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ついつい食卓に登場しがちなカレー。
我が家では家族からの「またカレー?」というクレームを防ぐべく、シチューやハッシュドビーフも加えてローテーションを組んでいるのですが、ハッシュドビーフが、やはりカレーのルーほど種類がありません。
そこで今回サミットオリジナル商品の『素材そのまま』シリーズから『洋食屋さんのハッシュドビーフ』というルーが発売されたと聞きつけ、さっそく試してみました!
サミットのオリジナル商品では、その名もズバリ!「サミットオリジナル」が有名ですが、実はそのほかに「素材そのまま」もサミットのオリジナル商品のひとつ。
目印はサミットオリジナルと同じく、緑の半円です。
今回ご紹介する『洋食屋さんのハッシュドビーフ』は、サミットと鎌倉に本社を置く、カレールーの開発・製造を行う、株式会社エム・トゥ・エが共同で開発したもの。
同シリーズには、ハッシュドビーフ以外にもカレールー(甘口・中辛)があります。
エム・トゥ・エは洋食屋が起源で、レストランの味を家庭で楽しむための商品開発を行ってきた老舗企業なので、味や品質は折り紙付きです。
パッケージにも書かれていますが、1袋で約4皿分。国産小麦を100%使用し、ナチュラルチーズや赤ワインを配合し、化学調味料は不使用です。
賞味期限は12月に購入して翌年の6月までなので、およそ6か月です。
調理方法は、袋の裏側に記載されています。
必要な材料は牛肉、タマネギ、ニンジン。お好みで生クリームを仕上げに使ってもいいそう。
我が家ではファストフード店などでコーヒーを注文した時についてくる小さなミルクを代用しています。
いつもハッシュドビーフにはニンジンは使っていませんが、今回は指示された調理方法を遵守して入れてみようと思います。
作り方は、他の市販のルーと異なる点はありません。
まずは肉を炒めます。
余談ですが、ハッシュドビーフはやはり肉の味が決め手なので、サミットのチラシとにらめっこして、肉が特売の日を狙うのがおすすめです!
野菜類も炒めて500ccの水で煮込み、いったん火を止めてルーを入れます。
十分にルーを溶かしたら再び火にかけ、とろみがついてきたら完成です。
実際に食べて強く感じたのは、油っぽさが口の中に残らない点です。
市販のルーを使った場合、せっかく美味しくいただいたのに、食べ終わった後にいつまでも油っぽさが残って残念に思うものがありました。
でも、本品はそのしつこい油っぽさがありませんでした。
そして、これは筆者の個人的な分類なのですが、ハッシュドビーフのルーの場合、トマトソース寄りのものと、ブラウンソース寄りのものがあるように感じています。
トマトソース寄りのものはやや酸味が強めでそこが味の魅力でもあるのですが、とくに子どもたちには甘みが強いブラウンソース寄りが好評。
本品はブラウンソースならではのコクと甘みがたっぷりで、万人ウケする味に仕上がっているように感じました。
今後ここを改良していただければと感じたのが、調理方法の解説。
タマネギもグラムではなく個数表記の方がわかりやすいし、「柔らかくなるまで」といった抽象的な表現よりも「何分煮込む」といったように具体的に数字で表現してもらうと、お料理初心者さんでも安心だと感じました。
本品を購入するときに他社の類似製品と値段を比較してみたのですが、4人家族なら使い切りの分量なので、本品の方が100円ほど安かったです。
1円でも安いものを買おうと毎日必死な身としては、本当にありがたいと感じました!
【商品情報】
■素材をそのまま 洋食屋さんのハッシュドビーフ
価格:322円(税込)
【取材・文・撮影/別当律子】
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※価格変更やサービス終了などになることがありますのでご了承ください。