株式会社アイディス

株式会社アイディス提供

500万ダウンロード達成のスマートフォン向けRPG『ラストクラウディア』が好調な同社。自社IPのゲーム開発が得意分野。「世界一遊ばれるゲームを創る」をミッションに躍動する創業8年目のベンチャー企業。
 

株式会社アイディス 宮本 淳、郷田 努

(左)宮本 淳 様(以後、宮本)
執行役員 コンテンツビジネス本部 本部長
大手ゲームメーカーに新卒入社。大型IPのコンシューマーRPGゲームのプロデュース、モバイル事業に10年間携わる。ガラケー向け着メロや待ち受けなどゲーム以外のジャンルについても多数プロデュースするなど経験は多岐に渡る。その後、別の会社でプランナー、ディレクターを経験後アイディスにjoin。
(右)郷田 努 様(以後、郷田)
コンテンツビジネス本部 本部長付 
ゲーム事業部 開発部 部長、ゲーム事業部 プロデューサー
大手IT企業に新卒入社。eコマース事業に携わる。その後、大手ゲームメーカーのモバイル事業を担当。大型経営統合後のゲーム開発SBUでプロデューサーからマーケティング、経営戦略立案と多岐に渡り経験。外資を含め数社の経営戦略などを担当した後、アイディスにjoin

成長を続けるアイディスのゲーム開発

――本日は、よろしくお願いします。

――アイディス様が手掛ける『ラストクラウディア』が4周年を迎えました。ダウンロード数も500万を超え快進撃が続きますね。

――創業8年目のベンチャー企業として、アイディス様が好調な理由をお伺いしたいです。


宮本「『ラストクラウディア』が高評価を頂けていることが主な要因だと思います。同作が業績に与える影響もやはり大きいですね。ユーザーの皆様には感謝しています。」

宮本「一方で、現状に慢心せず、さらに魅力ある最高のゲーム作りができないかを、常に模索しています。やはり、ユーザー目線で最高のゲーム作りを続けることが、ゲーム業界の企業にとっては大事だと思います。」

宮本「常にクリエイターが探求心を忘れずにこだわり続けているところにも好調の要因があると思っています。現状に満足せず『ラストクラウディア』に次ぐ新規タイトルの開発も進めています。」

――現状に満足せず、常に良いものを生み出そうと努力されているのですね。

クオリティに妥協しない社風

株式会社アイディス公式X(旧Twitter)引用

――アイディス様が手掛けるゲーム制作の特徴を教えて下さい。

宮本「当社のゲーム制作の特徴は、ゲームのクオリティへの強いこだわりだと思っています。」

宮本「当社代表の早貸自らが、シナリオ制作からデザイン、音楽まで幅広く関わっていることが大きいです。」

郷田「代表自ら、ストーリーを組み立てたり、キャラクターの演出のスクリプトを組んだりしていますので、当社のクリエイターにとっては最高のロールモデルになっています。」

――代表のクリエイターとしてのスタンスが、貴社の特徴に繋がっているのですね。

宮本「そうですね。さらに、早貸は社員と非常に近い距離でコミュニケーションをとってもらえるので、とても頼りになります。」

郷田「代表自身がゲーム作りの本当の楽しみ方を分かっているので、開発現場でクリエイターと同じ目線でコミュニケーション出来ているのは大きいですね」

郷田「代表に憧れて入社を決めた社員も結構いたりします。」

郷田「また、ゲーム作りの現場では、社歴はあまり関係なく、ゲーム開発のアイディア登用やプロデューサーへの抜擢など、チャンスが誰にでもあるところも社員のモチベーションにつながっています。」

郷田「結果としてユーザーに受け入れられるゲームを世の中に送り出せているのではないかと感じています。」

世界一遊ばれるゲームを創る

宮本 淳 様

――アイディス様のゲーム作りの原点や想いについてお伺いします。

郷田「会社のホームページにもある通り、『世界一遊ばれるゲームを創る』というmissionがあります。」

郷田「多くのユーザーにプレイしてもらい、記憶に残るゲーム、感動を与えるゲームを作りたいと思っています。」

宮本「ユーザーが感動できるゲームを作ることができれば、世界をより明るく、精神的に豊かなものにできると信じています。」

宮本『ゲームで世界に感動を』というvisionにはそのような想いが込められています。

株式会社アイディスHP引用

郷田 努 様

郷田valueENJOYMENT(楽しもう)』『PROFESSIONAL(プロフェッショナルであろう)』『SYNERGY(力を合わせよう)』という3項目になっています。」

郷田「面白いゲームを作るためには、自身が楽しみ、プロ意識を強く持ち、チーム力で開発を進めることが必要であることをメッセージとして周知しています。」

――原点や想いについてはmissionvisionvalueに濃縮されているのですね。

――開発現場にどのような影響があるのでしょうか。


宮本「当社はオリジナルゲーム開発が事業の主軸となっていて、クオリティにはひたすらこだわっています。それこそ『面白くなるまで世の中に出さない』という心意気で開発に取り組んでいます。」

宮本「中途半端なゲームでユーザーの期待を裏切るぐらいなら出さない。そのため、開発現場では、ダメ出しが連発しますが、直してみるとやはりクオリティが上がって直して良かったという意見が出てきます。」

宮本「こだわり抜いた結果、コアなユーザーに、持続的に遊んでもらえて、ダウンロード数など数字に反映されるとゲーム作りへのモチベーションは上がりますね。」

――自分のクオリティへのこだわりが数字になって反映されるのは、非常にやりがいを感じることができそうです。

宮本「ありがとうございます。ですが一方で、期日までに完了することも徹底しています。やはり、納期を守ってこそのものづくりだと思いますので。」

アイディスでの働き方

株式会社アイディスHP引用

――これまでに、アイディスで働くことに魅力を感じ、働き続けているクリエイターは、どのような特徴がありますか?

郷田「大きく分類すると四つの項目に分けられると思います。」

郷田「一つ目は、仕事に制限を設けずに、自ら進んで動くメンバーが多いことです。安全に橋を渡ることよりリスクがあっても、新しいことにチャレンジする風土があります。」

郷田「二つ目は、社長に魅かれているメンバーが多いことです。先ほどもお話ししましたが社長がクリエイターとしても最前線にいて、距離感も近い。もちろん、クオリティには厳しいですがお手本になり、尊敬できる社長です。」

郷田「三つ目は、本気でゲームを作りたいと考えているメンバーが多いことです。特にRPGに興味が深く、クオリティにこだわりが強いクリエイターが多いです。」

郷田「最後に四つ目ですが、オリジナルゲーム開発にこだわっている会社の方針へ賛同しているメンバーが、多いことです。」

郷田「アイディスという看板を背負って、自ら新しいIPを創出して、ストーリーもオリジナルで勝負する。音楽もプロモーションも社内で企画しています。」

郷田「オリジナルゲームを自分が手掛けたという充実感もありますが、ユーザーに楽しんでもらい評価を頂けたときの喜びを非常に強く感じられますので、そこに魅力を感じるのでしょうね。」

――ゲーム作りへの価値観が合う人にとっては、非常に働きやすい環境ですね。

 

成長に繋がるキャリアパス

株式会社アイディスHP引用

――アイディスでのキャリアパスの進み方を教えて下さい。

宮本「キャリアパスについては現在、試行錯誤しながら制度を検討しています。」

宮本「想定しているキャリアパス支援として、3年後・5年後・10年後の自分自身の仮想ポジションやクリエイターとしてのスキル実装など、自分のスキルシートを作成して上司や会社がともにアドバイスをし、成長機会を醸成するようなことをしたいと考えています。」

郷田「アイディスで働く社員の一人一人の集合体が会社の成長や業績、クオリティに繋がっていくと考えていますので、成長を実感できるような仕組みは大切だと思っています。」

宮本「さらに管理職を目指すことだけがキャリアパスではなく、クリエイターとしての能力が高い社員には、そのスキルやセンスを認めキャリア形成できるラインは大事にしたいと思っています。給与含めて、しっかりと会社が報いられる体制を整えつつあります。」

宮本「唯一無二のスキルを持つクリエイターは非常に貴重ですし、会社としてもプロフェッショナルなクリエイターを育成するプランにも力を入れたいと思っています。」

――キャリアパスを支援する施策としてはどのようなことを行っていますでしょうか。

郷田「研修に力を入れています。ブートキャンプのような研修で、志願制で、やる気のある人に手を挙げてもらい参加してもらっています。」

郷田「昨年は、私の管轄の部だけで行っていましたが、今年からは部署に制限を引かずに募っています。」

――具体的にはどのような研修を行っているのでしょうか。

郷田「例えば、相互理解を深めるコミュニケーションスキルを磨く内容ですね。ゲーム開発は一人ではできません。チームで作りあげる体制が必要です。そのためにチームビルディングは必要不可欠です。」

郷田「職務遂行能力は、考え方×熱意×能力の掛け算だと稲盛さん(京セラ名誉会長)も提唱していますが、まさに仕事の結果はこの組み合わせだと考えています。」

郷田「同じ能力でも、熱意や考え方の掛け算でアウトプットは変わってしまいますので、このような学校では教わらない事を研修で学習してもらっています。」

郷田「その他はセルフマネジメントですね。」

郷田「メンタルセットも含め、自分自身をマネジメントできるやり方を伝授しています。」

郷田「例えば、To Doリストも一般的には備忘録として使われる場合が多いですが、マルチタスクをこなすことが多いゲーム開発で実践的に掘り下げ、概念化して理解してもらえるようにしています。」

宮本
「職種に関係なく、チームで協働し、ゲーム作りをする人材に必須で実践的なスキルなので、例え目指す方向性が変わっても将来必ず自身の成長に繋がると確信しています。」
 

アイディスが求める人材

――現在、採用を強化されていますとお聞きしています。

――採用にあたって、求める人物像を伺いたいです。


宮本「やはり求めている方は、世界一遊ばれるゲームを創るというmissionに共感してもらえる方ですね。」

宮本「自ら動いて、アイディアを出して、協働して能動的にゲーム作りに挑戦してくれる方を強く望みます。」

郷田「苦境に立たされた時でも、何をすべきか自分の頭で考え行動できる人がアイディスにマッチすると思っています。」

――スキルや経験についてはいかがでしょうか。

宮本「クリエイターとして突出した経験やスキルを持った方も歓迎しています。」

宮本「特にオリジナルゲームを作っていますので、斬新なアイディアやデザインを提案できる方には魅力を感じます。」

宮本「ですが、必ずしも経験やスキルが必須というわけではありません。」

宮本「ゲームが大好きで熱量と信念がある方なら選考基準に十分入ります。」

郷田「今年に入ってから、さらに採用強化していまして、人員も大幅に増えています。まだまだ採用強化継続していますのでぜひ、共感して頂いた方の応募をお待ちしています。」

 

福利厚生や社内イベントの紹介

――福利厚生や社内イベントなど特徴はありますか。

郷田「福利厚生に関しては、一般的な通勤手当、家族手当、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険の他に、ランチ補助制度・ソフトドリンク飲み放題・格安自販機・オフィスファミマ・オフィスグリコなどがあります。」

郷田「イベントには力を入れていまして、忘年会やハロウィンパーティーなどはクオリティにも力を入れています。」

郷田「忘年会のくじ引きで蟹が当たったりもします。」

 

これからのアイディスの挑戦

株式会社アイディスHP引用

――これからのアイディスはどのようなチャレンジをして、進化を目指していくのでしょうか。

宮本「まずは、『ラストクラウディア』以外のヒット作を出すこと。また、現在のプラットフォームは、スマホが中心ですが、コンシューマーにも挑戦していきたいと思っています。」

宮本「エンターテインメントと言われるものには果敢に挑戦して、どの分野でも世界一を目指していきたいですね。」

郷田「そのためにも、現在の風通しの良さやコミュニケーションを大事にする社風は維持したまま、ゲーム好きによるゲーム開発で世界一のゲームを作れるよう挑戦し続けたいと思います。」

宮本・郷田「ぜひ、これからのアイディスの未来に期待してください。」


 

情報提供元: GAMEMO
記事名:「 最高の仲間と共に、最高のゲームを作るアイディスで働く魅力とやりがい