10月のイベントといえば、ハロウィン。
思い思いの仮装をしてみたり、かぼちゃにまつわる料理をつくってみたり、会社でお菓子を配ってみたり。楽しみかたはさまざまですが、ハロウィンにぴったりなビールを味わう大人なハロウィンもおすすめ!
今年のハロウィンに揃えたい、ハロウィンビールを7本ご紹介します!
香りだけでアップルパイのおいしさを感じられる
『アップルシナモンエール<ハロウィン限定ラベル>』(サンクトガーレン)
ハロウィンといえばカボチャを想像しがちですが、欧米ではりんごもハロウィンには欠かせません。そんなリンゴをふんだんに使用した『アップルシナモンエール<ハロウィン限定ラベル>』が、神奈川県・厚木市のサンクトガーレンから登場。
地元のパン屋さんのオーブンで、1日かけて500個の焼りんご(砂糖不使用)をつくるところから始まり、翌丸1日かけてタンク1本分(小瓶換算で約3,000本)のビールを仕込みました。栓を開けると広がるアップルパイのような香りは、ビールが苦手な人でも「香りだけで美味しい!」と驚くほど。
1口飲むと広がる“カラメルモルト”の甘美なコクと、リンゴのほのかな酸味、そして時折ホップの苦みも顔を覗かせ、余韻にはメープルシュガーの香ばしい甘みが残ります。冷たいまま一気飲みするのではなく、少しぬるめで飲んだ方が甘い香りも味も引き立つのでおすすめ。夜ほっと一息つく時間に、くつろぎながら楽しみたい!
加賀野菜「打木甘栗赤皮かぼちゃ」の甘みが広がる
『PUMPKIN JACK』(オリエンタルブルーイング)
地域の人と共生する「ローカル・ブルワリー」を目指す、石川県・金沢市にあるオリエンタルブルーイングの秋限定のビール『PUMPKIN JACK』。
使用しているのは、加賀野菜の一つである「打木甘栗赤皮かぼちゃ」。果肉は厚く粘質で、しっとりとした味わいの「打木甘栗赤皮かぼちゃ」由来のほのかな甘みを楽しめるビールです。パッケージのデザインは、ハロウィンのキャラクターとして有名なジャックオーランタン。
飲む前も後も、ハロウィンのインテリアとして飾っておきたいかわいいデザインが魅力的です。
かぼちゃの焼き菓子を彷彿とさせる味わい
『パンプキンエール』(ハーヴェストムーン)2000年に千葉県舞浜市でオープンし、《収穫を祝う楽しい気持ちをこのビールで感じてもらえるように》という思いが込めてビールを醸造する「ハーヴェスト・ムーン」。
そんなハーヴェスト・ムーンが毎年ハロウインの時期に少量醸造する人気ビール『パンプキンエール』が今年も登場。パンプキンピューレを使用し、シナモンや杜松の実などのスパイスで風味付けを行いました。杜松の実とはジュニパーベリーとも呼ばれ、ジンの風味付けに使われる胡椒のようなスパイシーさとウッディーな苦みが特徴の果実です。
かぼちゃの焼き菓子を感じさせてくれる味わいが、ハロウィンの楽しさを一層盛り上げてくれます。
『パンプキンエール』
- ○アルコール度数:4.5%
○内容量:330ml
○原材料:麦芽(ドイツ製造、イギリス製造、カナダ製造)、パンプキンピューレ、メープルシュガー、ホップ、杜松の実、シナモン、八角
○URL:https://www.ikspiari.com/harvestmoon/news/
○主な販売場所:イクスピアリ 4Fロティズ・ハウス、イクスピアリ 1F成城石井、ほかハーヴェスト・ムーン取扱店舗
※店舗によって取扱いがない場合もあります
○醸造所:ハーヴェスト・ムーン
バレルエイジならではのリッチで複雑なアロマ
『Off Trail Trick or Treat Yourself(オフトレイル トリックオアトリート ユアセルフ)』(Far Yeast Brewing)
山梨県・小菅村のブルワリー「Far Yeast Brewing」発の、微生物の力を活用したビール造りに取り組む『Off Trail』ブランドから生まれた『Off Trail Trick or Treat Yourself(オフトレイル トリックオアトリート ユアセルフ)』。
樽熟成のストロングエール、インペリアルスタウト、ケトルサワーレッドエールをブレンディングし、かぼちゃのピューレとパウダーをたっぷりと使用。バレルエイジならではのリッチで複雑なアロマが楽しめるビールです。
ブラウンシュガー、ローストパンプキン、キャラメル、シナモン、オーク樽といった多彩な香りが溢れ、まるでグラスの中でハロウィンパーティーが開催されているかのような仕上がりです。
『Off Trail Trick or Treat Yourself(オフトレイル トリックオアトリート ユアセルフ)』
素朴さの中に、優雅でほんのりした甘さが楽しめる
『カントリーガール かぼちゃエール』(ベアードビール)静岡県・伊豆市に醸造所を構える「ベアードビール」がつくるかぼちゃのビール『カントリーガール かぼちゃエール』。ベアードビールを創業したアメリカ出身のブライアン・ベアード氏のお母さんが、かぼちゃ畑で収穫を楽しんでいたことからインスパイされ誕生。
地元産のかぼちゃを煮たのち、数種類のモルトとのマリアージュにより深みとバランスのある麦汁を作り、主発酵〜2次発酵〜熟成期間と経て完成。温かみのある素朴さの中に、優雅なほんのりとした甘さと複雑なフレーバーも感じられるビールで、これぞ秋の味と思わされる1杯です。
秋が来ると、自然とお母さんの思い出が蘇るというブライアンさん。そんな彼らの思い出に想いを馳せながら、秋の夜風にあたって飲んでみたい。
■関連記事:【完全保存版】クラフトビールが楽しめる静岡県のおすすめビアバー・ブリューパブ14選
蜂蜜のような甘さと後味のわずかな苦みが絡み合う
『Tete de Mort(テットゥ・ド・モール)』(デュ・ボック醸造所)
1858年よりベルギー・ワロン地域で醸造する「デュ・ボック醸造所」がつくる『Tete de Mort(テットゥ・ド・モール)』。「テットゥ・ド・モール」はフランス語で頭蓋骨(=ドクロ)の意味で、ラベルに描かれています。ドクロと聞くと怖いイメージですが、このラベルはなんだか愛くるしいデザイン。ビールが喉を貫通していて、ちゃんと飲めているのか心配になります。
泡は豊富でとてもきめ細かく、コリアンダーとアニスのスパイシーな風味がバナナやレモンの様なフルーティーな味わいを演出しています。蜂蜜のような甘さと、後味にはわずかな苦みもやってくる。
アルコールも8.1%と、重厚感のある1杯です。
『Tete de Mort(テットゥ・ド・モール)』
花束やキャラメルを連想させる香りが後を引く甘みへと変化
『Tete de Mort Amber(テットゥ・ド・モール・アンバー)』(デュ・ボック醸造所)同じく「デュ・ボック醸造所」から『Tete de Mort Amber(テットゥ・ド・モール・アンバー)』。
甘さと麦芽感をしっかり楽しめるフルボディタイプのビール。飲み始めてすぐに、花束やキャラメルを連想させる香り広がり、微かに香るコリアンダーや、口いっぱいに広がるキャラメルの風味が楽しめます。
『Tete de Mort(テットゥ・ド・モール)』と2本揃えて、それぞれの味わいの違いをじっくり追求してみたい!
『Tete de Mort Amber(テットゥ・ド・モール・アンバー)』
\合わせて読みたい/
情報提供元: ビール女子