クラフトビールが飲める音楽フェス6選!コンサートプロモーター主催の大型フェスから、ブルワリー主催のフェスまで
ビール女子 2025年07月02日 16:00:00
日本中を盛り上げる、音楽フェス。「FUJI ROCK FESTIVAL」「SUMMER SONIC」「COUNTDOWN JAPAN」など、大規模なフェスを筆頭に、全国各地で様々なイベントが開催されています。
そんな中、クラフトビールが飲める音楽フェスって意外と少ないもの…でも、クラフトビールを飲みながら音楽を楽しめるフェスに行きたい!そんな音楽とクラフトビール両方好きな方々に向けて、「クラフトビールが飲める音楽フェス」をまとめました!
コンサートプロモーターなどが主催する音楽フェスと、ブルワリーが主催するフェスの2軸でご紹介します。
※来年以降の参考になるよう、今年度は開催終了しているイベントも掲載しています。
もくじ
■クラフトビールが飲める音楽フェス
└【5月】VIVA LA ROCK(埼玉)
└【7月】FUJI ROCK FESTIVAL(新潟)
└【11月】Brewin’ Groove Festival(東京)
■ブルワリー主催の“ビール×音楽”フェス
└【4月】坂ノ上音楽祭(大阪)
└【5月】CRAFTROCK FESTIVAL(東京)
└【7月】会う、飲む、笑う、(東京)
■クラフトビールが飲める音楽フェス
└【5月】VIVA LA ROCK(埼玉)
└【7月】FUJI ROCK FESTIVAL(新潟)
└【11月】Brewin’ Groove Festival(東京)
■ブルワリー主催の“ビール×音楽”フェス
└【4月】坂ノ上音楽祭(大阪)
└【5月】CRAFTROCK FESTIVAL(東京)
└【7月】会う、飲む、笑う、(東京)
クラフトビールが飲める音楽フェス
【5月】VIVA LA ROCK(埼玉)
埼玉県にある巨大多目的アリーナ「さいたまスーパーアリーナ」で毎年ゴールデンウィークに開催されるロックフェスティバル「VIVA LA ROCK」(以下、ビバラ)。埼玉初の屋内大型フェスとして、2014年に始まりました。
会場に隣接した屋外フリーフェスエリア「VIVA LA GARDEN」では、オフィシャル食堂やカフェでフェス飯を楽しめたり、子供が楽しめる巨大トランポリンやワークショップが開催されていたりと、音楽を楽しむ以外のコンテンツも充実しています。2025年のタイムテーブルはこちら(※終了しています)。出演アーティストは1日約25組。
バンドに限らず、ラッパーやガールズグループなど様々なジャンルのアーティストがロックを表現する祭典です。
■飲めるビール
埼玉県所沢市内にあるクラフトビール工房「所沢ビール」とコラボレーションして、毎年オリジナルビールを提供しているビバラ。なんと、「音楽醸造」という先進的な醸造方法を採用し、特別に開発した装置を製造タンクに取りつけ、ビールの発酵から熟成までのすべての工程においてその年の出演アーティストの楽曲群を聴かせてビールを醸造しています。2025年は、2020年に通販のみで販売していた、手絞りした国産有機レモンを使用し、独自製法で特別な甘い風味を引き出したスペシャルなレモンエールビールをアップデートして、復刻版『ビバラホップ!2025』として販売。
出演アーティストの音が乗った1杯で、耳からも口からも音楽で満たされます。
【7月】FUJI ROCK FESTIVAL(新潟)
言わずと知れた、日本最大級の野外音楽イベント「FUJI ROCK FESTIVAL」(以下、フジロック)。日本のロックフェスの先駆けとして、1998年からスタート。日本を中心に世界から200組以上のミュージシャンが勢揃いし、来場者も日本中から集まる祭典です。会場は新潟県湯沢市の苗場スキー場。標高1000mの山の中です。
2025年は、7月25日(金)、26日(土)、27日(日)の3日間開催。ステージだけでも11箇所点在し、さらにキャンプ施設や子供の遊び場などコンテンツ盛りだくさんで、まるでテーマパークのよう。
7月の開催に向け、出演者やその他の情報が続々と発表されています。
■飲めるビール
2025年は、フジロック初の公式コラボビール『FUJI ROCK LAGER』が誕生!2022年より、フジロックに出店をしてきた BREWDOG。この3年間で音楽ファンから親しまれたことで、4年目にして初のコラボビールの誕生が実現しました。
醸造を担当するのは、ときがわ町に醸造所を構える Teenage Brewing。代表の森大地さんは長年音楽に携わっており、フジロックへは何度も足を運んでいたという生粋のフジロッカー。フジロック公式ビールをつくることが決まった際にも、「フジロックで飲むならこういうビールを飲みたいな」というフジロッカーの気持ちを想像してレシピを作成したのだそう。
グレープフルーツを思わせるフルーティーな香りが漂い、飲み口はスムースで軽やかですが風味の厚みもあり、ふわっと桃のような甘みを感じる1杯。青い空と太陽に照らされたフジロックの野外で、何杯でも飲みたくなるラガーです。
■詳細記事:【飲んでみた】フジロック初の公式コラボビール『FUJI ROCK LAGER』が誕生!5/28より数量限定一般発売開始
さらに、約4kmの会場内の計5か所(オアシスエリア、グリーンエリア 2 箇所、ホワイトエリア、イエロークリフ)では、『ハイネケン』も販売されます。会場の駐車券購入者には「Heineken® 0.0」の無料引換券が数量限定で配布。
その時の気分や天候、出番のアーティストによって、ビールの味わいも変えながら楽しんでください。
FUJI ROCK FESTIVAL
○公式HP:https://www.fujirockfestival.com/○SNSアカウント:https://www.instagram.com/fujirock_jp/
【11月】Brewin’ Groove Festival(東京)
ジャンルを超えたアーティストたちが織り成すグッドミュージックと、CRAFTROCK FESTIVALを主催する CRAFTROCK BREWINGがセレクトするクラフトビールを片手に、最高の音楽体験を味わえるフェスティバルをコンセプトとしています。
開催発表と共に公開された第1弾出演アーティストは、「小山田壮平 BAND」「SHE'S」「CENT」「SOIL&“PIMP”SESSIONS」の4組。11月の開催までに、続々と発表される予定です!
■飲めるビール
ビールは、全部で6ブルワリーが出店予定。現在発表されているのは、当イベントのビールのセレクトも担当している「CRAFTROCK BREWING」。音楽に焦点を当て、バンドとコラボしたビールや楽曲から発想したビールを醸造するブルワリーです。
そして、静岡県「West Coast Brewing」。クラフトビールの本場であり、オーナーの故郷でもあるアメリカのビールを目指して醸造するブルワリー。良質な天然の地下水を使用し、ホップの香りを効かせた様々なスタイルのビールを手がけています。
残り4ブルワリー、どんなビールが音楽シーンを盛り上げてくれるのか。初開催ということで、これから続々発表される内容に注目です。
Brewin’ Groove Festival
○公式HP:https://www.jvcmusic.co.jp/brewingroove/○SNSアカウント:https://www.instagram.com/brewingroove/
ブルワリー主催の“ビール×音楽”フェス
【4月】坂ノ上音楽祭(大阪)
大阪の西成で、常識にとらわれないビールづくりをマインドにしているブルワリー「Derailleur Brew Works」と、関西最大級の無料ローカルフェス「GREENJAM」がコラボした音楽とビールのイベント「坂ノ上音楽祭」。2023年4月8日(土)9日(日)の初開催以降、大阪市天王寺にある芝生の憩いの場「てんしば公園」にて毎年開催されています。入場は無料。坂をかけあがり、まちの中に出てくる「てんしば公園」の芝生に寝転んで、青い空を見ながら日が暮れるまでグッドミュージックを聴き、そこにはこどものはしゃぐ声、ビール、淹れたての珈琲と、芝生の匂い、そして遠くで聞こえる街の喧騒…と、とにかく「なんか、ええかんじ」を老若男女にお届けしよう、というコンセプト。
3年目となる2025年はスピンオフと銘打った「坂ノ上音楽会」が4月13日(日)に開催されましたが、当記事では本編となる「坂ノ上音楽祭」を紹介するため、2024年の情報を元にフェスの様子をお届けします。
2024年の出演者およびタイムテーブルはこちら。1日につき5組のアーティストが出演。
演奏に限らず、出演アーティストのトークや、Derailleur Brew Worksのヘッドブルワーによるクラフトビールに関するトークなど、スペシャルトークセッションも。アーティストの話を聞ける機会ってなかなかないので嬉しい。入場無料なのが信じられないほど豪華なイベントです。
■飲めるビール
2024年は、フェスを主催するブルワリー「Derailleur Brew Works」のオリジナルビールが9種類、そして直営店である「スタンドうみねこ よりみち」のキッチンカーにて全国から集めたクラフトビール18種類が提供されました。
また、出演アーティストとのコラボビールも醸造。2024年は、「TENSAIBAND BEYOND」「SPECIAL OTHERS」の2組とのコラボビールが販売されました。アーティストのファンとしても、嬉しい1杯。他にも、自家製クラフトサワーやスパイスハイボール、Derailleur Brew Worksが手がけた清涼飲料水など、子供から大人まで楽しめるラインナップのドリンクが充実しています。
ドリンクと合わせて楽しむフードも充実していて、2024年はなんと10店舗が出店!タコスやドーナツ、カレーやハンバーガーなど、ビールに合う食事が盛りだくさんでした。
【5月】CRAFTROCK FESTIVAL(東京)
「音楽フェスでビールは飲めるけど、“クラフトビール”が飲めるフェスは無い。そんなフェスがあればいいのにな…」と思った、音楽が大好きで毎年フェスにも通う株式会社ステディワークスの社長が、無いなら自分でやろう!と2014年に実現させたイベント。複数のブルワリーが出店し、数多くのクラフトビールが飲める唯一無二な音楽フェスとして2014年に始まりました。
会場は変わることもありますが、近年は立川駅北口から徒歩11分の場所にある「立川ステージガーデン」での開催が恒例となっています。ステージは、音響設備抜群の屋内「ホールステージ」、ひらけた空の下心地よく音楽を聴ける「屋外ステージ」の2エリア。2025年は、1日につき12組のアーティストが出演。
公式のSpotifyアカウントでは、全出演者の曲をまとめたプレイリストが公開されています。自宅でのビールのお供にもぴったり!毎年出演しているアーティストもいて、出演者の傾向を知ることができるので、ぜひ参考に聴いてみてくださいね。
■飲めるビール
毎年8ブルワリー前後が出店していて、1ブルワリーにつき約5種類は提供しています。つまりざっと40種類は揃う、音楽フェスとしては最大規模のクラフトビールの出店数です。2025年に出店したのは、以下8ブルワリー。
■ブルワリー
《東京》CRAFTROCK BREWING
《東京》KUNITACHI BREWERY
《埼玉》Teenage Brewing
《栃木》うしとらブルワリー
《長野》志賀高原ビール
《静岡》REPUBREW
《カリフォルニア》Firestone Walker Brewing Company(ナガノトレーディング)
《ニューヨーク》Hudson Valley Brewery
《東京》CRAFTROCK BREWING
《東京》KUNITACHI BREWERY
《埼玉》Teenage Brewing
《栃木》うしとらブルワリー
《長野》志賀高原ビール
《静岡》REPUBREW
《カリフォルニア》Firestone Walker Brewing Company(ナガノトレーディング)
《ニューヨーク》Hudson Valley Brewery
低アルコールからガツンとしたものまで、そして苦いものからフルーティなものまで、いろんな味わいのビールが揃っているので、出演バンドの曲の雰囲気や時間帯に合わせてビールを選ぶことができて、とっても幸せな時間が過ごせちゃいます。
CRAFTROCK FESTIVAL
○公式HP:https://craftrock.jp/fes2025/○SNSアカウント:https://www.instagram.com/craftrock_fes/
【7月】会う、飲む、笑う、(東京)
奈良を拠点とするクラフトビールの醸造所「奈良醸造」が、ビールとさまざまなカルチャーの遭遇を演出するプロジェクト『会う、飲む、笑う、』を始動。
第1弾として、音楽×クラフトビールのイベントが2025年7月13日(日)に開催されます。場所は、下北沢ADRIFT。最大収容人数300名の、アットホームなイベントとなりそうです。
奈良出身アーティスト「川辺素」を筆頭に、インディペンデントな場で活動の幅を広げるアーティスト「Mom」「野口文」の3組が出演予定です。
また、川辺さんと、奈良醸造の醸造長・浪岡さんによる特別トークセッションコーナーも。こちらでしか聞けない、音楽とビールが交差する特別な時間を楽しめます。
■飲めるビール
当日提供されるのは、イベントを主催する奈良醸造のビール。様々なビアスタイルに挑戦し、その美味しさにファンの多い奈良醸造。ビールの味わいはもちろん、1つ1つのビールに与えられたイメージデザインもおしゃれで、どこをとってもセンスの良いブルワリーです。
ビールを超えた当イベントも、期待大。初開催の日に向けて、少しずつ情報が追加発信されているようなので、要チェックです。
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情報提供元: ビール女子