「せっかくだから新車がいい!」「中古なら、憧れのあの車が買えるかも!?」。新車を買うか中古車にするか、迷ってしまいますよね。

この記事では、あなたのライフスタイルに合った選択をできるよう、新車と中古車のメリット・デメリットを徹底比較します。2025年最新の情報をもとに、後悔しない車選びのコツを解説!理想のカーライフをスタートさせましょう。

新車と中古車、購入前に知っておきたい違いとは?

新車と中古車の大きな違いは、「価格」や「品質の確実性」と言えるでしょう。新車は未使用の状態で、最新技術や安全装備が搭載されている一方、価格は高め。中古車は価格が抑えられる分、走行距離や状態にバラつきがあり、購入時の確認が重要です。それぞれの特徴を詳しく比較していきます。

車両本体価格の比較

新車:コンパクトカーで150~300万円、SUVやミニバンで300万円~が主流だが、それ以下も。
中古車:2~5年落ちで半額以下になる場合も(一部の人気の車種を除く)。状態や市場需給で価格が大きく変動する。

諸費用(税金、登録費用など)の比較

新車:自動車税、重量税、登録手数料などの諸費用が約20~50万円。

中古車:登録費用が新車より安いことが多い(’約20~30万円)。初回車検までの期間が短い分、税金の負担も軽減されるケースも。

税制優遇制度の活用(エコカー減税・グリーン化特例など)

新車:エコカー減税やグリーン化特例の対象になる場合が多く、ハイブリッド車や電気自動車(EV)は自動車税や重量税が軽減、グリーン化特例の対象となる。

中古車:エコカー減税のうち、自動車重量税は、初回継続車検(新車登録から3年後の車検)を受けていない場合、対象になることがある。 環境性能割は、取得価格が50万円を超え、環境性能の基準を満たしていれば適用対象。グリーン化特例は、原則として、中古車には適用されない。

ローン金利と返済負担の比較

新車:ディーラーローンは金利が6~9%が一般的。審査が通りやすい、融資までの期間が短い、キャンペーンで0%の場合もある。

中古車:ディーラーローン (信販会社経由)の金利は6%~9%。審査が通りやすい、融資までの期間が短い。

共通:銀行ローン。金利は2~5%と低い傾向である一方、審査が厳しい傾向。融資までの期間は長い傾向。

維持費の比較(ガソリン代、車検・修理費、保険料など)

新車:燃費性能が良く、初回車検(3年後)までのメンテナンスコストが低い。ハイブリッド車の燃費は25~35km/L程度。

中古車:古いモデルだと燃費が15~20km/L程度で、修理頻度も高い場合がある。

保険料は新車・中古車で大きな差はありませんが、車両価格が高いと保険料もやや高くなる傾向です。

納車時期と車の状態・性能で比較

納車までの期間

新車:注文から納車まで1~6カ月かかる場合が多い。人気車種やカスタムモデルでは、1年かかることも。

中古車:在庫があれば1~2週間で納車可能。輸送を伴う場合は3~4週間、長い場合だと数カ月かかることもある。

最新技術と安全装備の有無

新車:2025年モデルの場合、自動ブレーキや車線維持支援などの先進安全装備が標準装備されることが多い。

中古車:5年以上前のモデルだと先進安全装備がないことが多い。

カスタマイズの自由度

新車:ボディカラーや内装、オプションを自由に選べる(コストは上乗せ)。

中古車:カスタマイズ済みの車両を選ぶか、購入後に自分好みに変更可能(ただし、状態によってはカスタマイズに制限が出る場合も)。

車の状態と品質(走行距離・修復歴など)

新車:走行距離ゼロ、修復歴なし、品質が保証されている。

中古車:走行距離や修復歴の有無で品質が大きく異なり、詳細なチェックが必要。

保証内容と期間

新車:メーカー保証が付くことが一般的。一般保証(3年または60,000km以内)、特別保証(5年または100,000km以内)など。

中古車:販売店による保証(保証期間1~3カ月、走行距離1,000~5,000km)が付く場合が多い。延長保証をつけられる場合も。認定中古車の場合は1年など、通常の中古車販売店よりも手厚いことが多い。

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あなたに合うのはどっち?目的・条件別のおすすめ

最新技術と安心感を重視するなら【新車がおすすめ】

最新の安全装備や燃費性能を求めるなら新車がおすすめです。特に、長期間(5年以上)使用予定の人や、最新のEV・ハイブリッド車に興味がある人に適しています。

初期費用を抑えたい、すぐに乗りたいなら【中古車がおすすめ】

初期費用を抑えたい、2~3年で乗り換えを考えているなら中古車がコスパ良好。そして、新車に比べて納車までの期間が短いことがほとんどです。すぐに乗りたい方にとっては納期は見逃せないポイントです。

駐車環境や運転経験も考慮する

狭い駐車場ならコンパクトカーが扱いやすく、運転初心者は自動ブレーキ付きの車を選ぶと安心です。中古車の場合、バックカメラやセンサーの有無も確認しましょう。

中古車選びで特に注意したいこと

修復歴・走行距離の確認

「修復歴車」とは、大きな事故などで車の骨格部分を修理したことがある車のことです。見た目ではわからなくても、後々トラブルが起きたり、売却時の価格が低くなったりする可能性があります。そのため、中古車を選ぶ際は、必ず車両の履歴を確認して、修復歴がないかチェックしましょう。

走行距離

5万km以下
: 一般的に状態が良いとされ、安心して乗りやすい。

10万km以上
: 部品の劣化が進んでいる可能性があり、購入後のメンテナンス費用が高くなることがある。

車両の状態を詳細にチェック(内外装、電装系、タイヤなど)

内外装の傷、電装系の動作(エアコン、パワーウィンドウ)、タイヤの摩耗をチェック。整備記録簿で過去のメンテナンス履歴を確認しましょう。

避けたい車の種類と見分け方(冠水車、塩害車など)

冠水車は異臭や錆、電装系の不具合で判別可能。塩害車は海沿い地域の車両に多く、フレームや下回りの錆に注意。プロの鑑定士に依頼するのも有効です。

信頼できる販売店選びの重要性

信頼できる販売店は整備履歴や保証内容を明確に提示します。口コミや評判をチェックし、複数の店舗を比較しましょう。

ディーラーと中古車販売店の違い

ディーラーはメーカー直営で新車が中心、認定中古車も扱っていることがあります。保証やアフターサービスが充実しています。一方、中古車販売店は価格が安い場合が多いが、保証内容は店舗によって変わります。

信頼できる販売店の見極め方

JU(中古自動車販売士連合会)加盟店や、AIS(自動車検査協会)認証の店舗は信頼性が高いです。契約前に保証期間や返品条件を確認しましょう。

購入後のサポート体制(保証、点検、修理など)

新車はメーカー保証で全国対応可能。中古車は販売店ごとの保証となることが多いため、点検・修理体制が整った店舗を選ぶと安心です。

まとめ:ここがポイント!新車と中古車のかしこい選び方

新車と中古車のどちらがよいか、迷いますよね。長期間(5年以上が目安)乗るなら、燃費や保証が手厚い新車が結果的にコスパがよいでしょう。一方、短期間の利用や初期費用を抑えたい場合は、中古車がお得といえるでしょう。

中古車で失敗しないためには、修復歴や走行距離を必ず確認し、信頼できる販売店を選ぶようにしましょう。試乗や整備記録簿のチェックも忘れずに。新車を選ぶ際は、予算内で最新の安全装備を備え、試乗で運転感覚を確認しましょう。将来の売却価格(リセールバリュー)も考慮するとよいでしょう。

車の保険は、新車なら手厚い補償を、中古車なら補償範囲を絞ることで節約できます。年齢や運転歴に合ったプランを選び、かしこくカーライフをはじめましょう。

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※記事中の数値や税制等は、2025年6月時点のものです。また傾向として示している点もあります。購入時に確認をするようにしてください。

情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 【新車or中古車】「どっちがいいの?」後悔しない車選び!徹底比較