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アプシイ株式会社広報X(旧Twitter)引用
――本日は、よろしくお願いします。
――アプシィ様のゲーム開発について本日はお話を伺わせて頂きたいと思います。
――まずはゲーム作りに対する想いをお聞かせ下さい。
吉岡様(以後吉岡)「想いについては、会社のVISIONにあります通り、子供たちの夢と希望と笑顔に繋がるゲームを届けることです。」
吉岡「子供たちが安心して楽しめるゲームは、大人からシニアまであらゆる年代で、みんな楽しめる。」
吉岡「みんなが、笑顔で前向きになれるゲームを作り続けることができる会社にしたいと日々、努力を重ねています。」
広報公式X(旧Twitter)引用
――ゲーム開発に対して質問になりますが、アプシィのゲーム作りの特徴や強みを教えて下さい。
吉岡「特徴としては、ゲーム開発を上流から下流まで一貫して全てを行っていることです。」
吉岡「どのようなプラットフォームのゲームでも一貫してお任せ頂いております。」
吉岡「例えば、スマホゲームでしたら企画から運営まで、コンシューマーゲームでしたら企画からコンテンツダウンロードのサービスまで丸ごとも可能です。」
吉岡「ゲーム開発を、アプシィに頼めばどんなゲームでも作ることができる。これは特徴でもあり強みでもあります。」
――その強みの理由を伺いたいです。
吉岡「まずはゲーム作りに対する想いを強く持った開発スタッフが揃っていることです。」
吉岡「次に、知見と技術を持ったスタッフがいること。」
吉岡「両方を兼ね備えているスタッフが揃っていることだと思っています。」
――ゲーム作りに対する想いを醸成する工夫などはされていますか。
吉岡「クリエイター10ヶ条を作り周知しています。クリエイターとしてゲーム作りに必要なことを謳っています。」
吉岡「クリエイターとしての心構えからクライアント・ユーザーへの意識、さらにつまずいた時に心を軽くする方法など記載されています。」
吉岡「最後は、やはり物づくりを楽しむことがクリエイターとしての一番必要な能力だと締めくくっています。」
――技術は当然として意識や価値観が強みとなっているのですね。
アプシィ株式会社 HP引用
――ゲーム作りに対する並々ならぬ想いを理解することができました。
――開発体制における強みについてはいかがでしょうか。
吉岡「開発体制については、ベテランの人材が当社の強みです。」
吉岡「開発ラインは、ベテランのプログラマー出身者が全般の責任者として指揮をとっています。」
吉岡「なぜ、その体制に利点があるかと言いますと、俯瞰してゲーム開発を行えるのですね。」
吉岡「NSXとかPC9800の時代からプログラミングに携わったメンバーが、現在までのゲーム開発の進化の歴史を知っていますので、最新のゲーム開発についても理解が早いのです。」
吉岡「現在は、責任者として能力を発揮してもらっていますが、ゲーム作りの本質を知っているメンバーがいることは存在として大きいです。」
――プラットフォームの進化の歴史を体感している責任者は頼もしいですね。
吉岡「その通りで、彼らに任せると、私が求めていたクオリティにしっかりと応えてくれますので、非常に信頼を寄せています。」
吉岡「ベテランの知見が、中堅・若手の開発に良い影響を与えていまして、壁に当たっても解決に導いてくれる。」
吉岡「また、優秀なアートディレクターが4人いまして、ゲーム作りの方向性を示してくれていることも強みです。」
吉岡「テクニカルな部分と世界観の醸成などのアートな部分、両方に能力を発揮してもらっています。」
――アプシィ様は優秀な開発スタッフに恵まれているという事ですね。
――さらなるゲーム開発体制を強化するための採用計画はいかがでしょうか。
吉岡「世の中、人材不足が顕著になってきていますので、採用の難易度は上がっていますが積極的に採用を進めていきたいと考えています。」
吉岡「ゲーム業界にあこがれを抱いている学生の新卒採用や、中途のキャリア採用も力を入れていきたいと思っています。」
吉岡「新卒、キャリア採用のどちらにしても本当にゲームを作りたいと強く想いを持った方に来て頂きたいです。」
アプシィ株式会社 HP引用
――入社してからのキャリアパスを伺いたいです。
吉岡「キャリアパスの歩み方は大きく2つのコースを用意しています。」
吉岡「一つは専門業務に特化したクリエイターコース、もう一つはマネジメントに特化したエキスパートコースです。」
吉岡「クリエイターコースでも部長待遇などもあり、部下を持たない部長ポジションも用意しています。」
吉岡「良いゲームを作るという大きな目標がありますので、やはり適材適所は重要です。」
吉岡「働き方もリモートワークメイン、出社メインと両方認めています。」
吉岡「直接コミュニケーションももちろん大切にしていますが、本質的に多様な働き方認めて、会社を進化させたいと思っています。
アプシィ株式会社 HP引用
――新卒社員の育成など、どのようなことをされているか伺いたいです。
吉岡「育成プランというと大げさかもしれませんが、新卒は入社後、最初のイベントとして、伊豆で同じ新卒の仲間とウォーキングに参加してもらっています。」
吉岡「目的は、一歩ずつ前を向いて進んで行けば必ずゴールにたどり着くことを体感してもらうこと、また、仲間の存在を強く感じて、チーム運営の大事さを経験してもらうことにおいています。」
吉岡「チームビルディングを体と心で体感できますので、歩く距離は少し長い厳しい研修ですが、得るものは大きいと考えています。」
――福利厚生面でもコミュニケーションを大事にしているようですが。
吉岡「ホームページをご覧になって頂くと分かりますが、クリスマスパーティーやボジョレーパーティー、お好み焼き会など多彩です。」
吉岡「クラブ活動も盛んで、自然にコミュニケーションは醸成されていますね。」
吉岡「ちなみにお好み焼き会は私の自宅に皆さんを招いています。」
吉岡「その他、保養所やマッサージチェア完備のリフレッシュルームなど働く環境にも気を配っています。」
――アプシィはこれからどのようなことに挑戦していきますか。
吉岡「最初にお話ししたように、子供たちに笑顔を届けられるゲームを作り続けたいと思います。」
吉岡「ちょうど7月に発売された、当社がゲームクリエイターの綾部さん達と作らせていただいた『なつもん!』はその想いが込められた作品です。」
――Nintendo Switchゲーム『なつもん! 20世紀の夏休み』は7/23~7/30間の販売本数が18,267本と好調ですね。
吉岡「ありがとうございます。共同開発者として非常にうれしく思っています。」
吉岡「販売本数は評価としてありがたく受け止め、さらにより多くの笑顔を届けられるゲーム作りに挑戦したいと思っています。」
――今後のご活躍を期待しております。本日はありがとうございました。
マイニンテンドーストア引用
・1977年:北海道大学入学北大恵迪寮入寮~探検部入部、そして「音楽の底なし沼」に転落
レンタルレコードショップの経営、音楽イベントの運営等々に参画
・1982年:一留で工学部精密工学科卒業後、日本ビクター入社、翌年ビクター音楽産業(現ビクターエンタテインメント)に転籍
アシスタントディレクターを経てレコードディレクターに就任、但し、ヒットに恵まれず。。。
・1984年:音楽部門から新設のゲーム部門に異動
アニメ監督「押井守」を起用したロールプレイングゲーム、当時の人気アイドルを起用したアイドルゲームの先駆け、CD-ROMをメディアとして使用した世界初のデジタルマガジン創刊、日本初のマルチメディア恐竜図鑑等々を世に送り出す。
・1994年:ビクターを退職、コンピュータグラフィックス専門学校「デジタルハリウッド(現デジタルハリウッド大学)」の設立に参画、併行して株式会社ビジュアルサイエンス研究所取締役に就任。フルCGアニメーションによる世界初のバーチャルアイドル「DK96伊達杏子」を世に送り出す。
・1996年:ゲーム開発会社「ポリゴンマジック株式会社」を設立、代表取締役に就任(2006年に退任)
・2007年:アプシィ株式会社を設立、代表取締役に就任(現任)
・2020年:一般社団法人アナログロックアーカイブプロジェクトを設立、代表理事に就任(現任)