GACKT(2019年撮影)

GACKTが22日、X(旧ツイッター)を更新。急逝した後輩の歌手を追悼した。

GACKTは「後輩が一人、亡くなった」と切り出し、飲み会に出席した歌手luzさんらと一緒に撮した写真や、メッセージをやりとりした画像をアップ。luzさんの名前は出さなかったが「色々と抱え込みながらも、必死に生きようとしていたヤツだった。一度、クスリに手を出してしまい、心の底から後悔していた。『二度としないと誓います』と、弱い心に打ち勝つために一緒にトレーニングに励んだこともあった」としのんだ。

「最後に会ったのは今年の3月、ボクのライブを観に来てくれた時だった。それからも何度か『ツラいです』と相談を受けた」と明かし、「自分なりに答えてきたつもりだったが、果たして力になれていたのか…。今はただ、もっと出来たことがあったのではと悔しさが込み上げてくる」と吐露。「確かに社会的に問題を起こした。それでもボクにとっては、可愛い後輩だった。ボクのリハーサルを見学に来て、食い入る様に色んなことを吸収し再起しようと努力してた。何より素晴らしい歌声を持った才能あふれる存在だった」とつづった。

続けて「言葉がうまくまとまらない。ただ、どうか安らかに眠れますように」と悼み、「そして、少しでも彼の素晴らしい歌声がみんなの心の中に残り続けることを彼の才能を愛したボーカリストとして、心から願います」とつづった。

luzさんの所属事務所が20日、公式サイトで「弊社所属のアーティストluz(本名:帯刀光司)が、2025年8月19日、急逝いたしました」と報告。「あまりに突然の出来事に、関係者一同、深い悲しみに暮れております」とした。

luzさんは昨年1月、違法薬物の所持容疑で逮捕されたと報じられ、当時所属していたポニーキャニオンは「『luz』が、違法薬物所持の疑いで逮捕されたことにつきまして、関係者の皆様並びにファンの皆様へご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。一部報道のとおり、luzが違法薬物所持の疑いで逮捕されたことは事実」とし、逮捕の事実を認めた。その上で、「逮捕事実をあらためて重く受け止め、本日付でluzとの契約を解除し、弊社からリリースしているluz本人名義の作品につきましてはCD/グッズ商品の出荷停止、音楽配信停止を順次進めてまいります」とし、luzさん自身も同年6月、Xでファンに謝罪していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 GACKT、後輩歌手が急逝「心の底から後悔していた」「果たして力になれていたのか…」