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欠かさずに冷蔵庫に入れているという方も多いネギ。野菜室に保存していたら萎れてしまった、なんてことも多いのではないでしょうか。
そうなる前に、ネギを冷凍保存してしまいましょう!
この記事では、長ネギ・小ネギの冷凍保存方法やおいしさを逃さないネギの解凍方法について、管理栄養士が解説します。
ネギの主な保存方法には、常温・冷蔵・冷凍があります。
長期保存にむいているのは冷凍保存ですが、それぞれどのくらいの保存期間があるのでしょうか。
【保存期間】
常温:泥付きで1ヶ月 ※冬場に限る
冷蔵:1~3週間
冷凍:1ヶ月
冷凍は季節問わずに長期保存ができるため、すぐに調理しない場合などにおすすめの保存方法です。
しかし、冷凍したネギは水っぽくなりおいしくないイメージもあると思います。しかし、冷凍ネギも正しく解凍すればネギの風味やうま味を逃さず食べられます。
それでは、冷凍方法・解凍方法をみていきましょう。
長いまま長ネギを冷凍保存する方法と、切った長ネギを冷凍保存する方法。それぞれの解凍方法を写真付きで解説します。
長いまま保存することでネギ特有の「アリシン」という栄養素が残ります。アリシンとはネギの香りのもととなる成分で、殺菌・抗菌などの働きがあります。
1.長ネギを洗い、根元を切り落とす。保存用袋に入る長さに切る。
2.保存用袋に入れて、空気を抜きながら閉じたら冷凍庫に入れる。
あらかじめ切って冷凍することで、使いたいときにすぐに使うことができます。忙しいときには時短になりとても便利です。
1.長ネギをお好みの大きさに切る。
2.保存用袋にキッチンペーパーを敷いてから切った長ネギを入れて、空気を抜きながら閉じたら冷凍庫に入れる。
※完全に凍る前(冷凍して30分後くらい)に袋を一度開けて振ることで、長ネギ同士がくっつきにくくなります。完全に凍ったらキッチンペーパーは取り出してOK。
冷凍したネギを切ってから使用したい場合は、凍ったまま切りましょう。同様にそのまま調理に使用するときも、凍ったままで使用しましょう。
長ネギを自然解凍してしまうと水分が出てしまい水っぽくなってしまいます。おいしく食べるコツは「解凍はしない」と覚えておきましょう。
トッピングでよくつかわれる小ネギは、あらかじめ切ってから冷凍するのがおすすめです。
そのまま冷凍するとくっついてしまいますが、ちょっとした工夫でパラパラに保存できます。
1.小ネギを小口切りにする。
2.保存用袋にキッチンペーパーを敷いてから切った小ネギを入れて、空気を抜きながら閉じたら冷凍庫に入れる。
※完全に凍る前(冷凍して30分後くらい)に袋を一度開けて振ることで、小ネギ同士がくっつきにくくなります。完全に凍ったらキッチンペーパーは取り出してOK。
調理に使用するときも料理の仕上げに使うときも、冷凍されたまま使用しましょう。すぐに解凍されるため、凍ったままでも問題ありません。
今回の記事では、管理栄養士が「適切なネギの保存方法」について解説しました。
ネギは冷凍保存することで季節問わずに長期保存が可能です。
あらかじめ切って保存しておけば、忙しいときや今すぐ使いたいというときにも解凍せずに使うことができるので、時短にもなり便利です。
ぜひネギの保存に困ったら冷凍保存をしてみて下さい。