- 週間ランキング
保健所は、食品衛生法に基づき、店に対して1日間の営業停止を命じた。
アジサイの葉には、いくつかの有毒成分が含まれている。
主な成分は「青酸配糖体」と呼ばれるもので、これが体内で分解されると有毒なシアン化水素が生成される。
また、「嘔吐性アルカロイド」や「抗マラリア成分」なども含まれていることが報告されている。
そして、アジサイの葉を食べると、めまい、吐き気、おう吐、けいれん、顔面紅潮、息切れなどの症状が出現。
2008年には、茨城県と大阪市の飲食店でアジサイの葉が提供され、食べた客・計8人が「青酸食中毒」を発症した。
当時、アジサイの葉や花が、料理の飾り用として市場に流通。
保健所は、食用ではない植物を、料理の飾り用として提供しないように呼びかけている。