セブンイレブンとヤッホー共同開発のクラフトビールが大ヒット、想定の2割増で110万本出荷
株式会社ヤッホーブルーイングと株式会社セブン-イレブン・ジャパンが初めて共同開発したクラフトビール「有頂天エイリアンズ」が、発売から3ヶ月で合計出荷数量110万本を突破したことが明らかになりました。
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同商品は5月21日に首都圏および長野県・山梨県のセブン-イレブン約7,500店舗で先行発売され、6月11日から全国のセブン-イレブンおよびセブン&アイグループの各店舗で順次発売されています。発売から70日で100万本、3ヶ月で110万本という記録的な売れ行きを見せ、セブン-イレブンでの販売数は当初想定の2割増となりました。
好調な売れ行きの背景には、従来のラガービールとは対照的な特徴があります。「有頂天エイリアンズ」は「濁った見た目とまろやかな口当たり・控えめな苦み・トロピカルな香り」が特徴で、主流である「透明ですっきり・苦みが強め・穏やかな香り」のラガービールとは真逆の味わいを提供しています。
購入者の分析では、ビールカテゴリ全体と比較して若年層の比率が約2.3倍、女性比率が約1.3倍となっており、普段ビールを買わない層にも好評を得ています。新規顧客の割合はビールカテゴリ内で1位を記録し、従来のビール愛飲者以外の層への訴求に成功していることが分かります。
価格面でも注目を集めており、約350円でヘイジーIPAが購入できることから、SNS上では「ヘイジーIPAで約350円は破格の安さ」「ヘイジーIPAがコンビニで買えるなんて」といったコメントが多数投稿されています。本格的なクラフトビールが300円台で購入できるコストパフォーマンスの良さが評価されています。
商品の開発には2年の期間を要し、パイナップルやマンゴーといったトロピカルフルーツを思わせる香りを実現するため、ヤッホーブルーイングの製品中では最多量のホップを使用。「よなよなエール」と比較すると約1.8倍のホップを使用し、ホップの香気成分含有量は一般的なラガービールの11倍に達しています。
「有頂天エイリアンズ」のコンセプトは「搾りたてのフレッシュジュースのようなヘイジーIPAで、自由時間をぶち上げる」。日々の生活や一人時間の充実を大切にする人をターゲットに、毎日のタスク終了を祝し、自由な時間の始まりを盛り上げるビールとして開発されました。