トミーズ雅(2025年1月撮影)

漫才コンビ「トミーズ」雅(65)が16日、MBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分)に生出演。マクドナルドが販売した、ポケモンの「ハッピーセット」をめぐり、転売が相次ぐなどした騒動に私見を述べた。

8日に発売されたポケモンのハッピーセットをめぐっては、おまけとして配布されたポケモンカードが話題に。1人5セットまでに制限するなどして販売が行われたものの、大量購入も続出し、売り切れが相次いだ。フリマサイトで、ポケモンカードが高額転売されるケースも目立った。またSNSでは、カード以外の食べ物などがそのまま放置されている様子を撮影した投稿もみられた。

雅は「ホステスさんが誕生日にエルメスのバッグもらって、『ありがとう』って言って、売りにいく人おるやん。大谷選手のボールを拾ったっていうだけで、すごいお金になるやんか。需要と供給があるから…」と、言及した。

これに対し、相方のトミーズ健(66)は「その例えはどうかな? ハッピーセットや。子ども用のやつやからな。やっぱり(そもそも商売は)金もうけやけど、一応、夢のあるそういう商品」と疑問を口にした。

これに、大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(56)は、「労働で稼ぐお金と、いわゆる投資で稼ぐお金。これからの時代は投資というところまで考えていかないと、世界のいろんな各国の若い連中に、日本の若い者がやられてしまいますよ」と指摘。

「価値あるものを見つけるっていうのは、これがものすごい力が必要で、これがいわゆる株式投資にも、それから企業に投資をする時の企業投資でも、全部それなんです。だから価値が本当はあるんだけれども、今は値が安いっていうものを見つける力っていうのが、これから日本人に必要だと思います」と述べた。

続けて「これは本当に資本主義の大原則で、そもそもですけど、このトレーディングカード、ものすごい価値があるのに、マクドナルドのこの価格で、500円で売るっていうこと自体がもうおかしい話。そこを見つけにいくわけです」。

さらに「ビットコインなんかでも、日本人はほとんどうまくいってないんだけども、ビットコインなんて価値ゼロのやつが、今、1ビットコインが1800万ぐらいまで跳ね上がっているでしょ。それがいいか悪いかいろいろ意見はありますけど、単純に汗水流して働くお金だけじゃなく、ちゃんと目利きで、そこを見つけていくって力も、これから必要になるじゃないかなって思います」と語っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ポケモン「ハッピーセット騒動」 トミーズ雅「需要と供給」 橋下徹氏は時代の流れ 背景指摘