突然ですが、ビール女子の皆さんはクラフトビールを飲むとき、何をお供にすることが多いですか?
おいしいお料理だけではなく、映画や本を片手にという声も聞こえてきそうですね。

今回は、広々とした空間で音楽と新鮮なクラフトビールを堪能できるブルーパブ「CRAFTROCK BREWPUB &LIVE」をご紹介します。


ライブイベントから生まれたビールメーカー



「CRAFTROCK BREWPUB &LIVE」は、クラフトビールと音楽のライブイベントCRAFTROCK FESTIVAL/CIRCUIT」から生まれたビールメーカー「CRAFTROCK BREWING」の醸造所を併設したブルーパブ。「音楽とクラフトビールのカルチャーを繋げ、 ミュージシャンをサポートするビールメーカーを目指すこと」をコンセプトに掲げています。

運営するのは、クラフトビールの楽しさを伝えたいと手頃な価格帯で提供する「CRAFT BEER MARKET(クラフトビアマーケット)」や「居酒屋ビールボーイ」などを展開する株式会社ステディワークス。

駅直結の日本橋エリアで新鮮なクラフトビールを楽しめる



「CRAFTROCK BREWPUB &LIVE(以下、クラフトロック)」は、2019年9月にオープンしました。半蔵門線・銀座線「三越前駅」直結のコレド宝町テラスの1階にあります。


天井が高く、店内は明るく広々としています。座席は140席。バルスタイルの着席エリア、キャッシュオンデリバリースタイルのスタンディングエリアがあり、いろいろなシーンで利用できそう。隣のテーブルとの間隔は広めで、ゆったりと過ごせます。


開放感あふれるテラス席もあります。春や夏は緑に囲まれ気持ちよさそう。


店内奥にあるステージでは、週末を中心に音楽ライブが開催中!音楽とビールを一度に楽しめる素敵な時間を過ごせます。

ピカピカの醸造所で造られるクリーンなビール



店内の醸造所「CRAFTROCK BREWING」で造るクラフトビールは「どこまでもクリーン、 心地よく響く音楽のように心を踊らせる味わい。 毎日でも、どんな時間帯でも飲みたいビール」を目指しているそう。


ピカピカのタンクを眺めるだけでも心がワクワクしますよね。こちらの醸造所では2020年3月より「ブルワリーツアー」を始めたそう。醸造所内のすみずみまで見学したり、ビールの原材料に触れたり、ビールの試飲をしたりと、盛り沢山の内容。参加は予約制です。


提供されるビールは「CRAFTROCK BREWING」の新鮮なビールと国内外より厳選されたゲストビールの10~14種類ほど。「CRAFTROCK BREWING」のビールの提供サイズは、パイント(473ml、税込900円)とハーフパイント(250ml、税込600円)の2種類。ゲストビールの提供サイズおよび価格は、銘柄により異なります。いろいろと飲んでみたい方におすすめのビアフライトセット(各150ml×選べる3種類、税込1,280円)もあります。


ブルーパブならではのビールも楽しむことができます。サーバー(ビールの注ぎ口)の近くに並ぶ5基のタンク。これらは“サービングタンク”と呼ばれ、中にはビールが入っています。サービングタンクは、貯酒タンクの役割だけでなく、追加熟成をしたり、個別に温度管理をしたりと、さまざまな役割を持ちます。サービングタンク直結のサーバーからビールが注ぐこのシステムは、日本では珍しく、都心で味わえるのはクラフトロックだけ!

音楽から発想したオリジナルビールを飲んでみた



「CRAFTROCK BREWING」は音楽に焦点を当て、バンドとコラボしたビール楽曲から発想したビールを造っています。メニューには「Inspired by “曲名”」とArtworkが紹介されています。元になった曲からビールをオーダーしたり、味わいからブルワーさんがどんな発想をしたのかを想像したりと、他にはない新しい楽しみ方がおもしろいですね。

オリジナルビールの中から、店長さんにおすすめのビールを選んでもらいました。

プログレッシブIPA(パイント、税込900円)』


Inspired by「CHON “petal”
ベースはケルシュ。でも度数は高くて苦味もしっかり。ホップはCascade、Sorachi Ace、Cometというあまり派手ではなく、柑橘の皮やハーブ感の強いものをチョイス。ボディ感やマウスフィールはしっかりしているため、度数の割に飲みやすくグビグビいける具合に仕上がっております。(HP紹介文より)
ビアスタイルは、ケルシュIPA。透明で明るめの茶色。グラスに鼻を近付けると感じるレモンのような爽やかさ。飲んでみると、炭酸は柔らかく、なめらかな口当たりに、レモンのような風味。柑橘を皮ごとかじったような苦みを感じます。パイントにしてよかったと思うほど、飲み口がいい一杯。


ビアフライトセット(150ml×3種類、税込1,280円)」


左から順番に紹介します。

Boys Don’t Cry
Inspired by「The Cure “Boys Don’t Cry”
バレンタインの時期にそわそわしている男性へ甘くほろ苦いチョコレートポーターのおすそ分け。(HP紹介文より)
ビアスタイルは、チョコレートミルクポーター。透明で濃い焦げ茶色。カカオニブの甘い香り、醤油のような香ばし香り、チャイのスパイシーな香りが複雑に絡みあっています。カカオニブの甘さと焙煎した麦芽のほろ苦さ、後からスパイシーな風味が残り、ふんわりとした余韻が心地よい一杯。温度が上がってくるとより深い味わいに。


2 many HZs
Inspired by「2many DJ’s
ラクトースは使用していないものの、しっかりと甘みを残したことによりホップのトロピカル感がより強調されています。ホップの使用量も今回も奮発しちゃいました。(HP紹介文より)
ビアスタイルは、ジューシーIPA。濁りのあるオレンジ色で、桃、パイナップルのようなフレッシュでフルーティな香りがします。飲んでみると、トロピカルフルーツのような味わいで、ジューシさも感じられ、苦みは少なめで優しい味わい。思わずごくごく飲み干したくなる一杯。


Zesty Lady
Inspired by「Jimi Hendrix Experience “Foxey Lady”
「八朔」と「伊予柑」をつかったストロングペールエールです。柑橘は瀬戸内「大三島」の無農薬の柑橘農家「花澤家族農園」のものを使用。度数は少し高めの6.0%とすることで程よいボディ感を。また苦味もペールエールにしては強めに設定。(HP紹介文より)
ビアスタイルは、ストロングペールエール。透明できれいなチェリーのような赤い色。柑橘の香りが優しく香ります。飲んでみると、麦芽の甘さとフレッシュな柑橘の風味。後から皮の白い部分をかじったような独特な苦みを感じます。しっかり香りを感じながらゆっくりと味わいたい一杯。


ビールに合わせるお料理はピクルスや人参のラペのような前菜をはじめ、サラダ、ステーキや魚介類、パスタなどのお腹にたまるメニュー、デザートまで揃っています。おすすめの料理の『ローディッドフライ、ハーフサイズ、税込900円』を注文しました。


ポテトフライの上にチリコンカンとチェダーチーズ&ベーコンがかけられていてボリューム満点。グループでシェアするのがよさそうです。

音楽とクラフトビールを思い切り楽しもう



日本橋で音楽とクラフトビールを楽しむことができる「CRAFTROCK BREWPUB &LIVE」。明るくて広々とした店内は女性一人でも入りやすい雰囲気昼の11時から開店するので、時間を気にせずゆっくりとビールを堪能することができます。

音楽が好きな方、ビールが好きな方、どちらも好きな方におすすめしたいお店です。音楽に焦点を当て造られるクラフトビール、店内で開催される音楽ライブなど、ここでしか体験できないことが待っていますよ!



CRAFTROCK BREWPUB &LIVE


〇住所:東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 COREDO室町テラス1F
〇TEL:03-5542-1069
〇営業時間:11:00~23:30(Food L.O. 22:00 / Drink L.O. 22:30)
〇定休日:なし
〇座席数:140席
〇支払い形式:現金、クレジットカード、電子マネー
〇喫煙・禁煙:全面禁煙
〇お子様連れ:子供可、ベビーカー入店可
〇公式ホームページ:https://craftrock.jp/brewpub/
〇Facebook:https://www.facebook.com/craftrockbrewing/
〇Instagram:CRAFTROCK_BREWING
〇Twitter:@craftrockfes





情報提供元: ビール女子
記事名:「 音楽と新鮮なクラフトビールを楽しめる日本橋のブルーパブ「CRAFTROCK BREWING」に行ってきた