ビールは世界中で愛飲されていて、ドイツやベルギー、アメリカなど各国のビールが日本に輸入されています。そんな中、今回注目したのは、豊かな食文化を誇るイタリアから届いたクラフトビール。

イタリアで最初にクラフトビールを手掛けたメーカー『baladin(バラデン)』の缶ビール3種が、三井食品株式会社より2022年3月1日(火)に発売されました。

イタリア産原料にこだわったビールづくりが、欧州で人気のバラデン。その缶ビールが日本でも手軽に買えるようになったと聞いて、3種類のビールを飲み比べてみました。





日本でも話題になった“フルオープン缶”



酒屋やスーパーマーケットのクラフトビールコーナーに並ぶと、自然と目が行ってしまう缶デザイン。テキスタイルデザインのように全面に草花がレイアウトされ、おしゃれな配色が欧州の輸入車を連想させます。

上部をみると、日本で話題になったアサヒビールの『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』に近い、フルオープンタイプの缶ビールです。

日本でもまだまだ馴染みのないフルオープンタイプの缶ですが、イタリアではバラデンがはじめてフルオープン缶を採用しました。現地の様子を聞くと、グラスで飲む人が大多数ながら、家や屋外のリラックスした環境では、缶で飲む人も増えてきているのだとか。

上蓋が全開になり、広い飲み口で香りや味を楽しめるフルオープン缶は、今後さらに広まる予感がします。

キャラクターが異なる3種のビール



缶をあけると、華やかな香りが鼻をくすぐります。フルオープン缶の口あたりは、飲みにくさを感じさせません。味わいはどれも品が良く、雑味がなく丁寧な印象です。

それぞれ1本ずつご紹介します。

『POP(ポップ)』



タンジェリンオレンジとベルガモットを思わせる香りで、ホップの爽快な苦味が特徴のアメリカンペールエールスタイルです。アルコール度数は6%で、ホップの心地よい苦みが感じられます。のどごしが良く、あと味はすっきり。


『SUD(スッド)』



イタリア南部で栽培されるコリアンダー・オレンジピールを使用した、シトラス香る小麦ビールです。原料は100%イタリア産。液色は3種類の中で一番淡色でアルコール4.5%。泡立ちはそこまで大きくありません。小麦由来の甘みと、さっぱりした柑橘が綺麗に調和しています。


『L‘IPPA(イッパ)』



フルーティーな香りと軽快な苦みが心地よい、イタリアンIPA。アルコール度数は5.5%で、イタリア産ホップを100%使用していて、3種類の中では苦みが一番感じられました。どっしりとした味わいで、食事にも合わせやすい仕上がりです。


3種のビールを同時に飲み比べてみたい!という方は、アルコールの低い順から飲むか、液色の薄いものから飲み進めることをおすすめします。ちなみに、個人的には「POP(ポップ)」の上品な香りが気に入りました。

一緒に食べたいおつまみは?



鶏とふきのとうのサルシッチャ

キーワードは『イタリア』。「サルシッチャ」はバラデンと同じく、イタリア生まれの料理です。料理と飲み物、双方が生まれた土地で合わせてみるのもペアリングのコツ。

紹介した3種のビールは全て味わいが異なりますが、濃厚なソースの料理や、香りが打ち消し合わないメニューだと、共通して相性が良さそうです。

鶏のひき肉に山菜を練り込んでオリーブオイルで焼きあげる「サルシッチャ」のアレンジレシピで、ビールが進みます。こちらのレシピは、ふきのとうを使用していますが、季節の山菜をお好みでセレクトしてください。


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一緒に聴きたい音楽は?




Yogee New Waves『Bluemin' Days』

この曲は、「前へ向かって頑張っている女性へ普段言えないエールを送る」というテーマをもとに制作されたのだそう。

歌詞に出てくる『花束』というワードや温かみのあるメロディが、バラデンビールの印象にピッタリで、春の空気感が音楽の中に詰まっている1曲です。この春、新生活のスタートに、バラデン片手にぜひ聴いてみてください。


花のように日々を彩る缶ビール



バラデンの缶ビールは、お花見やピクニック、スポーツ観戦など外の太陽光にとても映えます。春の装いでおでかけして、フルオープン缶をお気に入りの場所で飲むのもいいですし、光が射す窓辺のテーブルに置くだけでも、食卓が明るくなります。

また、イタリアで盛んなサッカーで例えると『ファンタジスタ』と呼ばれる創造性豊かな選手が思い浮かびます。料理に合わせて、ビールからワインへとスムーズに飲み進めることも出来るこのビール。パス・ドリブル・シュート、どれも巧みに操るセリエAトップ選手のようです。

ぜひ、皆さんの生活を彩るお供にしてみてくださいね。



 baladin 缶ビール









情報提供元: ビール女子
記事名:「 【イタリアから届いたクラフトビール】フルオープン缶のビール3種類を飲み比べてみた