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保健所が検査したところ、複数の発症者からサルモネラ菌を検出した。
そのため、この店が提供した弁当が原因の「サルモネラ菌食中毒」と断定。
食品衛生法に基づき、店に対して7日間の営業停止を命じた。
なお、店が提供した弁当のメニューは、照り焼きハンバーグ、目玉焼き、生野菜サラダ、ミートスパゲッティ、揚げ茄子、しんじょ、漬物、ご飯。
サルモネラ菌は、自然界に広く分布している細菌で、特に動物(鶏・豚・牛など)の腸管内に生息している。
また、河川や下水道などにも存在。
サルモネラ菌による食中毒の原因となる食品は、卵とその加工品、鶏肉、豚肉、牛肉、淡水養殖魚介(スッポン、ウナギなど)だ。
なお、サルモネラ菌による食中毒は、特に夏場に多く発生する。
サルモネラ菌による食中毒を予防するためには、以下の対策が有効。
• 食材を十分に加熱する(中心温度75℃で1分間以上)
• 調理前や食材を取り扱った後は、必ず手を洗う
• 生肉や卵を扱った調理器具は、よく洗浄する
• 卵の取り扱いに注意(新鮮で殻にヒビがないものを冷蔵庫に保管し、期限表示内に食べる)
• ペットに触れた際には、必ず手を洗う
• 害虫・害獣の対策を実施する。