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症状を訴えている大部分の患者が、マックの『クウォーターパウンダー』を食べていた。
なお、CDCの調査では、1人が死亡、10人が入院。
全員が、腸管出血性大腸菌(O157)に感染していた。
CDCの初期調査では、ハンバーガーに入っているみじん切りのタマネギが、食中毒の原因となったと発表。
しかし、現時点では正確に、原因物質は特定されておらず、タマネギとビーフパティを、引き続き調査している。
O157による食中毒は、大腸菌「O157:H7」という細菌によって引き起こされる食中毒。
この細菌は、牛肉、牛乳、野菜、果物などに感染し、消化器系に影響を与える。
厚生労働省によると2023年、日本では265人が「O157食中毒」に感染。
対策としては、
・手洗いを徹底する。
・食材の適切な調理(牛肉は中火以上で十分に火を通す)。
・飲み物の清潔さを確認する。
などがあげられる。
なお、O157による食中毒は重篤化する場合があり、特に小児や高齢者、免疫力の低下している人は注意が必要。
症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診するよう、保健所などが呼びかけている。