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コストコで販売されている『US プライムビーフ 肩ロース ステーキ』はご存知でしょうか。
ステーキ用の部位であるサーロインやリブアイに比べると、手を出しやすいお値段なのが肩ロース。とはいえプライムグレードなので、サシが入っておりジューシーさは十分あります。今回はこのステーキ肉を上手に焼く方法をご紹介しましょう。
こちらがコストコの精肉コーナーで販売されている『US プライムビーフ 肩ロース ステーキ(US PRIME CHUCK EYE STEAK)』(品番:98325)。お値段は100gあたり248円(税込、税抜230円)です。購入したものは1,199gで2,974円(税込、税抜2,754円)でした。USDA(米国農務省)の格付け(5段階)で一番上の「プライム」グレードは霜降りが比較的豊富でして、本品も確かにサシが入っていますね。
購入したものはステーキ肉が3枚。1枚あたり400g弱ということになります。厚さは1~1.5cm程度とコストコのステーキ肉にしては薄めですが、そのぶん面積が広い! 今回は、本品を上手に焼く方法を紹介しましょう。バターや油を使わず、下ごしらえのシーズニングもしない、非常にシンプルな方法です。当記事を参考に、各ご家庭でアレンジしていただければ。
まず、ステーキ肉は、焼く前に必ず常温に戻しておきましょう。冷蔵庫から出して、1時間ほど置いておけばOK。表面のドリップをキッチンペーパーで吸い取っておくと、くさみを除くことができます。本品はスジ切り済となっていますが、念のため、脂肪と赤身の境目あたりを包丁でトントンと刺しておきます。
フライパンをコンロにのせ、強火で十分に熱したら、牛肉を投入。縁までいっぱいになるこのビッグサイズ! 強火のまま1分20秒ほど焼きます。
次に、ひっくり返して、火力はそのまま裏面を1分焼きます。その後、再びひっくり返し、火を止めて予熱で火を通していきます。2分半ほど置いておきますが、気温が低い場合はフタをして(わずかに隙間をあける)、フライパン内の温度が下がりすぎないよう調整してください。
焼き上がったものを包丁でカットしてみると…このとおり。内側はピンク色のレアに仕上がりましたよ!
盛り付けてみると、お皿からあふれるほどのボリュームで迫力がすごい! 最後に岩塩と胡椒をミルで挽いて、ステーキに振りかければできあがりです。パクっといただいてみますと、そこそこ歯ごたえがありつつも、スジなどはなく、容易に噛み切れます。厚さ1cm程度というのが絶妙な塩梅ですね。赤身のうまみと脂のコクが混ざり合い、ジューシー感がありつつ、味わいが濃厚! ナッツのような香りもして、牛肉の風味を楽しめますよ。
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『プライムビーフ 肩ロース ステーキ』は、『チョイスビーフ 肩ロースステーキ』に比べて、明らかにグレードアップしたクオリティです。ちょっとしたイベントのごちそう用に本品を選ぶと、満足度が高まるでしょう。ただ、さすがに『プライムビーフ サーロインステーキ ニューヨークカット』ほどの特別感はありません。その点に留意して、うまく使い分けてくださいね。