映画『宝島』宣伝アンバサダーとして、全国を行脚中の妻夫木聡。

4日、全国キャラバン初登場の窪田正孝と大友啓史監督と共に、大阪の地に降り立った。

和やかな雰囲気

大阪では初上映となる「T・ジョイ梅田」での上映後舞台挨拶に向かった3人は、盛大な拍手に包まれる会場に笑顔で登壇。

さまざまな感情と共に、映画の余韻に浸る観客の表情を確かめた妻夫木は「この大阪で6か所目になる全国キャラバンですが、行く先々で『宝島』の輪が広がるのを実感しています」と感慨深げに挨拶した。

また窪田が登場すると沸いた会場を見ながら、「キャーって言われてたよ。顏小さいって言われてたよ?」と妻夫木が窪田にすかさずイジリを入れ、和やかな雰囲気で舞台挨拶はスタート。

「観て下さった皆さんの人生の1ページとなる」

その後、MCが会場に「映画はいかがでしたか?」と問いかけた。

それに対する客席の反応を見た妻夫木は、「映画は観てもらって初めて完成すると思っていましたが、この映画は、お客さんに見てもらうことで、さらにそこから成長していってくれるような希望を感じます」。

「『宝島』が、観て下さった皆さんの人生の1ページとなるのが、本当に嬉しいです」と、一言一言丁寧に想いを話した。

多くの人に伝えたいという想い

窪田も「我ら座長が、この作品を多くの人に伝えたいという想いでこのキャラバンも始まったと思うんですが、この作品は生きて死ぬまでに何を残すのか、自分が何をしたいか、今の時代だからこそこの作品は凄く沢山の人に見てもらえると思っています」と語った。

さらに、大友監督は「ここまで来るのに6年かかったし、実際に撮影に入るまでに2度も頓挫した中で、キャストもスタッフも待っていてくれたという経緯がある」。

「だからこそ皆さん一人一人に丁寧に届けたいと思っています。ありがとうございます」と、ここに至るまでの困難に触れながらも、真摯に感謝を伝えた。

もう一度生き方を見つめ直すきっかけ

最後に、窪田から「映画を通して、改めて日本の歴史を感じて、原点に帰れたらもう一度生き方を見つめ直すきっかけになる。一人でも多くの人に観て欲しい」とメッセージ。

妻夫木からは「過去を描く事は未来への問いかけ。僕は映画の力を信じたいし、映画を観た後の景色がちょっと違うんじゃないかな、という事を信じたいです」。

「今一度みんなで手を取り合って、希望ある未来を描いていければいいなと思います」と熱いメッセージで、イベントは締めくくられた。

『宝島』 

出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太

塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、

村田秀亮、デリック・ドーバー

監督:大友啓史

原作:真藤順丈『宝島』(講談社文庫)

2025年9月19日(金)より全国公開

配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会

情報提供元: TREND NEWS CASTER
記事名:「 妻夫木聡、窪田正孝、大友啓史監督 登壇! 映画『宝島』全国キャラバン in 大阪 妻夫木「行く先々で『宝島』の輪が広がるのを実感」