ミスワールドジャパンファイナリストの慶大生・塚紗里依さん「影響を与えられる女性なれるよう」
世界最大のミスコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン2025」のファイナリスト発表会見が22日、東京・歌舞伎座タワーで開催され、ファイナリスト32人が出席した。
東京都出身で慶大3年の塚紗里依さん(22)は「幼いころからミュージカル女優として活躍していましたが、音大を目指していた中で体を壊してしまい、夢をあきらめなければならない経験をした」と明かし、「挑戦したい時に挑戦できない苦しさを体感して、そこから、挑戦したいと思ったら挑戦できる社会を作りたいと思い、大学で機会格差や機会作りといった、挑戦者の研究をするようになりました。現在はソーシャル広報や、インドでの雇用作りなどの活動をしています」と語った。
続けて「将来、影響を与えられる女性になれるように、国内外2000人の女性起業家のグローバルコミュニティーにて、女性のライフスタイルや環境によってあきらめることがなくなるように活動しています」とし、「将来影響力を与えられるような女性になるために精進してまいります」と意気込んだ。
「ミス・ワールド」は1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われ、世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長く、参加国数も131カ国と最大規模を誇る大会。「目的のある美」をスローガンに掲げ、美に集まる力を社会貢献に生かすことを使命としている。水着審査を世界に先駆けて廃止し、多様な個性を尊重し、社会にポジティブな影響力を持つ人材を輩出するグローバルプラットフォームとなっている。