メッセンジャー黒田有(2025年7月撮影)

お笑いコンビ「メッセンジャー」黒田有(55)が14日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。開催中の大阪・関西万博の会場で13日、大勢の帰宅困難者が発生したことについて言及した。

大阪・関西万博の会場につながる唯一の鉄道路線である地下鉄大阪メトロ中央線で13日、車両に電気を供給するレールが停電。中央線は運転を見合わせ、大勢の来場者とスタッフが帰宅できなくなり、会場内で一夜を過ごした。

SNSでは「オールナイト万博」がトレンド入りし、さまざまなパビリオンが館内を開放したり、お菓子や飲み物を配布したり、スマートフォンの充電用のコンセントを提供したりといった対応をしたことも話題に。ただ、混雑と暑さで体調を崩す人もみられ、36人が熱中症のような症状で搬送される事態ともなった。

黒田は「蒸し暑さと、あと、疲れもあったと思いますけど、(帰宅困難者が)ちゃんと並んで、日本人の素晴らしい所が出たっていうところが、誇らしいなとは思う」と、会場内に大きな混乱がなかったことを評価。

一方で、大阪メトロが復旧するまで約8時間かかったことに、「地下鉄が8時間も動かないってあんまり聞いた事がないんですよ。事故とか、だいたい何時間かたったら動くんですけど、8時間も動けへんってよっぽどの何かが…。その辺、どういう風になっているのかきっちり見ていただきたい」とも求めた。

中には、真夜中の会場を楽しんだ来場者もみられたが、「楽しめる元気な若い方はとかはいいと思うんですけど、お年寄りとかお子さんのことを考えたら…。これは本当に、もう1度ないとはいえない事故ですし」と懸念も。

10月の閉幕まで気温が高い期間が続くことも想定され、「水とかちゃんと、確保しておかなければならないであろうとも思います。せっかく盛り上がってきてるんですから、そういうところも、ちゃんとケアしてほしいなと思います」と語っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 メッセンジャー黒田、関西万博の帰宅困難騒動「もう一度ないとはいえない」