- 週間ランキング
国営ひたち海浜公園(茨城県)の「みはらしの丘」では、約530万本のネモフィラが満開となり、連日多くの来園者でにぎわっている。
なお、見ごろのピークは27日ごろまで続き、5月4日まで花数が比較的多い状態を楽しめる。
ネモフィラの咲く「みはらしの丘」は、公共工事の建設発生土を積み上げて造成した、人工の丘。
ネモフィラは2002年からはじまり、当初は約1.5ha、約200万本を試験的に植栽していった。
その後、徐々に植栽の規模を増やしていき、現在の青一面の世界が誕生。
毎年きれいに咲かせるために、雑草除去や霜よけシートの設置をはじめ、多くの人の手によりこの風景を作り出している。
属名の「ネモフィラ」は、ギリシャ語の「ネモス(小森)」と「フィレオ(愛する)」を合わせた言葉で、森林の周辺に自生することに由来している。
花言葉は、その花姿から「可憐」。
アメリカからヨーロッパに渡ってからも、現地に根付いたことから、「どこでも成功」などが広く知られている。