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寒い冬でも身体がポカポカ温まる、コンビニの鍋焼きうどん。最近意外と冷凍食品で種類が充実してきているのをご存知ですか? 先日食べ比べ記事をお届けしたファミリーマートPBの鍋焼うどんは、関東の店舗で7種類ほど発見。今回はローソンPBで探してみたところ、関東の店舗で5種類ほど調達できました。
ということで今回は、ローソンの冷凍鍋焼きうどん5商品を食べ比べ。編集部で徹底会議して、ベスト鍋焼きを選出してみました。お弁当並の価格がして微妙に試しづらい商品群ですが、こちらを参考にぜひチャレンジしてみてください!
スタッフB
まずは追い鰹製法で風味豊かに仕上げたというオーソドックスな冷凍鍋焼きから。具材は卵、ほうれん草、鶏肉、椎茸、鶏つくね、ボイルえび、かまぼこ、刻みあげ。コンビニ各社とも具材の充実ぶりはバッチリですね。うどんはやや細麺で、ツルッとした食感が特徴的かも。
スタッフA
コンビニ他社の鍋焼きに比べると、特に追い鰹の香りがビシッと効いており、魚介系の出汁が好きなら選ぶ価値アリかと! 価格も比較的リーズナブルで、海老が大きめなのも嬉しいポイント。これといったマイナスポイントもなく、無難におすすめできる一品ですね。
スタッフB
かき揚げ、やきもち、卵、きざみあげ、ほうれん草、鶏肉、椎茸、鶏つくね、かまぼこ、お麸の10種類具材がウリの一杯です。①『鍋焼うどん』に比べて、お値段は168円もアップ! グラム数はそう変わりませんが、うどんはがっつり系太麺に、鶏肉もサイズを増していて、確かに値段なりのボリュームを感じられる満腹メニューになっております。
スタッフA
魚介が強い①に比べて、こちらは昆布にウルメ、サバなどの節を炊き出したバランスの良い味わい。具材のラインナップと味付けはほぼ一緒ですが、かき揚げの油分も染みて予想以上にがっつり系ですね。悪くはないけど、約600円ってのはちょっと高すぎる気が……。コスパ感なら①『鍋焼うどん』、満腹度を求めるなら本品でしょうか。
スタッフB
キャベツ、もやし、玉ねぎ、人参、きぬさや、コーン、しょうが、ボイルいか、えび、きくらげ、豚肉、さつま揚げ、かまぼこの12種具材を使用したちゃんぽんです。コンビニ他社製品に比べると、ファミマの『国産野菜とこだわり具材のちゃんぽん』(498円)よりもコスパ感良好な価格設定が魅力でしょうか。
スタッフA
他社だとセブンの冷凍『具だくさんちゃんぽん』(338円)が味・価格ともに個人的ベストなので、それに比べてパンチが薄めで芯の弱いスープは気になる感じ。ただ、スタンダードなまろやか濃厚感ではなく、スパイシーな風味でビシッと決めた味付けは特徴的だと思います。麺まで含めると、全体的には平均点といったクオリティでしょうか。
スタッフB
昆布メインの和風だしに石臼挽きの香辛料を使用したという一杯。具材は牛肉、玉ねぎ、刻みあげ、ネギと控えめになりましたが、カレースープはガツンと風味豊かで完成度が一段違う感じ! 国産小麦のうどんはもちもちで、コシの強さが他より際立ってる印象があります。
スタッフA
辛味もスパイス感もキツすぎず、一口目は若干薄味に感じるぐらいなのですが、出汁の効き方がお店で出るような上品さで、バランスの良い深い味わいが頭一つ抜けてます! 味付けの方向性自体はオーソドックスで、とろみもちょっと薄いけど、ここは好みの範囲かと。ご飯を入れてカレー雑炊にしても美味しそう……。個人的にはイチオシです!
スタッフB
うどん入りのチゲ鍋という扱いですが、具材のボリュームは他よりちょっと多い程度なので、同じ鍋焼きうどん枠として比較してみます。具材の顔ぶれはもやし、キャベツ、ニラ、玉ねぎ、白菜、にんにく、餃子、厚揚げ、鶏つくね、豚肉の10種類。具材はどの商品も全体的に彩り豊かですね。スープは牛肉・牛骨ベースでどっしり芯が太い感じ!
スタッフA
豆板醤がビシッと前に出たハードな辛味の中に、ほんのりとだしの甘味も感じる万人受けしそうな味付けです。具材は及第点ですが、餃子は普通のチルド餃子を無造作にぶち込んだ感じで、ファミマの『水餃子入り チゲうどん』のもちもち水餃子に比べると見劣っちゃうかも。身体が温まる感はベストなので、この季節にはアリですね!
スタッフA
編集部で人気アンケートを取ったところ、1位は④『カレーうどん』、2位は①『鍋焼うどん』、3位は⑤『チゲ鍋』という結果に。『カレーうどん』は上品なだしの味わいが断トツで、コンビニ離れした完成度が人気を集めました。ローソンで冷凍鍋焼うどんを買う時、参考にしていただければ幸いです!