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大山Gビールの美味しさの秘密
「もっとおいしいお酒を造りたい」そのために大山の麓に移転した久米桜酒造。その水は大山Gビールでも使われています。
今回はそのおいしさの原点となる源水を案内していただきました。
そこは佐陀川のほとりにある「地蔵滝の泉」。別名「伯耆富士」、地元の方々が「大山さん」と親しむ名峰「大山(だいせん)」には広大なブナ林があります。山に積もる雪が雪解け水となり、ブナ林の落葉でできた腐葉土の大地に染み入ります。
大地に育まれた水は日量20万トン近く湧き出て、その清らかで柔らかい水質は、平成20年に環境省が定める「平成の名水百選」にも選ばれています。
大山Gビールが目指すのは「四季を感じるビール造り」。ヘッドブルワーの岩田秀樹さんは、ビールで季節を感じて欲しいとこの素晴らしい源水の他にも、自家栽培や地元周辺で生産する原料を使うビール造りを進めています。
その昔大手ビールがこの地域で栽培しビール醸造に使用していたという幻の大麦「ダイセンゴールド」。やや濃い色に仕上がることでしばらく生産がストップしていましたが、四国の農業試験場で種苗が保存されていることを知り、復活させて近隣で栽培。この大麦は人気のビール『大山ゴールド』に使用しています。
また、酒米として栽培する山田錦の米粒の中心部となる心白(しんぱく)を研いた時に米粉を使い、人気銘柄『八郷』を醸造。さらに、醸造所のすぐ脇にあった梅園を自分たちで切り開き、そこにホップを植え、生のホップを収穫してすぐにタンクに投入するハーヴェストブリューの『ヴァイエンホップ』なども醸造しています。「ビールの原料を農作物として育て、それを使いビールを造ることが自分たちのビール造りにとても大切だと感じています。さらに今後の酒税法の改定に伴い、これから地元大山を味わえる新たな挑戦もできるのではとも思っています」と椙原さん。
また、ブルワリーは2年前に工場面積を増やし、新たな設備を増設。醸造量の増加だけでなく品質向上を図る最新システムを導入しました。
すべてをオートメーション化するのではなく、岩田さんを始めとするブルワーの方々が常に醸造状況を五感を働かせつつあえて確認を入れるようにして、ビールを常に最上に仕上げられるひと手間をかけた醸造しています。さあ、年内に行く?それとも来春?!
「夢はおいしいビールに溺れること」…まるでそんな夢が叶うような贅沢でコストパフォーマンスブッチギリのこの飲み放題!「利益度外視のイベントなので正直やめたほうがいいかなと思いますが、皆さんの笑顔を見ていると今の所はやめられないんですよね」と椙原さん。
周辺には、縁結びの最強スポットと言われる出雲大社、ポケモンGO! で話題をさらった鳥取砂丘、すなば珈琲など、話題のスポットもたくさん。そして、鳥取・島根には松江地ビールビアへるん、石見麦酒、タルマーリーなど、魅力あふれるブルワリーも目白押し。ここと併せてブルワリー巡りの旅をするのもオススメです。
今年の年忘れをこの贅沢飲み放題を仲間と一緒に、または、来春のスタートを出雲大社のご利益祈願とともに美しい大山を眺めながら乾杯すれば、幸先いいこと間違いなし!
体調万全で ぜひ大山へ行くべし♪
開業20年祭 地ビール祭 大山Gビール飲み放題
(2017.10.01〜12.24)
■イベント詳細:http://g-beer.jp/p/g-beer/4/4/8/
◯場所:ブルワリーレストラン ビアホフ ガンバリウス
鳥取県西伯郡伯耆町丸山1740-30
◯電 話:0859-39-8033
FAX:0859-39-8034
◯料金:¥1,000(飲み放題)※表示は全て税抜価格