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ひと口飲んだ奥田が「あぁ~」と幸せそうな様子を見せると、現場のあちこちから「おいしそう!」という声が聞こえてきた。
実は「一番搾り®」発売当時、緒形拳のCMに衝撃を受け、「俺もあんなふうにおいしそうに飲める役者になりたい」と自ら商品を買いに走り、緒方になりきって飲んでいたことがあるという奥田。
そんな飲みっぷりを間近で見て、すっかり“素”に戻ってしまったのか、中村が「かっこいいですね」、「あ、(芝居を忘れて)普通に言っちゃった(笑)」とNGを出すと、現場は和やかな笑い声に包まれた。
―CM撮影の感想をお聞かせください。
【中村】:和やかなムードで、とても撮影しやすかったです。
あと、僕はキリンチャレンジカップを見て育ったので、すごく光栄な気持ちでした。
CMは短い尺の中でとても細かい修正をしながら撮影していくので、僕らが普段やっている俳優の現場のリズム感と違う芝居を求められるんですよ。
それって結構技術が要るなと常々思っていて、今回もそういうものを求められた時、僕なんかはどう言えばいいんだろうと考え込んじゃったりするんですけど、そこを奥田さんがボソッと「難しいよな」と言ってくださって、本当に優しい方だなと思いました。
すごく嬉しかったです。