初書籍「子育てこそ最高の生きがい 私の考える教育」出版記念イベントに出席した秋川雅史(撮影・川田和博)

テノール歌手秋川雅史(57)が19日、都内で、初書籍「子育てこそ最高の生きがい 私の考える教育」(中村堂)出版記念イベントに出席した。

「結婚前の20代の頃から、将来結婚したらこういう家庭を作って、子こどもは2人欲しかった」という秋川。息子はピアニストを目指しているが、「うちの中でオペラ歌手は全くなかった」。その理由は「楽器と違って、生まれ持った喉、声で8割が決まる」とし、「持っていなかったら、どんなに教育しても無理」と声楽家として語った。

また、胎教について、「0歳の時に歌って聞かせたのが、本当に身になっているかは疑問」とする一方で、「音程は親の歌が一番大事」とした。「CDでもダメ。親が音痴だとダメ」とすると、「音程は言葉と一緒で、親から覚える。ネーティブのような英語を話して欲しくて、CDで英会話を聴かせていたけど、話せるようにはならなかった。いろんな子どもを見てそう思う」と話した。

子どもがやりたいこと、目指すことを全力で応援するのが秋川家流。だが、同時に「夢はかなわないこともある。『人生は努力が報われるわけでもない』とも伝えている」という。「その対策は親として打っておかないと」とも語った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 親が音痴だと子どもも音痴!?「音程は親の歌が一番大事」秋川雅史の結論