教徒にとって大事な場所。 イスラム文化に触れ、神聖な気持ちになれるかも しれません。

アル・ズバラ・フォート

アル・ズバラ・フォートは カタールにある唯一の世界遺産 。かつてカタールにあった都市、アル・ズバラの遺跡です。

アル・ズバラは交易都市として栄え、アラビア諸国と交流してきました。現在は砂漠に埋もれつつあり、その景観も雰囲気たっぷりです。

ドーハからは車で1時間半~2時間ほどかかる ので、ツアーの利用になりそう。ガイド付きなら見どころをわかりやすく説明してもらえるのでおすすめですよ!

時間にゆとりのある方はぜひ遺跡もチェックしてみてくださいね。

カタール旅行の注意点

カタールの治安

カタールは石油産油国でお金持ちの国。中東というと治安が良くないイメージを持つ方も多いのですが、実際には犯罪はとても少ないということです。

といっても、 観光客目当てのスリやぼったくりタクシー などはそれでもいます。この辺はどこを旅行する時も同じですが注意するようにしましょう。

交通ルール

カタールは、車の運転が荒いです。(日本以外のアジアでも感じる部分ではあるのですが…)

ちょっとした接触や事故などはかなりあるため、安全に旅行するには公共交通機関を利用することをおすすめします。

宗教上の注意

カタール人は敬虔なイスラム教徒。カタールでは イスラム教に敬意を払うようにしましょう。

アルコール類の飲酒は原則禁止だったり、女性の場合はミニスカートやノースリーブなど露出が多い服装は禁じられています。また、お祈り中の人を撮影するのもタブーです。

宗教上ではありませんが、ドーハ空港など公共の場所では写真撮影が禁止されている場所が多々あります。特に注意されることが多いのが空港。空港内では写真撮影を行わないようにしましょう。

2022年はサッカーワールドカップ開催で要注目!

FIFAワールドカップの開催が決まっているカタール。

中東で初めての開催ということもあり、盛り上がりを見せています!

ドーハには大人数収容のスタジアムがいくつもあり、それぞれ別のグループの別の試合が行われる予定なので、期間中はかなりの選手や関係者、観光客、マスコミなどがドーハに集まることになります。

期間中は観光施設などもイレギュラー対応になるところもあるというので、観客としてドーハに行かれる方はスケジュールをあらかじめチェックするようにしてくださいね。

ますますにぎやかで美しい国に進化中のドーハ。この先も要注目です!


ゆかた

余暇プランナー

金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅/スポーツ観戦旅/美術館めぐり/ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。

【もうすぐサッカーW杯!】開催地・カタールの観光情報を紹介

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【もうすぐサッカーW杯!】開催地・カタールの観光情報を紹介