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オーストラリアの 二大都市であるシドニーとメルボルン は留学先や観光先としても人気の都市です。人口はシドニーを抜いてメルボルンがオーストラリアでNO.1になりました。しかし、オーストラリアの最大都市はシドニーというイメージが未だ強く残っています。そんなメルボルンとシドニーの違いをご紹介します。
コーヒーの街と呼ばれるとおり、 レベルの高いコーヒーを提供するカフェが点在 しています。その数とクオリティーの高さはオーストラリアNO.1です。さらにウォールアートを始めとした 芸術が豊か なこともメルボルンの魅力のひとつです。シティー内では博物館や美術館、個人アーティストの展覧会などが至る所で開催されています。イベントも豊富なメルボルンでは スポーツの国際大会や国際映画祭、ファッションウィークなど年間を通してさまざまなイベントを楽しめ ます。交通機関も充実しているので移動も楽ちんで、シティー内のトラム(路面電車)はなんと無料!
メルボルン最大の欠点は天候の不安定さ。「 メルボルンウェザー 」と揶揄されるように1日の間で四季があるような気温差とランダムに雨が降ります。特に冬になりかける4月からは要注意です。
大都市シドニーは 観光スポットや商業施設が豊富さが最大の魅力 。飽きることがありません。ランドマークであるハーバーブリッジやオペラハウス周辺はいつも観光客に溢れ活気に満ちています。また、近代的な都市でありながらも美しいビーチがあるためマリンスポーツも楽しめます!メルボルンに比べ四季がありながらも 年間を通じて過ごしやすい気候 です。ナイトライフが充実してるのもシドニーの特徴です。
魅力溢れるシドニーのデメリットは 物価の高さ 。ただでさえ物価の高いオーストラリアですが、その中でもシドニーが最も物価の高い都市なのです。
シドニーとメルボルンの移動距離は直線ルートで約710km。日本でいうと東京都から広島県ほどの距離感になります。移動方法は、 飛行機・車・バスや電車などの交通機関 の3つです。
一般的な移動方法は飛行機です。フライト時間は約 1時間半 。寄り道せずに最短で移動したい方におすすめです。チケットの値段は時期によりますが、安いとLCCで50ドル以下で購入できます。
次に人気なのが車での移動です。ノンストップで約9時間かかります。最大の魅力は気軽に寄り道ができること! シドニーとメルボルンの間にはオーストラリアの大自然が満喫できる国立公園やビーチが点在 しています。ロードトリップをかねた移動は最高の体験になるでしょう。
チケットは早めに購入すると安くなり、3つの移動方法のなかで最安。シドニーのセントラル駅とメルボルンのサザンクロス駅で約11時間の移動です。筆者も実際に列車を利用しましたが、 異国での列車移動はやはりワクワク しました。早朝出発と夜出発の2本がある中で、筆者は夜出発の早朝到着の便を利用。 列車から見る日の出は格別 でした!車内には売店があり、機内食ならぬ列車食も購入可能です。
https://transportnsw.info/regional/book-sydney-to-melbourne-by-train
2つの都市を満喫するには、 1週間 は確保しておくとよいでしょう。時間が限られている場合は、見どころを効率よく回るためにオプショナルツアーを申し込むのがおすすめです。今回はシドニーからメルボルンへの人気観光スポットをぎゅっと凝縮したモデルコースをご紹介します。
到着した初日は、のんびりと市内観光を楽しみましょう! ダーリングハーバーエリア を散策し、ランドマークのシドニーオペラハウスやハーバーブリッジを見学してくださいね。オペラハウスはツアーを申し込むことで館内に入ることもできます。夕方は観光バス・ビッグバスを利用して人気ビーチ・ボンダイビーチに行くのもおすすめです。
朝は、シドニーの美味しいスペシャリティコーヒーを楽しんで1日をスタート。2日目は 世界遺産ブルーマウンテン の大自然を満喫しましょう。シーニック・ワールドでは、トロッコ列車、スカイウェイそしてケーブルウェイの3種類の乗り物で、 緑豊かな森と断崖絶壁の壮大を一望 できます。夜は ディナークルーズ で特別な夜を過ごしましょう。昼間とは違う美しさを持つハーバーブリッジやオペラハウスを見ながらの食事は最高の経験になります。
オーストラリア最大の動物園「 タロンガ動物園 」に向かいましょう。100年以上の歴史をもつタロンガ動物園はシドニーハーバーに面した最高のローケーションのため綺麗な海の景色と動物たちを鑑賞できる最高の観光スポットです。入園料とは別に料金を払えば、コアラと一緒に写真撮影もできます。350種5,000頭以上の動物を飼育していて、大人であっても童心を取り戻しワクワクすること間違いなし!
シドニーは 空港も列車の駅も市内に近い ので、移動日の4日目もサクッと観光できます。シドニー滞在最終は美術館や博物館巡りをしてみてはいかがでしょうか。オーストラリア最大級の ニューサウスウェールズ美術館 では、オーストラリア人アーティストやアボリジニの作品を豊富に展示しています。2022年に12月オープンしたばかりのNorth Buildingは膨大なお金と10年もの時間を変えた大きなプロジェクトとして完成しました。日本人建築家が設計を担い、現代的でありながら温かみを感じる館内はぜひ足を運んで欲しい場所です。
https://www.veltra.com/jp/oceania/australia/sydney/?sid=1554
メルボルン初日は、シドニー同様市内観光からスタートしましょう。市内はトラム(路面電車)が無料なので効率よく回ることができます。 世界一美しい図書館と呼ばれるビクトリア州立図書館 は必見です。図書館から歩いて15分の距離には 南半球最大のマーケット・クイーンビクトリアマーケット もありますよ。少し南の方に歩くとオーストラリアで最初につくられた駅であるフリンダース・ストリート駅など見どころ満載!その近くのフェデレーションスクウェアーと呼ばれる広場では毎週のようにイベントが開催されています。
市内から少し足を伸ばし、自然を楽しみましょう! 日帰りで行けるおすすめスポット は3つ。世界一美しい海岸線 グレートオーシャンロード や、熱帯雨林を蒸気機関車で駆け抜ける パッフィンビリー 、そしてのんびりとワイナリー巡りができる ヤラバレー です。あなたの好みに合わせて選んでみてくださいね。
旅行最終日はメルボルンならではの 美味しいコーヒーを堪能 して帰りましょう!早朝からカフェがオープンしているメルボルンでは、朝の時間を大切にする文化があります。少し早起きしてメルボルンの生活スタイルを体験してみるのもいいですね。
https://www.veltra.com/jp/oceania/australia/melbourne/?sid=1554
意外と距離が近いシドニーとメルボルン。オーストラリア二大都市のうち、どちらに行こうか迷う!という方もきっといるはず。そんな方はこの記事を参考に両方に行く旅行計画をしてみてはいかがでしょうか。凝縮した旅を満喫できますよ。
https://www.veltra.com/jp/oceania/australia/?sid=1554
余暇プランナー
フリーライターのAyakaと申します。旅行会社での勤務経験があります。 旅とカフェ巡りと焼き菓子が大好きな道産子です。 現在は地元の北海道を離れ、メルボルン生活を楽しんでいます!
オーストラリア2大都市観光!メルボルン&シドニーを一度に楽しむモデルコース