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キュートなダンスをしながら歌う、大西亜玖璃=あぐぽん。
すました表情の中で、時折笑顔がこぼれるのもかわいらしい。
「エイリアンの皆さん、こんばんはー」と挨拶をすると、大きな歓声が返ってくる。
司会の工藤プロデューサーが登場し、オープニングトークが繰り広げられていったのだが、どうやら今回は「大西亜玖璃 優勝記念宇宙ツアー」に来ているという設定。
ファンは、エイリアンということになっているらしい。
そんなエイリアンのみんなとコミュニケーションを取りながら、爽やかなブルーの衣装の話や、グッズの話をゆるっとして、楽しむ。
そして、最初の企画コーナー「エイリアンたちと一緒に朗読劇」へ。
つまりはファン参加型の朗読劇ということだが、どう朗読に参加するのか、どんな内容なのか、誰も分からないまま朗読劇はスタートした。
タイトルは「あぐぽんは振り向かない」。
最初のセリフから「ようし、みんな行くよ! Do you agree?」と煽ると、観客も「Agree!!」と叫ぶ。
コーレスを何度かしておいて「シーッ! ここは図書館だよ!」って言われる理不尽を、むしろ喜ぶエイリアンたち。
朗読劇のあとは、ミニライブのコーナーへ。
夜の部のセットリストは、『宇宙の日常で聴きたいリクエストアワード』ということで、ファンがシチュエーションで聴きたい曲をリクエストし、それを歌っていく。
このイベントでのミニライブは、2分で早替えをして、曲に合った衣装と髪型で歌い、最後はチェキで記念撮影するという流れがあったようで、あぐぽんは曲間も大忙し。
続く『がんばっている時に聴きたい曲』の「はじまるウェルカム」でも、工藤プロデューサーがリクエストメールを紹介している時間を使って、あぐぽんは衣装チェンジに奔走していた。
「今日、すごい楽しかったですよね!こんなに早替えをするのは初めてなので、どうなることやらでしたけど、お洋服は好きなので、いろんな衣装を着れたことが、すごく嬉しかったです」。
「曲のコンセプトにもハマっている衣装なので、より入り込んで歌うことができて楽しめました」と言うと、最後は1stアルバムから、「夏夢花火」をしっとりと歌う。
今回が初披露となったが、客席ではカラフルなペンライトの花火が咲き、その中で、清涼感のある、ほんのりと切ない気持ちになる歌声が響いていた。
最後はファンのみんなをお見送りをして、イベントを終えたあぐぽん。
まずは、10月にニューシングルが発売されるので、どんな曲なのかを想像しながら待っていたい。
Voice of Symphonic Vol.4~おこしやす~
諏訪ななか/大西亜玖璃コンサート「ふたりびより-本日は競演あり-」
2023/07/23(日) 京都劇場
<昼公演>開場14:00 / 開演14:30 <夜公演>開場17:30 / 開演18:00
アーティスト本来の声「Voice」にフォーカスし、弦カルテット+ピアノ+管楽器+パーカッションというシンフォニックのミニマムな基本編成と歌声のみで送るコラボレーションコンサートシリーズ「Voice Of Symphonic」の第4弾。
古の文化の都「京都」で、二人のVoiceがどのように、響き渡るのか。
【出演】
Vo.諏訪ななか / 大西亜玖璃
音楽監督・編曲:大嵜慶子