花澤香菜「道ばたでもし私を見かけたら…」舞台あいさつでまさかの提案に会場から笑いが
声優の花澤香菜(36)が22日、東京・新宿ピカデリーで、主演声優を務める映画「おでかけ子ザメ とかいのおともだち」(熊野千尋監督)の公開初日舞台あいさつに登壇した。
同作はペンギンボックスが製作するウェブアニメの劇場版。花澤が声優を務める主人公の子ザメちゃんが、普段過ごす八魚町を飛び出し、都会でさまざまなキャラクターと出会う大冒険を描く。
ウェブアニメでも子ザメちゃんの声優を務めており、「映画になったらどういう展開になるのかドキドキしていた。こんなに優しい世界に仕上がって、過剰摂取になるくらい癒やしがある」と見所を伝えた。
作中で子ザメちゃんが話すのは独特の「子ザメ語」で「ヤイヤ!」などとあいさつする。「子ザメ語を解読してみるとか、いろんな楽しみ方をしてほしい」と話した。「子ザメ語」の誕生秘話として、「2、3歳くらいの小さい子供の動画をずっと見て、こんな風にしゃべるんだなと意識しながら」役を作っていったと明かした。
最後に「子ザメちゃんの優しいところ、周りの人たちの優しいところを見て、自分を顧みるというか、自分もこんな風に言えたら良いなとか、いろんなものを受け取ってもらえる作品だと思う。道ばたでもし私を見かけたら「ヤイヤ!」と話しかけてくれたら」と笑った。
他に、潘めぐみ、久野美咲、梅原裕一郎、Kis-My-Ft2宮田俊哉、高野洸、杢代和人が登壇した。