蓋を開ければそのままおつまみになる缶詰シリーズ「缶つま」。手軽なおつまみとして人気ですが、もちろんビールとの相性も抜群です!





今回、マリアージュについて学びながら「缶つま」を最大限楽しむイベント、「第11回ビールでつくる缶つマリアージュ NikkoBrewing編」が開催され、ビール女子編集部が参加してきました!“缶つマリアージュ”をマスターすれば、家飲みのバリエーションが広がるかも?イベントの内容をリポートします。


マリアージュとは“第3の味わい”を楽しむということ


イベントでは、ファシリテーターの熊谷陣屋さんと一緒に、マリアージュの基本を学びます!
そもそもマリアージュとは、“第3の味わい”を楽しむということです。

・飲み物と食べ物それぞれ単体でもっているが、合わせることで飛躍的に強まる味わい・飲み物と食べ物それぞれ単体では出てこないが、合わせることによって初めてでてくる味と香り

上記2つの「おいしい大変化」のことをマリアージュといいます。
“何となく合う”はNG!しっかりと理論にもとづき、法則性のあるものこそがベストマリアージュなのです。

【マリアージュの法則3つ】1.同じ特徴を合わせるとその特徴が強まる

  • 2.異なる味を組み合わせると、一方を強めたり和らげたりする

  • 3.香りが味を強めたり弱めたりする



熊谷さんの説明によると、マリア―ジュに大切な法則は上記の3つ。
たとえば、甘みは苦みを和らげますし、苦みはうまみを強化します。また、「コーヒーに砂糖」「スイカに塩」など、身近な組み合わせもマリアージュが発生しやすいのだとか。
“マリアージュ”と聞くと難しそうなイメージかもしれませんが、基本をおさえておけばとってもシンプル。誰でも簡単に試すことができます。


いざ実食!缶つまは湯せんで温めてから食べるべし


マリアージュの基礎を学んだところで、いよいよ4種類の「缶つま」をビールに合わせてみます。
ここで登場するのはNikkoBrewingのラガーとペールエール。2種類のビールを合わせ、味の変化を楽しみます。





ちなみに、「缶つま」は湯せんで温めるのがマスト!熱湯の中に2~3分入れておくと、食べごろの温度になりますよ。


1.缶つまマイルド 国産焼き鳥直火焼塩味
塩分控えめでやさしい味わいの焼き鳥!鶏肉の味を引き立てる塩加減と、炭火の香ばしい味わいがクセになります。これは間違いなくビールにあうおつまみ!





ペールエールのもつ柑橘のような香りが、あっさりした塩味によく合います。「レモンを絞ったみたい!」と、新しい味わいになるマリアージュを体感した参加者さんもいました。
一方、ラガーの場合はお肉の油をさっぱり洗い流してくれるような印象に。よりあっさりと食べたい人にはラガーがおすすめかも?


2.缶つまプレミアム 和風サーディン
日本近海でとれたかたくちいわしを醤油で味付けした、和の風味が楽しめる一品です。スライスした生姜が魚の臭みを緩和し、食べやすいのもポイント。骨ごと食べられるのもうれしいですね。





こちらはラガーとのマリアージュが人気のよう。キリっとした味わいのラガーを合わせることで、和風のタレが甘酸っぱい味わいに変化します。
食べ物が残っている状態でビールを口に含むのがマリアージュのコツ。タレそのものの味が変化するのは驚きでした!


3.缶つまプレミアム 九州産ぶりあら炊き
九州産「うまかぶり」のあらを丁寧にとり、骨まで柔らかく仕上げた一品。あらの臭みはほとんどなく、甘辛く濃厚なタレがあと引くおいしさです。





こちらはもっとも意見が分かれた「缶つま」!ラガーもペールエールも、どちらも合うと感じる人が大半でした。
よりすっきりと食べたい人はラガー、ホップの苦みで甘さを和らげたい人はペールエールがおすすめです。


4.缶つまスパイシー マトンパクチーカバブ
インド料理「マトンカバブ」にスパイスを加えた、ペースト状のおつまみです。マトン特有の風味とパクチーをはじめとしたスパイスの香りがベストマッチ!そのまま食べるのはもちろん、バケッドにのせて食べるのもおすすめです。





ペールエールを合わせるとスパイスの風味が強くなり、より印象深い味わいに。一方、ラガーを合わせると辛みを和らげてマイルドな味わいに変化します。
マリアージュに正解はありません。その時の気分や好みによって選べるのも、マリアージュの楽しさです。


実はとっても簡単&手軽!マリアージュをマスターしてビールをもっと楽しもう


“マリアージュ”と聞くと、ちょっと難しそうなイメージ。しかし、基本をおさえれば誰でも簡単に楽しむことができます。





しかも「缶つま」を使えば、調理の手間いらずでマリアージュを楽しめるのがうれしい! お気に入りの「缶つま」とビールで、家飲みの可能性をもっと広げてみませんか?


■缶つま倶楽部:http://www.kantsuma.jp/
■NikkoBrewing:https://www.facebook.com/Nikko-Brewing-601417293549294/


情報提供元: ビール女子
記事名:「 家飲みの可能性を広げる!「缶つマリアージュ」を楽しむイベントに潜入してきた