ひとつまみの塩とお湯で沸騰しないようにゆっくりと煮る『湯煮』は、魚の臭みを取り除いて中に旨味を閉じ込める調理法です。シンプルながらも最大限に魚の旨味が感じられます。ふっくらと仕上がった身はもちろん、煮汁は薄口醤油などで調味して澄まし汁へ。旨味を含んだ『昆布』も細く切って残さず召し上がれ。
ひとつまみの塩とお湯で沸騰しないようにゆっくりと煮る『湯煮』は、魚の臭みを取り除いて中に旨味を閉じ込める調理法です。シンプルながらも最大限に魚の旨味が感じられます。ふっくらと仕上がった身はもちろん、煮汁は薄口醤油などで調味して澄まし汁へ。旨味を含んだ『昆布』も細く切って残さず召し上がれ。
Step1
タイは流水でサッと洗い、すぐにキッチンペーパーで水気をふく。鍋に昆布をひいてタイを乗せ、かぶるくらいの水と塩を入れて中火にかける。鍋の縁がほんの少し沸々してきたら弱火にし、途中アクを取りながら15~20分煮る。
Step2
フライ返しなどを使ってタイの身が崩れないように、昆布、煮汁と共に盛り付け、木の芽を飾る。刻んだ万能ネギとポン酢などお好みの調味料を添える。
『沸騰させない火加減』で優しく煮込むのが最大のポイントです。
いろんな魚で試せます。お祝い事やおもてなしには、ウロコやエラ、内臓を取り除いて処理した魚を、丸ごと1尾で30~40分煮るとインパクト大!北海道の漁師さんの間ではキンキを湯煮にして、ウスターソースで食べるのが定番とか。