- 週間ランキング
ドラマ『リバーサルオーケストラ』の第5話が8日に放送され、初音(門脇麦)と朝陽(田中圭)の意外な接点が話題を呼んでいる。
定期演奏会に向け、初音が“チャイコン”の練習に励む中、朝陽は10日後に開催されるバレンタイン・ガラコンサートに参加することを表明した。
演奏曲が“チャイコン”ではなく『カルメン組曲』になったことを自身のスランプが原因だと思い込んだ初音は、左腕に痛みを感じながら必死に練習を重ねる。
見かねた朝陽から「今のあなたには無理です」と練習をやめるように冷たく告げられると、初音は鬱積した思いを朝陽にぶつけて外へ飛び出した。
初音を追いかけた朝陽は、『カルメン組曲』は初音、ひいては団員達のための選曲であることを明かす。
まだ殻に閉じこもっている玉響が自信をつけため、そして初音が一人で全てを背負う必要がなくなるように。
さらに、初音はかおり(相武紗季)から朝陽の学生時代の話を聞く。
21歳で高階フィルと共演した朝陽は、生意気だったために団員達から嫌がらせを受け、自信を無くしてしまう。
音楽を辞めることを考え始める朝陽を連れてかおりが向かったのは、当時小学生だった初音のコンサート。
心の底から楽しそうにヴァイオリンを弾く初音の姿を見て、朝陽は音楽と生きていくことを決めたのだった。
朝陽の過去が明かされたこのエピソードに、ネット上では「初音ちゃんとの出会い泣ける」、「朝陽にとって初音は特別だったんだな」、「初音の復活を1番望んでいたのは朝陽だったんだろうな…」といった声が寄せられた。
さらに、朝陽が初音に笑顔を見せる回想シーンには「こんなん恋するわ…」、「惚れてまうやん…!」、「もうトキメキが止まらない」、「これはもう運命ですね」などのコメントが相次いで投稿されている。
一方で、初音に思いを寄せる蒼(坂東龍汰)について「蒼くんの気持ちは、初音ちゃんに届くかな…?」、「蒼の思いも切ない」、「初音ちゃんと結ばれてほしい」などの反応も上がっている。
かおりの登場をきっかけに、初音と朝陽の思わぬ接点が明らかになり、まもなく折り返しを迎える本作。
三島(永山絢斗)が行動を開始し、高階フィルとの確執も決定的となり、物語はさらに厚みを増している。
人間ドラマや恋愛要素、肝となるオーケストラのバランスが絶妙で、政治に振り回されながらも愚直に前を向く玉響の姿が、視聴者の心を掴んでいるのだろう。
バレンタインガラや高階フィルとの直接対決という難局を控え、ますます目が離せない。
朝陽に恋心を抱くチェロの玲緒(瀧内公美)が練習場から姿を消してしまった第5話のラストシーン。
団員達の協力によって蒼やみどり(濱田マリ)は立ち直ることができたが、玲緒を繋ぎ止めることはできるのか。
さらに、市議会議員・本宮(津田健次郎)の邪魔立ては続く。
“ポンコツ集団”が挑む「高階越え」、バレンタインガラの結果が玉響の再起を大きく左右しそうだ。