- 週間ランキング
ボジョレーヌーボーの「ボジョレー」は、フランスのワインの産地、「ヌーボー」は、フランス語で「新しい」を意味し、ワイン界では「 その年に収穫したブドウを使った新酒 」を表しています。ボジョレーヌーボーは、この地方の秋の収穫を祝うお祭りで捧げられたのが始まりと言われています。
ちなみにボジョレー地区では「ガメイ種」と言うブドウと相性の良い土地。 ボジョレーヌーボーは法律で、ガメイ種のブドウを100%使った赤ワインとロゼワインに定められており、白ワインはありません。
通常のワインが収穫から発酵、醸造を経て翌年に販売されるのに比べて、ボジョレーヌーボーは9月の収穫からわずか2カ月ほどで販売されるのが特徴です。
ブドウを潰さず急速発酵する独自の製法により、短期間で販売が可能になっている そう。その製法により、 フレッシュでフルーティーな味わいと深い色味のワインが出来上がる のだとか。
ボジョレーヌーボーは、 赤ワインが普段は苦手と言う人も飲みやすいワイン と言われています。
ボジョレーヌーボーのお店での提供が解禁されるのは、毎年 11月の第3木曜日の午前0時 。 2022年は、11月17日 です。
日本では日付変更線の関係上、本場フランスよりも約8時間早く解禁となります。
通常赤ワインは冷やすと渋みが強くなるのですが、 ボジョレーヌーボーは渋みが少ないので軽く冷やして飲むのがおすすめ です。 飲む1時間前ぐらいに冷蔵庫に入れておく と、10℃〜13℃の飲み頃の温度になります。
開栓後は、再び栓をして冷蔵庫に入れておけば2日~3日は美味しく飲めますが、なるべく早く飲み切るのがおすすめですよ。
ボジョレーヌーボーは、 比較的軽やかでフレッシュな酸味を持つスッキリとした味わい なので、 濃すぎず、程よい酸味のある料理と相性が良い と言われています。
お肉料理なら、ステーキなどの重めのものより鶏肉のグリルや煮込みなどと相性が良いです。キノコや野菜、シーフードともよく合います。
また、 甘みのある料理とも合うので、角煮やさつまいもの甘煮、いなり寿司などもおすすめ ですよ。
自宅でボジョレーヌーボーを味わうのも良いですが、お店で美味しい料理と一緒に楽しむのもおすすめ!
ここでは、都内でボジョレーヌーボーが楽しめるおすすめのお店を3選ご紹介します。
「新宿ワインバル マルゴグランデ ‐MARUGO GRANDE‐ 新宿三丁目」は、 「軽く飲めて、しっかり食べられる」と「しっかり飲めて、軽く食べられる」がコンセプトのイタリアン&ワインバル です。
新宿で最もワインが出るお店と言われており、 店内は約3,000本の世界のワインが並ぶ迫力あるワインセラーが備わるスタイリッシュな空間!
全面ガラス張りでカジュアルに楽しめる1階と、暗めの照明が大人な雰囲気の地下1階があり、シーンに合わせて使い分けができるのも魅力 です。
産地直送の有機野菜や珍しい食材などを使用してシェフが作る本格イタリアンは、おつまみ系からメイン料理、コースまで豊富で、どれもワインと相性抜群!
25時まで営業しているので、解禁したてのボジョレーヌーボーを楽しめますよ。
https://www.marugo-s.com/g/
「カフェ ラ ボエム 銀座」は、 銀座の一等地で気軽にワインを楽しめるイタリアン酒場 です。
地下1階にお店があり、中央にあるオープンキッチンを囲むようにカウンター席とテーブル席が備わる空間は、 オペラ「ラ・ボエーム」に登場するボヘミアンが集まる酒場のような活気溢れる雰囲気 。
食事はワインに合う前菜、メイン、ピッツァやパスタなどが種類豊富に揃っています。中でも、1879年にナポリで誕生したという麺「ヴォイエロ」を使用したパスタが評判! 「完熟トマトとモッツァレラ」は、ボジョレーヌーボ―との相性も抜群のおすすめの逸品 です。
翌日3時30分まで営業しているので、解禁したてのボジョレーヌーボーをゆっくり楽しめますよ。
https://boheme.jp/ginza/
「ワイン厨房 Daimasu」は、 半個室や和室も備わるビストロ兼ワインショップ です。地下にワインショップ、1階から3階までがビストロになっています。
カウンター席、テーブル席、お座敷席からシーンに合わせて選ぶことができ、おひとり様から宴会まで幅広く対応。 ビストロでは、ワインショップで購入したワインをお手頃価格で持ち込むことも可能 です。
契約農家から仕入れる新鮮野菜をたっぷり使ったサラダから、アヒージョや生ハムなどの前菜、ボリューム満点のお肉料理などワインと相性の良い料理が充実!
バルサミコと山椒が爽やかな「鴨のローストと長ネギのマリネ」や、歯ごたえがクセになる「トリップのトマト煮込み」は、ボジョレーヌーボーにピッタリのメイン料理 です。
翌朝2時まで営業しているので、解禁したてのボジョレーヌーボーを存分に楽しめますよ。
1年に1度のワインのお祭り「ボジョレーヌーボー解禁」。 今年は11月17日の午前0時 です。
自宅でゆっくり味わうもよし、好みのお店で楽しむもよし、2022年の新物ワインをぜひ楽しんでみてくださいね。
出典・参考
余暇プランナー
フリーライターのpomekko(ポメっこ)と申します。アパレル業界、ネイリストの経験を持ち、旅とおしゃれ、美味しいものが大好き。今はガレットとクレープにはまっています。奈良在住ですが、大阪・京都に詳しく、休日は大阪や京都にいることが多いです。みなさんが、「楽しそう」「参考になった」と思ってもらえる情報を発信できるよう頑張ります。
【2022年11月17日解禁!】ボジョレーヌーボーの楽しみ方&都内で飲めるおすすめ3店