現役立大生ファイナリスト北村和佳「道を切り開き達成するロールモデルに」ミスワールドジャパン
「ミス・ワールド・ジャパン2025」ファイナリスト発表会見が22日、都内で行われ、ファイナリスト34人(2人欠席)が意気込みなどを語った。
立大2年の北村和佳(のどか、19)さんは「どんなに困難な環境に置かれていても自分の道を切り開き、達成するロールモデルになりたい」と掲げた。戦争で貧困などにあえぐ人々らの存在や、自身も父を亡くして「思い通りにいかないこともたくさんあった」と語り「周囲の方が私を支えてくださったように、私も誰かの支えになりたい」と力を込めた。
自身の魅力には「継続力と行動力」を挙げた。3歳から高校までクラシックバレエに励んだことや、現在も大学で社交ダンスサークルに入ってラテンダンスに取り組んでいることを明かし「周りを見て焦る部分もありますが、自分の練習や努力を諦めずに信じて行うことができました」。高校時代からボランティア活動にも積極的に励んでおり、能登半島地震時には石川・輪島市でイルミネーションイベント実施に携わったことも。「自分の学びを社会に発信すること。最近はYouTubeチャンネル立ち上げたので、こちらでも発信していきたい」と意気込んだ。
「ミス・ワールド」は1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われ、世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長く、参加国数も131カ国と最大規模を誇る大会。「目的のある美」をスローガンに掲げ、美に集まる力を社会貢献に生かすことを使命としている。水着審査を世界に先駆けて廃止し、多様な個性を尊重し、社会にポジティブな影響力を持つ人材を輩出するグローバルプラットフォームとなっている。