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「久しぶりのホラー作品で、赤楚さんと白石監督とご一緒できたことが本当に幸運で、こうして公開を迎えられて良かったなと思っています!」と熱弁。
赤楚は、「無事公開したことにほっとしております。白石監督と菅野さんと一緒に映画を作らせていただいて、すごくエネルギーを使うシーンも多い現場だったので、そのエネルギーをひしひしと感じながら楽しんでいただけたら嬉しいです!」と語り掛けた。
白石監督は「成績がいい感じになるといいな(笑)」と会場を笑わせながらも、「今日もたくさんの方々に来ていただけので、これでロケットスタートしたらいいなという気持ちでおります!」と力強くコメント。
全国で記録的な猛暑が続くなか、菅野と赤楚が“背筋も凍るコワい話”を披露することに。
会場が薄暗い照明に包まれる中、赤楚は幼少期の思い出を静かに語り始めた。
「小学生のとき、蝶を育てたくて、公園で見つけた緑色の芋虫を家で大切に育ててたんです。羽化の瞬間を心待ちにしていたら…出てきたのは蝶じゃなくて蛾だったんですよ」。
「しかも、めちゃくちゃ気持ち悪い色で…。朝起きて見た瞬間、思わず『うわーっ!』って叫びました。僕、もともと蛾がすごく苦手なんです」と、トラウマ級の“初めての羽化”を明かし、会場の笑いを誘っていた。
菅野は、「私、まったく霊感がないんですけど、霊感がある人って、“何かいる場所では音が聞こえたり、においがしたりする”って言うじゃないですか。ここ数日、家の中でなんだか生臭いにおいがしていて…」。
「今日が公開日だから、“何か来たのかな”って、ちょっとドキドキしてたんです」と切り出すと、「原因はただの酷暑で、排水溝の水が蒸発して、下水のにおいが部屋に戻ってきていただけでした」と明かし、「心霊現象じゃなくてよかった〜!」と安堵の笑顔。
「対処法は、水を流せばOKです!」と“ほっこりオチ”で笑いを誘った。
舞台挨拶の最後には、菅野と赤楚からあらためてメッセージが贈られた。
菅野は、「怖い作品に仕上がりましたが、自分の現実と違うということを認識して、背筋を涼しくして暑い夏を乗り切っていただける映画になったかなと思います。今日はどうもありがとうございました!」。
赤楚は、「この映画はエンターテインメントではあるんですけど、みなさんに恐怖をお届けするというのはなかなかできることではないので、貴重な体験をさせていただいたなと、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです!」
白石監督は、「この映画は、一度観ると『あれ?じゃあさかのぼるとどうだったのかな?』という気持ちになる作品になっておりますので、ぜひ二度、三度と楽しんでいただけたらありがたいです!」と映画の魅力をアピール。
大盛況の中、イベントは幕を閉じた。
大ヒット上映中!
配給:ワーナー・ブラザース映画
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