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ニコンの手掛ける幅広い領域の説明を受けると、「そんなこともやっているのですね」とコメント。
ジャンプシーンでは、飛び上がる確度などを入念に確認し、撮影に挑んでいた。
また撮影中は、カメラマンスタッフとカメラについてや撮影手法についてのトークをするなど、自身で写真の個展を開く北村ならではのカメラ愛あふれる会話が印象的だった。
―ニコンは「光の可能性」に挑戦していますが、北村さんが今年の夏に挑戦したいことは何ですか?
いろんな趣味があるのでいろんなことに挑戦してみたいんですけど、カメラが第一の趣味で、自分が一番最初にもった趣味といっても過言ではないので、ニコンのカメラを握りしめて、アイデアを振り絞って挑戦的な写真を撮ってみたいと思います。
あとは旅に出てみたいなと思います。
少しずつ年齢も重ねて、仕事もゆとりを持てるようになってきたから、自転車とカメラをぶらさげて旅に出て、町のちょっとしたごはん屋さんとかでおじいちゃんおばあちゃんに「写真撮ってもいいですか?」(と声をかける)とか、そういう人の優しさをカメラで残していくのも面白そうだなと思っています。
初めて写真の個展を開いたのが20歳のときで、ニコンのデジカメで撮ったんですが、漠然と高校生のときに「20歳になったら個展を開く」と思っていたんです。
そこから5−6年経って、改めてどういうテーマで写真と向き合うかと考えたときに、長期的に人のやさしさを残していくというのは、チャレンジを続けていつか世に出したいと思っています。
―俳優活動で挑戦してみたい役はありますか?
教師ですね。
自分の役者人生の中で小学校4年生のとき、中学校1年生から2年生、18歳から19歳にかけての3つの大きなキーポイントで学園ドラマに出ていて、その時の先生役だった方々が本当の先生と生徒みたいにものすごい人生経験を踏ませてくれるんですよね。
自分も年齢を重ねてきたなかで、自分よりもっと年下の役者の後輩と教師と生徒という立場で触れ合ってみたいと思います。
僕が出てきた作品は社会派のドラマだったり、かたや青春モノだったりしたので、生徒と一緒に何かを考えたり議論的なことはやってみたいです。
見ている人も一緒に考えられるし、演じている自分も考えられるし、生徒役の皆さんが僕もそうだったように役者人生のなかで「あの時この作品に出会えてよかった」「この先生に出会えてよかった」と思えるものがいつかやりたいなと思います。
生年月日:1997年11月3日 出身地:東京都
2008年に映画「ダイブ!!」で俳優デビュー。
また、4人組バンド「DISH//」のメインボーカルとギターを務めている。
主な出演作にドラマ「にじいろカルテ」「名探偵ステイホームズ」「星降る夜に」。
映画「君の膵臓をたべたい」「東京リベンジャーズ」「スクロール」など数々の話題作に出演し、2023年Netflixにて全世界同時配信予定の実写ドラマ「幽☆遊☆白書」への主演も決定している。
現在、「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-」「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」が公開中。