桜の下で繰り広げられる伝統の流鏑馬神事や、築城700周年を迎える津和野城跡のイベント、さらには新感覚の劇場列車「鷗外号」の運行など、春の島根県津和野町が多彩な魅力で訪れる人々を迎えます。

2024年4月7日、鷲原八幡宮で開催される流鏑馬神事は、鎌倉時代の装束をまとった射手が桜花の中で技を競い合う津和野町を代表する行事。日本遺産「津和野今昔 ~百景図を歩く~」の一部を成す構成文化財としても注目されており、国内外から多くの観光客が訪れます。

津和野城跡は、1324年に完成した歴史的な史跡で、今年は築城700周年を迎えます。この記念すべき年には、様々な記念イベントが企画されており、春には城跡から津和野の町を一望できる絶好の桜の名所となっています。

文豪・森鷗外にちなんだ劇場列車「鷗外号」は、新山口駅から津和野駅までの旅路を、彼の世界観で彩る特別な体験ができます。このイベントは3月9日と10日の2日間限定で運行され、列車が劇場となる新感覚の観劇体験を楽しむことができます。

さらに、4月6日からは特急「やくも」新型車両の運行が開始されます。新たな技術を採用した快適な乗り心地と、沿線の自然や文化を反映した「やくもブロンズ」というオリジナルカラーが特徴です。この新しい車両は、「WEST EXPRESS 銀河」などを手がけた川西康之デザイナーによってデザインされました。

春の訪れと共に、島根県津和野町では歴史と文化が息づくイベントが目白押しです。伝統に触れ、自然を満喫し、新しい旅の形を体験する機会をお見逃しなく。

情報提供元: TREND NEWS CASTER
記事名:「 春満開!津和野の桜と流鏑馬神事 観光客が増加する島根の魅力