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https://www.youtube.com/watch?v=6gyTmfrLwmc
Hideki Saitoさんは米国在住のエンジニアであり、VTuber、3Dモデラー、ライター、作曲家と多岐に活動している人物です。
「創造性と知性の活性化を応援するVtuber」として、VRに限定せずクリエイティブな内容で役に立つコンテンツを発信しています。
SNSではメタバース関連のイベントなど考察もしていて、グローバルな意見も。
活動では「セシル変身アプリ」で作成した『ロズヴィータ』という名前の金髪緑目の女性アバターを使用しています。
また、セシル変身アンバサダーでもあります。
Hideki さんはVR展示イベントのブースを回る配信を行っています。
配信はバラエティではなくアーカイブ的なものなので、ブースの軽い説明も取り入れた紹介です。
チャンネルの配信はイベントの紹介で、メタバース世界でどんな催しがあったのか見やすくなっています。
「夏キャスマーケット2023」は2023年1日から10日まで開催されていた、メタバースコミュニケーションサービス「Virtual Cast」の非公式イベントです。
こちらの配信は、イベントのブースを隅々まで観る配信となっています。
Hidekiさんも出展していて、コンクリートの柱にブラウンの縦格子フェンスのブースを設置。
ブースには過去の「キャスマーケット」で販売されていた、頭に付けられるキノコのアクセサリーなどが展示されています。
中央には訪問記念に特大ヨガブロックが展示されていて、ブースを訪れた配信者が「ヨガブロックって何?」と首をかしげる珍事件が発生していたようです。
VRChatにて2023年7月15日から30日に開催された「バーチャルマーケット2023 Summer(通称:Vket2023 Summer)」では全ブースを回って、紹介をしています。
Hidekiさんはエンジニアでもあるので、エフェクトやシステムの商品についても、わかりやすく説明。
説明の中でも日本の視聴者的が助かるのは海外のブースについてです。
興味があるけれど言葉がわからずに断念してしまう海外ブースも、翻訳してくれるので詳しく知ることができます。
PCのトラブルが起きてVRが安定しない時も「全ての創作者を応援する」との思いから、ショートで案内もしています。
さらに、日本人向けだけではなく海外の人向けの配信も行っていました。
Hidekiさんは各イベントごとにブースを一から制作しています。
今回のブースのテーマは「広場」となっていて、3階建てのコンクリート打ちっぱなしのような外見です。
展示室はグレーの壁と蛍光灯がモダンな雰囲気になっています。
ブースの展示にはBSFというブース位置合わせオブジェクトのフレーム展示や、ロズヴィータの写真やパネルの展示も。
パネルは持ち出し可能となっていて好きなところに置けるので、お気に入りの場所でロズヴィータと写真が撮れます。
3階にはHidekiさんお気に入りのアバター「若希(Nyaki)」が委託出展として展示されています。
VR展示イベントでは展示されるコンテンツが多く、短時間では紹介しきれないためレビューコピーを集め、事前に調査し、詳細に紹介するシステムが「VRコンテンツ紹介支援プログラムα」です。
対応作品はアバター、アクセサリー、その他VR内アイテム、音楽、映像作品となっています。
「VRコンテンツ紹介支援プログラムα」について
https://hidekis.notion.site/hidekis/VR-05d2153bb94a45b3bfeb7251333f8653
アバター動画制作ソフト「VARK SHORTS」で作られたショート動画では、VR展示イベントの配信では紹介しきれなかったワールドのギミックなども撮られています。
その他にも、ロズヴィータが肉をダイナミックに焼いている様子や、若希のネコダンスなどカワイイショート動画を投稿。
音声がないショート動画なので、負担なく観れることができます。
HidekiさんのBOOTHには3D小道具やアバターがあります。
その他にも3DCGソフトBlenderで使用できるシステムも無料で配布しています。
今回はHidekiさんが制作したシステムを紹介します。
VR展示イベント用のBDK(Booth Design Kit)は、Blender向けアプリケーションテンプレートです。
Vket、キャスマーケット、たねケットの3イベントに対応しBDKがあります。
BlenderのタブにBDKが追加されていて、そこから四角のフレームを出すことができます。
フレームを複数使いブースの大まかな形を作ることが可能です。
「Image Viewer」テンプレートはBlenderで画像を閲覧する際に、最適な設定で使用できるアプリケーションテンプレートとなっています。
画像を大きく表示することができる設定になっているため、Blenderを画像ビュワーの代わりに使用できます。
こちらのスクリプトは、VRSNS「cluster」で撮影した写真の先頭にタイムスタンプ情報を付けます。
通常だと時系列情報を含まない写真のファイル名に、日付情報を追加してくれるのでソートしやすくなる便利なシステムです。
BOOTH:https://hidekisaito.booth.pm/
HidekiさんのYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@HidekiSaito/featured
X(旧Twitter):https://twitter.com/hideki