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アマゾン(Amazon.co.jp)でアルカリ乾電池を探すと、オリジナルブランド「Amazonベーシック」製品が人気のようです。シンプルなカラーリングだし、コスパもよさそう。というわけで、実際に性能面はどうなのでしょうか? ガチ検証してみました。
写真はAmazonベーシックブランドの単3形アルカリ乾電池・20本パック。価格が流動的で、2月時で461円だった価格は徐々に値上げされ、2017年3月10日時点で通常(非プライム会員)価格は890円(送料別)となっている。本検証では最新価格を前提にコスパ評価を行なっている。
2.2Ωのセメント抵抗を乾電池につなげ、終止電圧(乾電池の寿命となる電圧、アルカリ乾電池は0.9V)に下がるまでの時間を計測したものです。もっとも長く使える乾電池の指標となります。値はいずれも2回のテストで好成績だったものを採用しています。
今回検証したAmazonベーシックブランドの単3形アルカリ乾電池は、他社製と比較して20%ほどパフォーマンスの低い結果となった。変動しやすい販売価格のせいでコスパが安定しなさそうだ。編集部で購入した際の461円という価格であれば、1本単価(23.1円)および容量単価(24.5円)ともに上位にはなる。検証結果からは、性能ではなく、コスパ重視で買うタイプの商品のため、20本890円という価格で購入するのは得策ではないだろう。
※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。ロットの違い、個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また本企画で紹介している商品は地域や季節等などによって取り扱っていない場合もございます。あらかじめご了承ください。