おせち料理の定番である「黒豆」。たくさん作るも食べ飽きてしまい、残ってしまった経験はありませんか。そんなときは別のメニューにリメイクして、残さずに楽しみたいもの。甘さがあるのでスイーツにアレンジしがちですが、今回はスイーツ1品に加え、黒豆の甘さをいかしたおかずメニューも2品紹介します。


「黒豆入り味噌ハンバーグ」



珍しい味噌味のハンバーグです。実は味噌のコクのある味わいと黒豆の甘さがベストマッチ。ハンバーグ自体に味をつけているので、ソースをかけずにそのまま食べられます。黒豆が入ることで味と食感にアクセントが出ていつものハンバーグとの違いも楽しめます。我が家の子どもたちからも大好評な一品です。

材料

黒豆(煮豆・汁気を切っておく) 200g / 合挽肉 400g / たまご(M寸) 1個 / 味噌 大さじ2 / サラダ油 適量

付け合わせ野菜(サニーレタス・茹でたブロッコリー・プチトマト・パプリカ 各適量)

作り方

1. 黒豆は手で少し形が残る程度に潰しておく。

2. ボウルに1と合挽肉、たまご、味噌を入れ、手で混ぜながらこねる。



3. 2を4等分して丸め、空気抜きをしてから俵型に成形して中央を指でくぼませる。

4. フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、3のくぼませた面を上にして入れ、焼いていく。焼き色がついたらフライ返しでひっくり返して蓋をし、弱火で火が通るまで蒸し焼きにする。



5. 食べやすい大きさに切った付け合わせの野菜と一緒に、皿に盛り付けて完成。

「黒豆入りベイクドチーズケーキ」



続いて紹介するのは、しっとりとしていて濃厚なベイクドチーズケーキ。黒豆を入れることで見た目のアクセントにもなり、味も高級感のある仕上がりになります。作り方は、材料をミキサーに入れて撹拌し、焼くだけと簡単です。

材料(5号ケーキ型1台分)

クリームチーズ 200g / 生クリーム(植物性ホイップ) 200cc / たまご(M寸) 1個 / 砂糖 大さじ3 / 薄力粉 大さじ2 / 黒豆(煮豆・汁気を切っておく) 100g / 黒豆煮豆の汁(あれば) 大さじ1~2

土台(ビスケット 80g / 溶かしバター(有塩・無塩どちらでもOK) 80g)

仕上げ用(はちみつ 適量 / 水 適量)

作り方

1. まずは土台を作る。ジッパーバッグにビスケットを入れ、麺棒などでたたいて細かく砕く。



2. 1をボウルに出して、溶かしバターを加えてヘラで混ぜ合わせる。

3. ケーキ型の底にクッキングシートを敷き、2を平らになるように入れる。最後は手のひらで上面をギュッと押してならす。


均等に敷き詰めると、切ったときの断面がきれいに

4. 続いてベイクドチーズケーキを作る。ミキサーにクリームチーズと生クリーム、たまご、砂糖、薄力粉、黒豆の汁を入れて(なければ入れなくてもOK)、なめらかになるまで撹拌する。

5. 3に4を1cm程度流し入れたら黒豆を全体に散るように入れる。最後に残りの4を全て流し入れる。




6. 5を170度に予熱したオーブンで50分焼く(焼き時間は家庭のオーブンにより調整する)。

7. オーブンから取り出して粗熱が取れたら、型ごとラップで包み冷蔵庫で一晩程度置く。

8. よく冷えたらケーキの周りにグルッと包丁を入れ、型から取り出して皿などにのせる。はちみつを少量の水でのばしたものをチーズケーキの表面に塗り、つやを出して完成。

「黒豆とチーズのスティック春巻き」



黒豆とチーズ、ツナを春巻きの皮で包み、フライパンで揚げ焼きするだけで作れる簡単料理です。黒豆の甘さにチーズの塩気がマッチ。子どもが喜ぶおかずとしてはもちろん、お酒のつまみとしても楽しめます。

材料(4本分)

春巻きの皮 4枚 / 黒豆(煮豆・汁気を切っておく) 大さじ4 / ピザ用チーズ 大さじ4 / ツナ(油漬け、汁気を切っておく) 1缶 / ケチャップ 適量 / サラダ油 大さじ2

※ツナ缶は水煮でもOK。その場合はあっさりとした味に仕上がる。

作り方

1. 春巻きの皮1枚の上に、1/4の量の黒豆、ピザ用チーズ、ツナをのせて春巻きと同様に巻く。これを4本作る。



2. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、1を入れて焼いていく。



3. 春巻きの両面に焼き色がついたらフライパンから取り出し、食べやすい大きさに切って皿に盛る。ケチャップを添えて完成。

今回の黒豆リメイクレシピは、どれも手軽に作れる物ばかり。おせちで余ってしまった黒豆に少し手を加えて新しいメニューに変え、飽きずにおいしく食べ切りましょう。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 おせちの黒豆を簡単リメイク--満足感のあるおかず&リッチなスイーツに変身