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富良野のラベンダーのイメージを定着させたのが中富良野町にある 「ファーム富田」 。13の花畑から構成されており、すべてまわるなら1時間半から2時間ほどの所要時間を見ておくといいでしょう。
特に人気なのは、一面にラベンダーが広がる「トラディショナルラベンダー畑」や、7色の花が絨毯のように彩る「彩の畑」。7月には、期間限定で「ラベンダーイースト」という花畑もオープンし、カフェでは ラベンダーソフトクリーム も食べられます!
ラベンダーの香りに満ちたプチショップでは、 ラベンダーの花を使ったポプリやサシェ 、花から抽出したエッセンシャルオイルなど、おみやげや雑貨も販売中です。
ラベンダーの見頃は6月中旬から7月中旬。最盛期には、品種の異なった ラベンダーのグラデーション を楽しむこともできます。ラベンダーの咲いていない4月から10月の間でも、色とりどりの花畑を見ることができますよ!
https://www.farm-tomita.co.jp/
ニングルテラスは、 15棟の小さなログハウスが立ち並ぶ 森の中のエリア。「ニングル」とは、北海道の先住民アイヌの人々に伝わる小さな妖精たちのことです。木製の小屋や遊歩道、夜に小さな電球でライトアップされる様子など、まるで妖精の世界のような雰囲気を味わえます。
それぞれのログハウスは、 すべて手作りのクラフトショップ となっており、職人さんがその場で制作している様子を見ることができたり、気に入ったアイテムを購入することができます。
雪の結晶をモチーフにしたシルバーアクセサリーや、富良野の風景を和紙や自然素材で表現したペーパーワークなど、ひとつひとつに味があります。 大切な人へのプレゼントをじっくり選ぶ のにもぴったりです。
自分で製作体験ができるショップもあります。富良野のほっこりスポットに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
https://www.princehotels.co.jp/shinfurano/facility/ningle_terrace/
富良野エリアのお隣、美瑛町にある絶景スポット「青い池」。 エメラルドグリーンからミルキーブルー など、天候や時間帯により変化する水面は、幻想的な雰囲気をまとっています。
おすすめは、 晴れている日の早朝 。水面が穏やかで、水面が鏡のように立ちそびえるカラマツを映し出します。日中は観光客で混みあうため、ゆっくり見たい人にもおすすめの時間帯です。
冬には、周辺に雪が積もり、池も一面凍ります。12月から4月にかけては、夜間にライトアップの演出も。 自然の美しさによって紡ぎ出されるストーリー は必見です。
https://biei-shiroganeaoiike.business.site/
麓郷展望台は、知る人ぞ知る富良野の花の名所。丘の上にある展望台からは、のどかな田園風景を見ることができます。農林水産省が選定する「 美しい日本のむら景観百選(農村景観百選) 」にも選ばれていますよ。
ここでは、季節ごとに、ラベンダーをはじめとしたカラフルな花が咲き誇ります。 色の違う植物が一直線に植えられている「レインボーロード」 に、カラフルな植栽が輪状に並んだ「彩りの広場」など、思わず写真を取りたくなるフォトスポットもたくさんです!
ドラマ「北の国から」の撮影地としても使われ、 北海道らしい雄大な自然を感じることのできるスポット です。運がよければ、エゾシカやエゾウサギ、キタキツネなどの姿を見れるかも!
https://www.furanojam.com/scenery/
風のガーデンは、 倉本聰さん脚本のドラマ「風のガーデン」 のために制作された英国式庭園。今も手入れがされており、450品種以上・約2万株の植物や花が咲いています。主役である植物が生き生きとしていて、あたたかみのある雰囲気のガーデンです。
メインガーデンでは、開花する花の配色が計算されていて、 いつ見に来てもバランスの取れた景色 が楽しめます。春の早い時期から開花する花から秋に実をつける植物まで、移り咲いていく見事な植栽です。原種やオールドローズを中心にコーディネートされた他では見られないローズガーデンもありますよ。
ドラマ内に登場した グリーンハウスも見学可能 です。薪ストーブや本棚などのインテリアが配置された室内のセットがそのまま再現されています。アンティークな雰囲気が好きな人にもおすすめのスポットです!
7月から8月の時期は、 朝6時半からの早朝営業 もあります。緑に囲まれて散策しながら、さわやかな朝の始まりを過ごせそうですね!
https://www.princehotels.co.jp/shinfurano/facility/kaze_no_garden_2022/
北海道を舞台にしたドラマの中でも、絶大な人気を誇る「北の国から」。実際に ドラマ「北の国から」の撮影で使われた家 などが見学できるようになっています。のどかな風景の中にある撮影セットは当時のままで、ドラマの世界観に浸れます。
見学できるのは、「五郎の石の家」と「拾って来た家」、麓郷の森にある「黒板五郎の丸太小屋」と「3番目の家」。ドラマの 写真パネルの展示や、ドラマにちなんだお土産 の販売もあります。
自然の素材や古いスキーゴンドラなどの北海道らしい廃材 を生かした家は、ドラマを見たことがなくても温もりを感じるはず。北海道名物スープカレーなどが食べられるレストランも立ち寄ってみてくださいね。
https://www.furanotourism.com/jp/spot/spot_D.php?id=401&kid1=&kid2=&kid3=
牧場が多い富良野エリア。そんな地元の牛乳を使ったチーズを製造しているのが「富良野チーズ工房」です。 チーズの製造工房のほか熟成室の見学 ができ、牛の模型での乳しぼり体験も人気です。
ここでは、 バターやアイス、マスカルポーネチーズ作り が体験できます。作ったものはその場ですぐに試食することができますが、できたてはびっくりするくらいの美味しさ!手作りバター体験なら、シャカシャカと容器を振る作業も楽しいので小さい子どもでも気軽に楽しめます。
施設内では、工房で作られているチーズや、富良野の牛乳を使用したお菓子なども販売されています。 日本で唯一のワイン入りチーズの「ワインチェダー」 は、赤ワインが大理石のような線状の模様を描いていて、コクのある上品な味わいです。
親子でも友人同士でも楽しめるおすすめアクティビティスポットです。 アイスミルク工房やピッツァ工房 にもぜひ立ち寄ってみてください!
富良野盆地と大雪山連峰十勝岳を一望 したいなら「富良野ロープウェー」へ。夏期間は観光用ゴンドラとして、冬期間はスキーコースへのアクセスとして営業していています。
新富良野プリンスホテル付近にある山麓駅から、 101人乗りの高速大型ゴンドラ に乗車すると大きな窓いっぱいに富良野のダイナミックな風景が広がります。標高900mから山頂にはパノラマデッキがあり、くつろぎながら過ごすことも可能です。
秋には紅葉、早朝には雲海 など、タイミングによっては限定の絶景に出会えることも。より雄大な風景を味わいたいなら、山頂駅から入山できる登山コースもおすすめです。ゴンドラの最高到達点よりもさらに高い標高1,331mの富良野西岳から見える360°の景色は一生忘れられないものになるでしょう。
https://www.princehotels.co.jp/ski/furano/summer/
麓郷展望台のすぐ近くにあるのが「ふらのジャム園」。国産または北海道産にこだわった 手作りジャムを約40種類 取り揃えています。ストロベリーやブルーベリーなどの定番のほか、北海道ハスカップ、ニンジンやトマトのジャムまで幅広いラインナップです。
ジャムは無加水で作られ、素材の味がぎゅっと閉じ込められた濃厚な味わい。カットされた食パンやクラッカーがおいてあり、全種類試食が可能なので、お気に入りのジャムが見つけてみましょう!ジャム作り体験教室では、秘伝のジャム作りを学べます。作れるのはイチゴかキウイのジャムで、制作からビン詰めまで行います。最後には手書きのラベルを貼り、 自分だけのオリジナルジャムが完成 です!
ふらのジャム園の隣には、アンパンマンショップふらの店もあります。実は、 日本最大級の品ぞろえを誇るアンパンマングッズ を販売していて、プレイルームも併設しています。2階に展示されている、やなせたかしさんが描いた原画や絵本、アニメ制作に使われたセル画の絵画ギャラリーも必見です!
富良野のご当地グルメといえば、 「オムカレー」 。ここで紹介する唯我独尊でも、味わうことができますよ。ログハウス風の見た目の唯我独尊は、JR富良野駅から徒歩2分の立地にあり、富良野の名産品が揃うフラノマルシェからも近いです。
唯我独尊のオムカレーは、半熟のトロトロチーズオムレツがカレーの上に載っていて、 濃厚なチーズとスパイスの効いたカレー がマッチし大人気です。
また、オムカレーに並んで人気メニューなのが 「自家製ソーセージ付きカレー」 。写真にもある通り、ボリューミーで肉感たっぷりのソーセージが特徴のカレーです。お肉をこねる作業から腸詰め、燻すところまで、すべて自家で行っているそうですよ。
カレールーが足りなくなってきたときは、 「ルールルルー」とカウンターで声をかける と、おかわりできます。「ルールルルー」はドラマ「北の国から」で登場した、キツネを呼ぶときの掛け声として有名なセリフですね。何度でもおかわりできるので、唯我独尊のカレーをたっぷり味わいましょう!
北海道土産の定番「マルセイバターサンド」 を製造・販売する六花亭。富良野にも、2万4千坪ものぶどう畑の中に店舗があります。「カンパーナ」とは、イタリア語で「鐘」のこと。ランドマークでもある鐘の音がのどかな景色の中で響き渡ります。
喫茶室では、限定スイーツの「ふらの餅」がおすすめ。カンパーナ六花亭の ぶどう畑で採れたぶどうの果汁を使った「ぶどうソフト」 、じっくり手間がかけられた「智宏風ハヤシライス」などもぜひご賞味ください。「白樺ジンギスカン」富良野店も出店しているので、十勝の名店の味を楽しむこともできますよ。
ギャラリー「神々の遊ぶ庭」 も併設されており、北海道にゆかりのある作家の作品が展示されています。開放感のある大きな窓も作品の一部のようで、作品に包まれているような気分になれるスペースです。
ふらのワインハウスは、富良野駅から車で5分ほど走ると見えてくる、レンガ造りがおしゃれな建物です。 ワイン工場も併設 しており、香り豊かで名高いふらのワインの生産過程の見学をすることもできます。試飲をしながら好みのワインを探せるので、きっとぴったりの1本が見つかるはずです!
ここでは、ワインと食材にこだわった地産地消の食事と、富良野市街や十勝連峰を臨めるパノラマビューの景色が楽しめます。おすすめメニューは、 「ふらの風チーズフォンデュ」 。ふらのワインの白とふらのチーズをふんだんに使用した贅沢なチーズフォンデュで、パンをくり抜いたかわいらしい器に入っています。
夏季にはバーベキューガーデンもオープン。 ラベンダー園も併設 しているので、富良野らしい食と自然を満喫できるスポットです。
https://www.furano.ne.jp/winehouse/
富良野・美瑛エリアは、旭川を拠点にすると便利です。車で1時間20分ほどなので、 日帰りでもしっかり堪能 できますよ!
まずは、 パッチワークの丘 へドライブ。色とりどりの農作物の畑がパッチワークの布地のように連なっています。この辺りは、セブンスターの木やケンとメリーの木など、CMでも見かけたことのある風景がたくさん。景色を見ながら、爽やかな北海道を感じてみてください。
そのあとは、 美瑛の青い池 へ。神秘的なブルーに心癒されたら、ファーム富田でラベンダーや花畑にうっとり。少しお腹もすいてくるので、ここでラベンダーソフトクリームをいただきましょう!
さらに南下して、 富良野オムカレーのお店「くまげら」 で食事をしたら、ニングルテラスや風のガーデンを散策し、帰路につきましょう。富良野や美瑛の景色は、夕焼けのときにはまた違った顔を見せてくれます。動物も顔を出すことがあるので、気をつけて運転してくださいね!
車がなくても、JRや徒歩、観光タクシーでも名所を楽しむことができます。 JRふらの・びえい号や、富良野・美瑛ノロッコ号 は、富良野エリアをイメージしたカラフルな車体で、景色を楽しみながらくつろげますよ。
富良野駅から徒歩10分のところには、 「フラノマルシェ」 があります。新鮮な野菜たちから工芸品まで富良野の名産品が一堂に会したにぎやかなお店です。すぐ近くには、ご紹介した「唯我独尊」があります。お昼時には行列ができるので、早めに行くのがチャンスです!
そして、JRで中富良野駅に移動。 中富良野駅はファーム富田の最寄り駅 になります。駅からは約2km、歩くと30分程度かかりますが、観光タクシーを利用するのもおすすめです!ラベンダーを堪能したら、向かいにある とみたメロンハウス に行ってみましょう。新鮮なメロンだけでなく、メロンパンやメロンゼリーなどさまざまな食べ方を試してみてはいかがでしょうか。
札幌から富良野は、車で約2時間 。日帰りでも観光できますが、たっぷり楽しむなら1泊2日がおすすめです。
まずは、美瑛から入り、青い池や四季彩の丘、赤い屋根のある丘など、北海道を象徴する景色を楽しみましょう。せっかく1泊するなら、4.5kmも続く直線道路 「ジェットコースターの路」や「十勝岳展望台」 など隅々まで名所巡りをしてみてはいかがでしょうか。
宿泊は、富良野プリンスホテルへ。夕方は ライトアップされたニングルテラスでショッピング を楽しみ、翌朝は早朝の風のガーデンの散策でリフレッシュしましょう!
日中は、 富良野チーズ工房でのバター作りかアイスクリーム作り体験 で、できたてのおいしさを味わってみてください。札幌へ戻る前に、ピッツァ工房やふらのワインハウスなど最後まで食を満喫しましょう!
https://www.google.com/maps/d/embed?mid=15DMxrNPA5enVPPlM-x9rWocG7mHmb3E&ehbc=2E312F
https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1qdL1Hubqj8nr65d6B_-0Cb3bw3iQlVQ&ehbc=2E312F
https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1eeFTgKvk3MQZOaWBQCt3o0PETC4bF2M&ehbc=2E312F
新富良野プリンスホテルは、 広大な敷地を持つリゾートホテル 。記事の中で紹介したニングルテラスや風のガーデンも、新富良野プリンスホテルの敷地内にあります。パークゴルフやセグウェイなど、3世代で楽しめるアクティビティもそろっていますよ。
夕食と朝食は、ブッフェスタイル。富良野は農業が盛んなエリアなので、 新鮮な野菜や旬の食材をたっぷり使った和洋中の料理 を満喫できます。朝食に登場するふらの牛乳は、シンプルながらも本来の牛乳の甘さが引き出された人気メニュー。完売する前に、ゲットしてくださいね!
夜には、窓から大自然を眺めながら、 ミネラル豊富な天然温泉 でゆっくり体を休めましょう。温泉は地下1,000mから汲み上げれたもので、筋肉痛や関節痛に効能があるといわれています。開放感たっぷりの露天風呂や、本格的なフィンランドサウナなど楽しみ方もさまざまです。
ナトゥールヴァルトとは、ドイツ語で「自然の森」という意味。夜には 満天の星空が見える癒しのホテル です。ふらの和牛など地元グルメを満喫できるビュッフェも人気で、カップル・女子旅からファミリーまで幅広い層から支持されています。
こちらのお宿は、 ウェルカムベビーのお宿に認定 されており、キッズやベビーに嬉しいサービスがたくさん!ベビーカーやベビーベッドの貸し出しはもちろん、オムツは3枚まで無料なのもいざというときに便利です。キッズスペースは、体を動かせる遊具もじっくり取り組めるおもちゃも充実しています。
お部屋は、フロアによってコンセプトが異なり、 安全に配慮されたカラフルでかわいいファミリールームや 、3世代におすすめな特別室、レディースルームなどがあります。細かい部分にまでこだわり抜いた仕様で、ここでもおもてなしの心を感じることができるのも魅力です。
富良野エリアに行くなら訪れたいのが、十勝岳温泉。凌雲閣は標高1,280mに位置する、 北海道で最も標高の高い場所にある温泉宿 です。鉄分を多く含む茶褐色の温泉と、酸性の透明な温泉の2種類が楽しめます。露天風呂は、山の斜面にせり出すように作られているので迫力満点です。
また、冬の凌雲閣といえば、雪山を眺めながら温泉に入れる 「絶景雪見風呂」 は欠かせません。目線のすぐ先には、十勝連峰の山々があり、非日常的な雰囲気に圧倒されます。誰にも触れられていない白く眩しい景色は、何度でも訪れたくなる絶景です。
ここまで、富良野・美瑛エリアの観光スポットやグルメ、おすすめホテルをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ラベンダーの初夏だけでなく、四季を通じて大自然を満喫できるエリアです。ゆったりとドライブするのにもぴったりなコースなので、ぜひ訪れてみてくださいね!
https://www.veltra.com/jp/japan/hokkaido/furano/?sid=1554
出典・参考
余暇プランナー
現役旅行会社員のママライター。旅行会社で働いていると、いろいろな方の人生の大切な瞬間を作るためのお手伝いができることがやりがいです♡今は、二人のやんちゃ兄妹の子育てをしながらなので、子連れで楽しく過ごせるおでかけプランをご紹介したいと思います!学生時代には、ヨーロッパに留学し、15ヵ国をバックパッカーとして旅をしました!現地になじむように旅をするのが好きです。趣味は、スポーツ観戦。夏は野球、冬はバスケットボールとアイスホッケーを応援しています。
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