「ミス・ワールド2025」ファイナリスト寺井優奈さん(撮影・千葉一成)

世界最大のミスコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン2025」のファイナリスト発表会見が22日、東京・歌舞伎座タワーで開催され、ファイナリスト32人が出席した。

兵庫県出身でマーケターの寺井優奈さん(24)は初の兵庫県代表としてファイナリストに選出。「私が実現したい世界は、それぞれが自分の強みを理解して、生き生きと働ける社会」と掲げ、「学生時代に人間関係に悩んだり周囲と比べて自信をなくしたり、ごく普通の学生だった。でも、自分の強みを理解するだけで世界が広がるということを知った。まず私が生き生きと挑戦することで、少しでも多くの方に何か行動をする勇気を与えられる存在になりたいです」と語った。

高校時代は野球部のマネジャーをしていたといい、「野球の公式スコアが書けます」とアピール。続けて「少しでも会話をすれば皆さんの強みが見えてくる。それを伝えて応援できるのが私の強みです」とした。

「ミス・ワールド」は1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われ、世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長く、参加国数も131カ国と最大規模を誇る大会。「目的のある美」をスローガンに掲げ、美に集まる力を社会貢献に生かすことを使命としている。水着審査を世界に先駆けて廃止し、多様な個性を尊重し、社会にポジティブな影響力を持つ人材を輩出するグローバルプラットフォームとなっている。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ミスワールドジャパンファイナリスト寺井優奈さんは初兵庫県代表「野球の公式スコア書けます」