北斗晶、大阪・関西万博の帰宅困難騒動でパビリオンの対応に「ありがたいなと」
元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(58)が14日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。開催中の大阪・関西万博の会場で13日、大勢の帰宅困難者が発生したことを受けたパビリオンの対応について言及した。
大阪・関西万博の会場につながる唯一の鉄道路線である地下鉄大阪メトロ中央線で13日、車両に電気を供給するレールが停電。中央線は運転を見合わせ、大勢の来場者とスタッフが帰宅できなくなり、会場内で一夜を過ごした。
帰宅困難者のために、さまざまなパビリオンが館内を開放したり、お菓子や飲み物を配布したり、スマートフォンの充電用のコンセントを提供したりと対応。また、ポルトガル館やオランダ館は深夜にもかかわらず営業を再開したことも話題となった。
北斗は「ポルトガルとかも開けてくださったっていうのをやっていましたけど、ありがたいなと思いますよね。こういう緊急時、やっぱり不安になるので、開けてくださって、もし音楽が流れていたら、それだけで心が落ち着いたりとかすると思うので」と対応に感謝。
会場内にそれほど大きな混乱はみられなかったものの、小さな子どもを連れて夜明かしをせざるを得なかった人もおり、「駅で(子どもを)抱かれている人もみられたので、かなり親御さんたちは大変だったと思います」といたわった。
また、ジャーナリストの岩田明子氏は、騒動について「こうしたことは常に起こりうることなんだっていうことを想定して、プランA、B、Cっていうのは常に用意してなきゃいけないと思う」と指摘。
「(来場者が)滞留した時にアナウンスが、『どうしてください』ってアナウンスがあったのかどうか。あるいはピストンでバスを出すとか。いろんな手段があると思いますので、今後も、有事に備えた対応をしてただきたいと思いますね」と話していた。