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同書籍は、元パティシエである著者の室崎さゆり(ぺぽ)さんが、おやつ作りのハードルをとことん下げ、初心者でも作りやすい「おうちおやつ」を追求した一冊。
例えば、使用する道具の数。一般的にお菓子の本では専用の様々な道具が必要だが、メインの道具は4つまでに厳選。基本的にはボウル、泡立て器、ゴムベラと計量する道具があればOK。また、初心者が道具をそろえる手間を減らすことにもこだわり、100均(100円ショップ)で売られている道具で作れるように工夫したという。
また、使用するのは業務スーパーの米粉。1キログラム・300円台(2024年11月)と手頃な価格が魅力ながら、水分の吸水率の高さなどからお菓子づくりは難しいという意見もあるが、この”業スーの米粉”で、すべてのおやつを作っている。
どのレシピも砂糖と油が控えめなのも特徴。著者がパティシエ時代に甘いものの食べすぎで体を壊してしまったことが経験を踏まえ、ギリギリまで砂糖と油を減らすことを追求した。
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