日本からも気軽に行ける人気の海外旅行先の一つである韓国。

韓国といえばソウルや釜山が日本人にはよく知られていますが、その他にも多数の街があり日本と同様に各地方にその土地ならではの名物・絶品グルメが存在します。

本記事では、韓国をいくつかのエリアに分けてその土地ならではの絶品グルメと人気観光スポットをご紹介します。

◆「韓国絶品グルメ30選」とは

一般社団法人 日本旅行業協会(通称JATA)が主催で開催しているアウトバウンド促進協議会(JOTC)では、韓国の各地方都市の名物料理や魅力を伝え、海外に出かける旅行者を増やす目的で「韓国絶品グルメ30選」を選定しています。

本記事ではJOTCが選定したリストに沿って、各地方の魅力と絶品グルメをご紹介します。日本ではまだまだあまり見かけない珍しいグルメもありますので、韓国を旅行する際はぜひご賞味ください。

◆ 京畿道

エリア情報

京畿道(キョンギド)は韓国北西部のソウル特別市をぐるっと囲むように広がるエリアを指し、28の市と3つの郡から成り立っています。ソウルからは電車や地下鉄でアクセス可能で、片道1時間程度の所要時間のため日帰り観光でも楽しめると人気を集めています。

人気観光地:
李氏朝鮮時代の城塞遺跡である「水原華城」、人気ドラマの「梨泰院クラス」・「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などが撮影された通り行宮洞(ヘングンドン)があるのもこのエリアです。

水原王カルビ

焼き網の上いっぱいに広がるような、骨の付いた大きなお肉が特徴のカルビ。王とは「大きい」という意味で、水原市が発祥であることからこの名前がつけられました。水原王カルビは、おろしにんにく、砂糖、塩、梨などのヤンニョムに漬けてから、炭火で焼き上げます。肉の旨味を最大限に引き出すように味付に工夫がされ、韓国人もわざわざ遠くからカルビを食べに水原市へ足を運ぶほどです。市内には水原王カルビは提供するお店がいくつもありますが、それぞれでタレの味が異なるなど特徴を持っているため、はしごをして楽しむのもおすすめです。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554seoul/a/11148

プデチゲ

プデチゲはハム、ソーセージ、キムチ、野菜、ラーメンなどと、ニンニク、唐辛子などで作られたヤンニョムを入れて作る鍋料理です。朝鮮戦争以降に、アメリカから輸入されてきたハムやソーセージをチゲ鍋に入れたことが起源とされています。様々な具材を鍋に入れて煮込むため、食材の旨味が染み出し辛さの中にもコクと深みを感じることができます。プデとは軍隊という意味で、軍人さんが食べていたことからその名前がつけられています。

◆ 仁川広域市

エリア情報

仁川(インチョン)広域市は、京畿道の西側に位置し仁川国際空港があることでも有名な湾岸都市です。ソウル市内からはインチョン空港まで、A’REXと呼ばれる高速鉄道が運行しており、エクスプレス便に乗車をすれば、45分〜50分程度でアクセスすることができます。また、路線バスを利用すれば75分ほどの所要時間はかかりますが空港以外の場所でも下車ができるため仁川を観光するにはおすすめです。

人気観光地:
観光地としては、韓国最大の中華街の「仁川チャイナタウン」、世界各国の童話をテーマにオブジェなどが置かれたフォトジェニックなスポットとして人気の松月洞童話村(ソンウォルドントンファマウル)があります。また、日本の有名人などがお忍びでも訪れ、カジノを楽しむことのできるパラダイスシティ カジノがあるのも仁川広域市です。日本の企業と韓国の企業が合同で運営しているため、日本風のおもてなしやサービスを受けることができるのも魅力の一つです。

ジャジャン麺

ジャジャン麺は、韓国式中華料理とも呼ばれジャガイモやタマネギ、豚肉などと中国味噌(チュンジャン)を混ぜた黒色のソースを、麺と混ぜて食べる料理です。香ばしい風味の甘辛いソースは、世代を超えて愛される味付けです。日本の盛岡のご当地グルメとして有名なジャージャー麺と言葉は似ていますが、韓国では中華麺を使うのに対し盛岡では平たいきしめんやうどんを使い調理を行います。

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◆ 釜山広域市

エリア情報

釜山(プサン)は朝鮮半島の南東部に位置し、韓国第2の都市と港町として知られています。日本からも東京や大阪を中心に直行便が就航しており、気軽に渡航をすることができる人気の都市の一つです。沿岸に位置する街であるため、韓国国内では美味しい海産物が捕れる街としても知られています。ソウル市内からは高速鉄道のKTXを利用すれば、2時間30分程度でアクセスできるため、ソウルと釜山の2都市周遊旅行を計画することも可能です。

人気観光地:
人気の観光地としては、カラフルな色をした建物が並び可愛らしい町並みが人気の甘川文化村、サーファーや海水浴を楽しむ人で賑わう、海雲台ビーチがあります。2017年にオープンした、全長1.62km、最大高さ86mの松島海上ケーブルカーからは、釜山の海と市街地を一望することもできます。また、釜山市内には市民の憩いの場として人気の龍頭山公園、釜山にはじめて来たら絶対に訪れたい釜山タワーなど見どころが盛りだくさんです。

ナッチポックン(テナガダコ炒め)

ナッチポックンのナッチ=手長タコ、ポックン=炒めるの言葉の通り、テナガダコの炒めものです。釜山のナッチポックンは大鍋に入れて、ニンニクなどの薬味と魚介でとったダシ汁で煮込むスタイルで、炒めものと言いつつも鍋料理のような見た目をしています。味付けは全体的にピリ辛で、ご飯と一緒に食べるのもおすすめ。ソウルにあるナッチポックンは、スープがほとんど無く皿に盛り付けるスタイルで提供されるため、両方の都市に訪れ違いを楽しむのもおすすめです。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554busan/a/174935

テジクッパ

テジクッパのデジは韓国語で豚、クはスープ、ッパはご飯を意味しています。豚肉を長時間煮込んで作られたスープにご飯を入れて食べる料理です。提供される際は、熱した石鍋に入れられる事が多く、最初から最後まで熱々の状態で食べることができるのも特徴の一つです。付け合せの薬味として、アミの塩辛やニラを一緒に食べると味変をしながら楽しむことができます。スープの中には柔らかく煮込まれた豚肉も入っているため、食べごたえも抜群です。一品でお腹いっぱいになるため、お腹を空かせてから食べることをおすすめします。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554busan/a/113240

テゲ(ズワイガニ)

テゲは韓国語でズワイガニのことで、釜山の東側にある機張郡(キジャングン)はズワイガニの水揚げが多く、ズワイガニの直売所や市場には新鮮なズワイガニ料理が堪能できるお店が多数並びます。テゲは韓国でも日本と同じく、シンプルに蒸してそのまま食べるのが主流です。カニ本来の旨味を存分に感じることができます。専門店などでいただくと、蒸したカニの他に、カニ味噌とご飯を混ぜた料理やカニ鍋などを堪能できます。漁が解禁になるのは、11月上旬〜5月末頃まです。美味しいテゲを求めるのであれば、漁獲シーズンに合わせて旅行を計画するのがおすすめです。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554busan/a/15346?sid=1554

◆ 済州特別自治道

エリア情報

済州(チェジュ)特別自治道は、韓国南西部にあるチェジュ島の行政区です。標高1,950mの漢拏(ハルラ)山が島の中央にそびえる火山島で、韓国のハワイとも称されるリゾート地。日本からも大韓航空やアシアナ航空、LCCのチェジュ航空などが直行便を運行しており、気軽に訪れることが可能です。韓国国内からアクセスをする場合も、飛行機を利用するのが一般的でソウルからは40分〜60分程度のフライト時間です。

人気観光地:
人気の観光地では、漢拏山(ハルラサン)、巨大な王冠のようなユニーク他形が特徴的な城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)、世界一長い溶岩洞窟の万丈窟(マンジャングル)などが有名でこれら3つは世界遺産にも登録されています。漢拏山のハイキングのベストシーズンは4月〜5月、この時期にはツツジが満開を迎えピンク色が広がる景色をお楽しみいただけます。
またビーチを楽しむのであれば、全長9kmの真っ白な海岸線が続く挟才海水浴場がおすすめ。海水浴を楽しむための、レストランや売店、シャワー設備などが充実しています。

フッテジ(黒豚)

フッテジはチェジュ島で飼育されている黒豚のことで、温暖な気候でストレスフリーの環境で飼育されていることから、肉質が柔らかく美味しいと韓国国内でも評判です。最もメジャーな食べ方は塊肉を鉄板や炭火で焼いたサムギョプサルです。レストランでは店員さんが目の前で調理を行い、最高の焼き加減で提供してくれます。付け合せのサンチュやキムチと一緒に、特製のタレに付けて食べるのがおすすめです。見た目のインパクトはありますが、良質なお肉のため脂っこくなく、ついつい手が出てしまう美味しさです。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554jeju/a/150340

チョンボク(あわび)トルソッパプ

牛骨のスープを入れ、ご飯の上にアワビを載せて石釜で炊いた料理がチョンボクトルソッパプ。日本で言えば、アワビの炊き込みご飯のような料理です。炊きあがったご飯にはアワビと牛骨の旨味が染み込み、おかずがなくてもご飯がどんどん進むことでしょう。最初はそのままいただき、2杯目は薬味ダレなどを混ぜて食べるとまた違った美味しさを楽しむことができます。ご飯を食べ終わったあとは、石釜の底に残ったお焦げにお湯を注いでいただくのが現地の人の楽しみ方。香ばしい匂いが口いっぱいに広がります。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554jeju/a/150357

◆ 全羅北道

エリア情報

韓国南西部、全州(チョンジュ)があり、三国時代には後百済の都として栄えた歴史ある場所が全羅北道(チョルラ ブクド)です。ソウルからは200km離れており、高速鉄道のKTXを利用すると約1時間30分、高速バスを利用すると約2時間50分ほどでアクセスすることができます。

人気観光地:
長年にわたり歴史を築いてきた街であるため、昔ながらの伝統家屋が立ち並ぶ全州韓屋村(チョンジュ ハノクマウル)、人気歴史ドラマのロケ地になった全州郷校(ヒャンギョ)は人気の観光地として有名です。また、
ヨーロッパにいるかと錯覚するような美しい姿のカトリック教会である教会全州殿洞(チョンドン)聖堂も見どころのポイントです。

全州ビビンバ

白いご飯の上に、豆もやしや人参、ぜんまいで作ったナムル、牛肉、生卵を載せてコチジャンを添えた料理がビビンバで、全州がその発祥と言われています。食べる際にはのっている食材を全て混ぜて食べるため、韓国風の混ぜご飯とも言われます。韓国では牛肉の生食が禁止されていないため、全州ビビンバでは焼いた牛肉の他に、生の牛肉がのって提供されるお店もあります。どこのお店でも追加用のコチジャンが別で添えられてきますが、自分好みの味付けができるのも、辛いもの好きな人が多い韓国で人気の理由の一つです。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554seoul/ctg/200561:Jeonju/

◆ 全羅南道

エリア情報

全羅南道(チョルラ ナムド)は全南(チョンナム)とも略され、韓国南西部に広がるエリアで「韓国の台所」と称される食の都です。岩のりや、高菜で作られたトルサンカクキムチはぜひご賞味ください。また韓国全土にある離島のうち、60%がこのエリアにあるのも特徴の一つです。ソウル市内からはKTXを利用して木浦(モッポ)までは約2時間30分、麗水(ヨス)まで約3時間でアクセス可能です。

人気観光地:
全羅南道の見どころの一つが年間300万人以上の観光客が訪れる「順天湾自然生態公園」です。ラムサール条約やユネスコ世界自然遺産にも登録されており、湿地帯に広がる自然豊かな景色を楽しむことができます。海の景色を楽しみたい方には麗水(ヨス)のケーブルカーがおすすめ。麗水市内にある小高い丘をロープで結び、海上の上を通りながら街の景色を眺めることができます。ちょっとしたスリルを味わいたい方は、足元が透明な板のクリスタルキャビンに乗車してみてください。

チョンボク(アワビ)料理

チョンボクとはアワビのことで、清浄海は韓国での生産量の70%を占めています。清浄海はプランクトンなどが豊富なため海藻の生育がよく、それを食べるアワビは品質に優れ、肉質も柔らかく味が良いと評判です。また味だけではなく、栄養価も高く滋養強壮を高める健康食品としても人気を集めています。チョンボク料理は、お刺し身、サラダ、おかゆなど様々な調理方法でアワビの美味しさを引き出します。身だけでなく、肝などを使った料理もあるためアワビを余すところなく堪能いただけます。

◆ 慶尚北道

エリア情報

慶尚北道(キョンサン ブクド)は、韓国の東南部に位置し約1000年にわたり新羅の都として栄えた慶州を有する歴史深いエリアです。農業が盛んなエリアで、米や豆、大麦などが活発に生産されています。慶州まではソウルからアクセスをする場合は、KTXかSRTを利用して約2時間〜2時間10分。釜山からであれば30分程度の所要時間のため、日本からも比較的訪れやすい観光地です。

人気観光地:
慶尚北道の一部である慶州には、世界遺産である仏国寺や石窟庵などガイドブックなどにも掲載される人気の観光地があります。慶州(キョンジュ)歴史地では、新羅時代の古墳や遺跡なども見学できるなど、歴史好きの方には堪らないスポットです。また、ユネスコの文化遺産にも指定されている両班の子孫が今も暮らす伝統的な村「安東河回村(アンドンフエマウル)」も観光の見所です。

安東チムタク

慶尚北道が発祥の安東チムタクは、良質で新鮮な鶏肉とじゃがいも、ほうれんそう、にんじん、玉ねぎなどの野菜とタンミョン(春雨)を唐辛子と一緒に醤油と砂糖ベースのたれで煮込んだ料理です。様々な食材を使い丁寧に仕込まれることから、朝鮮時代には特別な日の料理として食べられてきました。鶏肉のタンパク質や野菜のビタミンなどをバランスよく取り込むことができるため、育ち盛りのお子様や体力勝負の職業の方にはぜひ食べていただきたい韓国料理の一つです。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554seoul/a/138184?sid=1554

◆ 慶尚南道

エリア情報

慶尚南道(キョンサン ナムド)は、韓国東南部、蔚山(ウルサン)広域市を含む製造業が盛んなエリアでサムスンやLG電子など韓国を代表する大企業もこのエリアに工場を構えています。また海に面するエリアもあることから、多くの海産物が水揚げされる漁業の町としても有名です。蔚山へアクセスするには釜山からであれば、KTXで約20分、ソウルからは約2時間20分です。ソウルからは料金を抑えるのであれば高速バスの選択肢もあり、所要時間は4時間30分ほどかかります。

人気観光地:
慶尚南道のおすすめの観光地の一つが、韓国最大のさくらまつりが開かれる都市「鎮海」です。お祭りの正式名称は「鎮海軍港祭」と呼ばれ、3月末から4月初旬にかけて満開を迎える約30万本もの桜をお楽しみいただけます。お祭りでは、韓国グルメが楽しめる屋台やK-POPアイドルのコンサートなど様々なイベントが実施されます。韓国では黄色の菜の花が咲く時期も同じであるため、桜のピンクと合わせて素敵な写真撮影をお楽しみください。

アグチム

アグチムのアグは魚のあんこう、チムは蒸し料理の総称です。アグチムは水揚げされたばかりの新鮮なアンコウにコチュジャン、唐辛子、ネギ、ニンニクなどで味付けをし、もやしやセリなどと一緒に蒸した料理です。蒸し上げることでアンコウの身はふっくらやわらかく、キモの部分は旨味が凝縮されます。唐辛子やにんにくの作用により、魚特有の臭みはありません。食べる際には、生の唐辛子をつけてピリ辛でさっぱりといただくのが王道のスタイルです。

◆ 大邱広域市

エリア情報

大邱(タイキウ)広域市は韓国南西部にあり、245万人以上の人口を抱える韓国第3の都市です。約400年の歴史を持つ「大邱薬令市」があるなど古くから韓方で有名な街でもあり、美容に関連したメディカル体験も人気を集めています。日本からも成田空港や関西国際空港から直行便が就航しており、約2時間30分ほどでアクセス可能です。チェジュ航空やエアプサンなどLCCと呼ばれる格安航空会社も就航しているため、予算を抑えて韓国旅行をお楽しみいただけます。

人気観光地:
カフェ天国とも言われる韓国。テグにある東城路カフェ通り、アプサンカフェ通り、キムグァンソクカフェ通りはぜひチェックしておきたいカフェストリートです。女子旅におすすめのインスタ映えするような、ポップで可愛らしいお店やノスタルジックな雰囲気のお店など、個性豊かな店舗が並びます。また、ランタンフェスティバルやチメクフェスティバルの会場になっているのも大邱広域市です。

マッチャン

韓国語でマッチャンとはホルモンのことで、牛の場合は牛の胃袋やギアラ、豚の場合は腸を指すなど、様々な意味を持っています。大邱広域市のマッチャンといえば、豚の大腸の部分を指し特性の味噌ダレにつけてニンニクやワケギ(ネギの一種)と一緒にいただきます。ホルモンは好き嫌いの分かれる食材でもありますが、大邱広域市で食べられるホルモンは鮮度がよく丁寧な下処理がされているため、独特な臭みはほとんどなく美味しくいただけます。ガスや電気ではなく、練炭や炭火で焼くのも美味しさの秘訣です。

チムカルビ

激辛料理好きの方におすすめなのが、チムカルビです。大きな鍋に牛カルビを入れ、唐辛子やにんにくのみじん切りなどを一緒に入れて真っ赤になるまで煮込んだ鍋料理です。砂糖や醤油なども入れて甘辛く煮込むため、肉の中まで味が染み込み、ホロホロと肉が崩れる食感も美味しさの秘訣です。骨付き肉をそのまま煮込むお店もあるため、食べる際にはハサミなどで小さく切っていただきます。辛いのが苦手な方であれば、注文時に辛さを調整できるお店もあるため店員さんに確認をしてみてください。

◆ 江原道

エリア情報

江原道(カンウォンド)は、韓国の北東部に位置しそのほとんどが山岳地帯に位置しています。標高が高い山も多く、冬は雪が降る厳しい気候となりますが、夏場は冷涼な気候の元でハイキングなどを楽しむ登山者で賑わうエリアです。ソウル市内からはKTXを利用して約2時間、時速180キロで運行するITXを利用すればわずか約1時間でアクセス可能です。

人気観光地:
江原道のにある平昌では2018年に冬季オリンピックが開催されたことから、平昌オリンピック会場は世界的にも有名な観光地の一つです。また大自然を感じられる、雪岳山国立公園に属する標高1,708mの雪岳山も登山家からは人気を集めています。その他には、人気韓国ドラマ「トッケビ」のロケ地も定番観光スポットです。

タッカルビ

タッカルビとは鶏肉を使った韓国で人気の料理で、甘辛いコチジャンベースのタレにお肉を漬け込み、キャベツ、サツマイモなどの野菜と餅を一緒に鉄板で炒めた料理です。子供から大人まで食べやすい味付けで、日本での韓国料理の定番の一つですが江原道が発祥と言われています。最近では、タッカルビの上にチーズをのせて焼き上げたチーズタッカルビなどアレンジメニューも登場しています。

◆ まだ知らない韓国グルメに出会う旅

韓国の絶品グルメやグルメを楽しめる街の観光情報などについて解説しました。韓国には日本ではまだまだ知られていない、美味しいグルメがたくさんあります。

今回ご紹介した韓国グルメの他にも忠清北道の「蓮の葉ご飯」、大田(テジョン)の「ソルロンタン」、光州(クァンジュ)の「松汀トッカルビ」などは韓国の名物グルメの一つです。

ぜひ本場の味を体験しに、次の旅行は韓国へ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

https://www.veltra.com/jp/asia/korea/?sid=1554


Tak

余暇プランナー

元旅行会社勤務のトラベルライターです。プロならではの視点で全国各地の魅力やおすすめスポットを紹介しています。 国内・海外問わず旅行が大好きで、世界遺産やローカルフード巡りを楽しんでいます。

「韓国絶品グルメ30選」とは?地域ならではの名物韓国グルメや観光スポットをご紹介

情報提供元: YOKKA
記事名:「 「韓国絶品グルメ30選」とは?地域ならではの名物韓国グルメや観光スポットをご紹介